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2015年06月21日

【タバコ・禁煙知識58】 禁煙外来 お医者さんと禁煙


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 最近では、さかんにテレビコマーシャルでもよく見聞きするように、禁煙するために禁煙外来に通院することは一般的になってきています。
 私の知り合いの身近な方も、自力でタバコをやめた方と、禁煙外来に通院してやめた方は半分ぐらいの割合です。
 だんたんとメジャーな存在になってきています。
 私はおかげさまで、禁煙外来には行かずに禁煙できていますが(薬局で禁煙補助薬のニコチンガムを購入しています)、禁煙を成功させるために、活用するのもひとつの案だと思います。


禁煙外来とは?

 喫煙者はニコチン依存症という病気です。
 タバコをやめることができないのは、意志が弱いとか根性が無いとかではなく、ニコチンの強い依存性があるために、簡単にタバコをやめるこができないのが原因です。
 このような「ニコチン依存症」は、治療が必要な病気とされています。病気は意志の力だけで治せるものではなく、医師の診断、診察、薬を使用したニコチン依存症の治療が必要です。それをしてくれるのが禁煙外来です。


禁煙外来での治療方法は?

 お医者さんの面談による、禁煙のためのアドバイスと禁煙補助薬による治療方法となります。
禁煙補助薬を処方してもらい、医師の指導のもと、禁煙を継続していくため、単独で一人で禁煙を行うよりは、禁煙の成功率が高まります。
 禁煙補助薬にはニコチンを含み、禁煙の離脱症状をやわらげるニコチンバッチやニコチンガムとニコチンを含まない飲み薬等があります。“ニコチンを含まない飲み薬は、チャンピックスと呼ばれ、ニコチン切れ症状を軽くするとともに、タバコをおいしいと感じにくくする効果を持ちます。


禁煙外来の費用は

現在では、健康保険等を使って禁煙治療が受けられるようになっています。
禁煙治療(自己負担3割とした場合)は、処方される薬にもよりますが8〜12週間で約13,000円〜20,000円の費用がかかります。
1日1箱喫煙する方なら、8〜12週間分のタバコ代(1箱410円として)は22,920円〜34,440円となりますので、保険診療で禁煙治療を受けた場合の自己負担額のほうが安くなる計算になります。
 (医療機関によっても差異がありますので、詳細は医療機関にお問い合わせください。)


禁煙外来の治療の流れは

禁煙治療では、12週間で5回の診察を受けて禁煙をしていきます。
診察に行くと、健康保険等で治療が受けられるかをチェックしてもらい、毎回の診察では、禁煙補助薬等の投薬の処方を受けるほか、息に含まれる一酸化炭素濃度を測定したり、禁煙での問題点や質問点も医師へ相談して、医師からのアドバイスを受けることができます。ちょっとした悩み事も相談できますので、ひとりで禁煙をしているよりは、格段に禁煙成功へ近づきます。
「お医者さんと禁煙」すれば、禁煙への成功の第一歩です。


自分自身で禁煙する自信がなければ、「お医者さんと禁煙」を始めてみませんか?
自分ひとりで禁煙を始めるよりも、効果的にできると思いますよ

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タグ:禁煙外来
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