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2015年03月26日

【タバコ・禁煙知識47】 そもそもタバコとは何でしょう? 原料と歴史


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 タバコを長年吸っていましたが、そもそもタバコとはいったい、何でしょうか?
 何でしょうかというと抽象的ですから、原料は何で、どんな過程を経てタバコができあがっているのでしょうか。
 タバコの栽培農家が、という言葉はたまに聞くので、タバコは植物かとは思いますが、具体的には知らないので、タバコに関して調べてみました。
  タバコは購入すると、刻んだ枯れた葉っぱのようなものがが白い紙に包まれていますが、そもそもこの葉っぱみたいなものは何でしょうか。
 
 タバコはナス科タバコ属の植物を原料として、つくられます。タバコは、南米で栽培されたのが紀元で、15〜16世紀ごろには、ヨーロッパに伝えられた、数種のタバコ属の植物が栽培されていたようです。またタバコの直接の語源はスペイン語やポルトガル語のtabacoであると言われており、日本でもタバコとして広まっています。また漢字の当て字として、「煙草」と書かれることが最も多く、「煙の草」、なるほどです、確かにその通りですね。またタバコ属=Nicotiana、ニコチアナとはこれまたよく耳にする言葉ですね。
 
 タバコが植物であると分かりましたが、日本ではどのようにタバコを吸うようになっていったのでしょうか。タバコはコロンブスの新大陸到達後にヨーロッパ各地へ広まりつつあった16〜17世紀にかけて、日本へ伝えられたと言われています。しかしながら、「たばこ」の日本への渡来時期については、昔から多くの考証がなされて多様な説が主張されてきたが、明確なことは分かっていないようですが、江戸時代になると、「たばこ」は庶民の身近な嗜好品となっており、独自の文化をたどっていきました。
 江戸時代まではキセルで吸っていたタバコも、明治時代になり初めて現代のタバコの形、紙巻きたばこが登場してきており、同時期の政府が税金に着目し、たばこからの税金による財源確保という形ができあがってきました。そのため専売化されて(現在のJT、その前の専売公社)きたのも、この明治時代で、現代のタバコを取り巻く環境がこの時代にできあがったことが伺えます。そして、時は流れて昭和32年、国産初のフィルター付きタバコが発売されて、今では様々な種類のタバコが製造され、販売されています。

 タバコは、植物で、畑で栽培され、こんな歴史を歩んできたのですね。
 タバコを吸っている時には、こんなことは全く興味は無かったのですが、禁煙してから、そもそもタバコって何だろうと思うようになりました、不思議なものですね。
 また機会があれば、喫煙という行為に関しての起源や歴史について調べて、ご紹介してみたいと思います。
 

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タグ:タバコとは
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