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2015年03月23日

【禁煙62】 最近の禁煙による睡眠障害の状態


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 禁煙によっておこる睡眠障害、早期覚醒や中途覚醒、昼間に発生する強烈な眠気がありますが、禁煙開始して早9ヶ月目に突入して、睡眠障害はほぼ無くなってきました。
 一体、何をきっかけにして、緩和されていったのでしょうか、改めて振り返り考えてみましたのでご紹介します。 私の場合は、ちょうど、禁煙して二ヶ月経過して三ヶ月ぐらいに差し掛かったところで、夜眠りについても、2〜3時間で目が覚めてしまう、起きたくはないが、朝5時とか6時に目が覚めてしまう、といった、中途覚醒や、早期覚醒の現象がでてきました。また、夜眠りにつく際に、なかなか眠れずに時間が経過することも多々ありました。

 まずは、今の状態ですが、早期覚醒、中途覚醒と呼ばれる睡眠障害は全くなく、休みの日で遅くまで寝ていられる日は、8時、9時過ぎまで継続して睡眠ができるようにはなっており、寝ている途中で目が覚めて、その後眠れなくなるようなことは無くなりました。
 睡眠障害は、一度なると、それを気にして更に睡眠障害が続くことがあり、悪循環に陥る時があります。なぜ、私の場合回復していったかとご紹介しますと、対処療法と時間の経過につきると思います。
 睡眠障害といっても、特に病院に通院することなく、また睡眠導入剤などの服薬も無く、以下のようなことをして、時間経過して、だんだんと無くなっていきました。

  • 寝る前には静かな音楽を聴く
  • 寝る前にホットミルクを飲む
  • 規則正しい生活を送る


という至極単純なことと、ちょうど睡眠障害が出始めた時に、気分的に落ち込むことがあったので、禁煙途中からのニコレットガムを噛むという、少々変わったこともしました。

 ニコチンの補給が急激に無くなったので、自律神経がうまくコントロールされていないような気がしたので、藁をもすがる思いで、タバコを吸うことはできないが、ニコチンガムであれば、まだ大丈夫だろうとという自己判断のもと、噛み始めました。

 もしかすると、気分的な効果、プラシーボ効果もあったかもしれませんが、少しでもニコチン補給しているという感覚で、徐々に睡眠障害や気分的な落込みも解消されつつありました。

 禁煙に失敗するパターンは、このような睡眠障害、気分的な落込みで、吸えば元に戻るだろうという感覚で、吸ってしまうことも少なくないようです。それは意思の弱さとかではなく、禁煙によるニコチンの離脱症状のひとつです。
 もし、今現在、睡眠障害で悩んでおり、明らかに禁煙以外に原因が無い方は、少し気を楽にすることと、時間が経過することを待ってみるのもひとつの方法かもしれません。また生活に支障があるほど、調子が悪いということであれば、禁煙外来に行かれている方、かかりつけの病院がある方等は、医師に相談されることも選択肢と思います。

 睡眠がとれないことは、非常につらいと思いますので、ケアを十分にされて乗り切ることが大切です。


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