2015年09月08日
【タバコ・禁煙知識63】 タバコはストレス解消になるのか?
なかなか禁煙にふみきれないという方のなかには、タバコをやめてしまうとストレス解消できなくなるというお考えの方もいらっしゃるようです。
かくいう私も、タバコを吸うことが、ストレス解消の方法と思っていました。
タバコは吸う理由のひとつにあげられる、ストレス解消。
これは、本当にタバコを吸うことでストレス解消になるのでしょうか。
私自身を振り返ってみました。
何か重要な決定事項をする会議の前に、タバコを一服吸って気を落ち着かせる。
仕事の失敗をして、タバコを吸って落ち着きを取り戻す。
緊張、失敗などストレスがかかる場面では、必ず登場していたタバコ。
タバコ、そのものがストレスを解消してくれる、最適なものと思っていました。
しかしながら、それは間違いです。
タバコを一定時間吸わないと、イライラして落ち着きがなくなります。このイライラは、タバコを吸うと瞬時のうちに解消しますので、
「タバコを吸うと、どんなイライラも解消してくれる、素晴らしいものだ」
と思ってしまいます。
ここでよく考えてみましょう。
もともと、このイライラはタバコを吸っていたことで、ニコチン切れによる禁断症状で、そもそもタバコ自身を吸うことで出てくるものです。
またタバコを吸うことによって吸収されるニコチンは、脳内の伝達物質に作用して、自力では排出させない状態となり、タバコを吸うことでしか脳内で癒しや幸せ、満足感を感じさせることができなくなります。
タバコによって、イライラをもたらされ、タバコによってしかイライラを解消できない仕組みに作り上げられています。
タバコにコントロールされているだけにすぎません。
タバコ自身がストレスを解消してくれるものではなく、タバコが作り出したストレスを、タバコを吸うことで解消させているに過ぎないのです。
タバコのおかげで、平常時よりストレス解消しているつもりでも、実際はタバコのニコチン切れの禁断症状のイライラを、タバコを吸って平常に戻しているだけなのです。
そう考えると、タバコを吸うことが、いかに無駄なことではないかと考えられるのではないでしょうか。
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