★禁煙の効果とコツ　【禁煙徒然日記】　日常のお悩み　ご参考にどうぞ

　先週末にショッキングな出来事がありました。

　会社内で、喫煙所を通りかかったら、禁煙したはずの部下が、スパスパとタバコを吸っていました。

　「あいつは、確か去年の冬から禁煙していたよな」

　
私がタバコをやめたからということを聞いて、つられてタバコをやめていた部下ですが、禁煙半年ほどで、再喫煙をしてしまったようです。

「なんともったいない」

タバコをうまそうに吸っている姿をみて、そう思ってしまいました。

　そこで、喫煙所の扉を開けて中に入ると、私も吸いたい気持ちが起こると、収拾がつかなくなるので、喫煙所から出てきたタイミングで話しかけてみました。

再喫煙したのはいつ・どこで？

　再喫煙したのは、学生時代の友人と飲みに行った時に、まだタバコを吸っている友人の隣の席で、一本だけなら大丈夫だろうと、ついつい一本もらいタバコをしたそうです。
　その時は、あまり美味しくは感じなかったそうですが、その飲みの席ではその一本で終わったのですが、二軒目に行った時も、ついついもう一本ぐらい大丈夫だろうと、またもらって吸ってしまったようです。
　更に、その飲みの帰りがけに、酔った勢いも手伝って、コンビニでタバコを買って家に戻り、さらに家でも吸ってしまったそうです。
　もうタバコを買った時点でアウトですね。

久しぶりに吸ったタバコの味は？

　半年ぶりにタバコを吸った味はどうかと聞いてみたところ、最初の一本は特に美味いとも思わず、煙たいだけと感じたようです。それと少し頭がクラクラするような感覚となったとこのことです。
　しかしながら、家に帰って再度吸う頃には、以前タバコを吸っていたころの、あの感覚、落ち着くというか、美味しいというか、幸せに満ちたような感覚になってきたと言ってましたので、もう喫煙していたころに逆戻りと思います。
　

なぜタバコを吸ってしまったか？

　せっかく半年もやめていたのに、何で今さらタバコを吸ってしまったのか聞いてみたところ、どうしても吸いたい、吸いたいと思っていたわけでも無く、ただ飲みの席で、一本だけなら大丈夫だろうと、友達からもらい、吸っただけとのこと。
　その後は一本吸ったから、二本も変わらないだろう、今日だけ一箱だけ吸ってやめようと負の連鎖に陥ったようです。



　今では、この部下は、すっかり前と同じで、一日一箱吸ってしまっているようです。

　どうしても吸いたい気持ちがなくても、お酒の席でアルコールが入った状態で、何気なく口にしてしまったタバコ。

　たった一本でも、そのままズルズルと吸い続けることになるのは明白です。

　この部下も、一本吸っただけで、タバコを欲するタバコ脳へ逆戻りしてしまったようです。
　おそらく私でも、今一本吸ってしまったら、その後はもう吸わないという自信は全くありません。

　私も後、二週間ほどすれば禁煙してから一年が経過します。
　
　この出来事は肝に銘じて、過ごしていきたいと改めて思いました。


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