2015年03月19日
【タバコ・禁煙知識45】 チャンピックス
私は喫煙歴25年、禁煙歴8ヶ月、ニコチンガム使用のタバコのベテランですが、禁煙外来には通ったことがなく、禁煙のための飲み薬、チャンピックスに関しては良く知りませんでした。
ニコレットや、ニコチネルパッチのようにニコチン自体を補給するタイプではないということだけは知っていました。
ではチャンピックスとはどんな薬なんでしょうか
チャンピックスとは
チャンピックスは錠剤の飲み薬で、ニコチンを補給するニコチンガムやニコチンパッチとは違い、別の作用によって禁煙の離脱症状を軽減させる働きがあります。タバコを吸った時のニコチンが脳にあるニコチン受容体という部分に結合して、快感を生じさせる物質(ドパミン)を放出させることを、チャンピックスはニコチンの代わりに行います。
ニコチンが結合するよりは、少量ですが、ドパミンを放出させ、ニコチンの離脱症状を軽減させるとともに、タバコを吸った時のニコチンがこの脳の受容体に結合することを阻害して、チャンピックス服用中はタバコを吸っても、おいしいと感じさせることを邪魔して、禁煙を助けます。
チャンピックスを服用する際の注意
医師に相談することが、大前提ですが、まず、薬を飲んでアレルギー症状が出たことがある、精神疾患がある、腎臓の病気がある、妊娠中または授乳中、ニコチンを含んだ禁煙補助薬との併用は避けることと、それと以下のようなこともファイザー製薬のページには記載されていました。
禁煙は治療の有無にかかわらず様々な症状(気分が落ち込む、あせりを感じる、不安を感じる、死んでしまいたいと感じる等)を伴うことが報告されています。また、もともとこのような症状がある場合は、その症状が強く出ることがあります。本剤を服用中にこのような症状があらわれたら、服用を中止し、主治医にご相談ください。
チャンピックスを服用後に、めまい、眠気、意識障害等の症状があらわれ、自動車事故に至った報告があります。事故をふせぐため、自動車の運転など危険を伴う機械の操作はしないでください。
よくよく見ると、ずいぶんと、禁煙うつ的ななことがかかれています。ここまで書かれいると、少し心配になってしまったりもします。
私の身近でも、2人ほどチャンピックスで禁煙した方を知っていますが、ここまでの症状が現れたことはないそうです。
それも人によるかと思いますので、何ともいえませんが、やはり薬というのは医師の処方のもと、医師、薬剤師さんに相談しながら使わないといけないですね。
チャンピックスの服用方法
意外だったのが、禁煙開始予定日の1週間前からチャンピックスを服用し始めることでした。タバコを吸いながら薬を服用するのです。基本は服用開始から8日目に禁煙するとのことですが、8日前でも禁煙するのはかまわないそうです。
そして計12週間まで、薬を服用し続けて、めでたく禁煙という予定となります。
私自身体験していないのですが、チャンピックス自体をやめる時に少なからず離脱症状はないのかという疑問があります。チャンピックス自体の服用をやめる時が大変かどうかという情報がなかなか見つからなかったのですが、調べがつき次第、当ブログでご紹介します。
チャンピックスについて調べてみましたが、私自身の感想ですが、禁煙補助薬でしたら、ニコチンガムやニコチンバッチがいいように思います。私自身、薬を服用するのがもともと好きでないということもありますが、人にもよるでしょうが、ニコチンガムの方がとっつきやすい気がします。
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タグ:チャンピックス
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