2015年03月07日
【タバコ・禁煙知識38】 禁煙半年経過後の過ごし方 禁煙を継続するために
禁煙開始直後の苦しい時期の乗り越え、3週間、3ヶ月、半年(6ヶ月)の節目を乗り越えていくといった、充実感や達成感といったものがあり、苦しいことも多々ありますが、モチベーションがそれなりに維持できます。
しかしながら、順調に半年が過ぎていくと、これといってイベントも無く、かといって吸いたい気持ちが全く無くなっているわけでもないのですが、モチベーションも維持しにくいという倦怠期のようなものに入っていきます。
それでは、禁煙半年以降はどのように過ごしていくべきでしょうか。
意外でしたが、禁煙半年経過した方でも、再度喫煙してしまい、喫煙者に戻ってしまうことが少なくないということを耳にしたことがあります。最初それを聞いた時はそんなことはないだろうと思っていましたが、いざ自分がその立場になってみると、吸ってしまった方の心境は分からないことはありませんでした。
また、この時期の禁煙における注意点や、再喫煙しないようにするための過ごし方の情報も少ないものです。
半年経過したことによる安心感、その後は何を目標に過ごしていけば良いのかもなくなってきて、禁煙をするぞーという禁煙直後のようなモチベーションの維持が困難にもなってきます。
このくらいの時期になってきますと、猛烈に吸いたい、吸いたいという気持ちではなく、ちょっとしたストレスがかかった時もそうですが、ほっとした時、充実した時、ゆったりしている時もふと、煙草のことを考えてしまう時が多々あります。それに加えて、もうここまで吸わなかったから、一本ぐらい吸ってもいいだろうという、勝手な言い訳が出てくることもありますが、そこで吸ってしまうか、一本たりとも吸ってはいけないと吸わないでいるかのちょっとした差で、このまま禁煙が継続できるか、また喫煙者に逆戻りかの分かれ道になります。
この時期になってくると、煙草によって得ていた喜びを他のもので補うことが必要となってきます。煙草を吸っていたことで我慢していたことを、逆に煙草をやめることによって実現することを探すことが大事だと思います。
煙草を買ったつもりで、煙草の代金を毎日貯金する、煙草を吸っていた時間を計算して、1日で合計したその時間で自分の好きなことをするなど、煙草を吸わないことによって得られるメリットを享受することと、地味な吸いたい気持ちがあっても、吸わないこと(ここはニコチンの薬物依存ではなく、吸いたい気持ちを意思により我慢することです)を必ず継続する意思の決意をし直すことも有効です。
禁煙という言葉も、煙草を禁止していることなので、煙草を禁止しているのではなく、煙草を卒業する卒煙の状態になるようにならないといけないですね。禁煙半年経過ではまだまだ卒煙ではありません、いつでも喫煙者に戻ってしまう可能性が大きいということも心に留めておく必要があります。
せっかく禁煙半年経過してます、ここで吸ったら逆戻りです、もったいないですよ。
そう言い聞かせて、過ごしましょう。
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タグ:禁煙半年
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