2016年12月23日
日本語が通じてますか?出来る人の考え方してますか?
かいとんです。LINE@『塾講師かいとん』
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初めましての方へまずはこちら『かいとんの自己紹介』
皆さん勉強お疲れ様です。
前回の最後にお話しした通り、今日は、私が話したAさんの、危ない思考を掘り下げてお話しします。
その前に前回のAさんと私の会話を見てみましょう。
私『少しでもホワイト企業に勤められる確率を上げるために学歴をつけよう。』
A『学歴なんて仕事を始めたら関係ない。』
私『学歴をつけることで選択肢が増えるので、ホワイト企業に勤められる確率が上がる。』
A『いい大学を出たからといって、いい会社に入られるとは限らない。』
私『いい大学を出た人間が良い会社に入る割合と、そうでもない大学を出た人間が良い会社に入る割合を比べてみたらいいよ。』
A『いい大学を出てもいい企業に勤めていない人もいるのだから結局学歴は関係ない。』
私『じゃあ、東大卒100人とFラン大学卒100人とを比べたときに良い会社に勤めてる割合はどっちが多いと思う?』
A『もういい、私バカだってこと自覚してるからそんなことわからなくていいし』
私『なんでそんな後ろ向きなこと言うの?』
A『後ろ向きじゃないよ。自分のことバカだってみとめてるじゃん』
私『自己否定のどこが後ろ向きじゃないって?』
A『私は自分がバカだってことがわかってるからいいんだ。これからがんばります!もうこの話終わり。』
はい、思い出してもらえましたか?
前回のブログを見ていない人は見ておいてください。『前向きとはどういうことか?(勘違いした人との会話から)』←クリック
前回は、青色の部分についてお話ししましたが、今回は緑色の部分です。
Aさんの思考をものすごくザックリ言うと、
そもそも論点がずれていて
主観的で
例外ばかりを取り上げていて
主張に根拠がない
ので、説得力がありません。
まず、
私の
『少しでもホワイト企業に勤められる確率を上げるために学歴をつけよう。』
という発言が「仕事を始める前の段階」について話しているにもかかわらず、
「仕事を始めたら学歴なんて関係ない」
と、「仕事を始めた後の段階」についての発言をしていることです。
そもそも論点がずれているのです。
このブログは、勉強に関してのブログなので、一応説明すると、現代文でもこの手の間違いは良く起こります。
現代文が苦手な人はこの、論点がずれていることがよくあります。
論点がずれていると、問題に答えるときの前提が狂って来るので、そのあとの問題を解くときも間違えてしまいますね。
ですから、現代文が苦手な人はまず、「論点が何であるのか?」について、問題集の問題を解く前に考えてみましょう。
次に、
『学歴をつけることで選択肢が増えるので、ホワイト企業に勤められる確率が上がる。』
と、高学歴の人がホワイト企業に勤められる確率について話しているのに
『いい大学を出たからといって、いい会社に入られるとは限らない。』
と、例外の話をしています。
これ、ものすごく極端な例をあげますと、
@超名門高校の野球部に所属しているやつ
と、
A普通の高校の野球部じゃないやつ
を比べたときに
プロ野球選手になる確率ってどっちが高いと思いますか?
まぁ、間違ってもAではないですよね?
と、いう話をしているのに、
「でも、超名門校の野球部でもプロ野球に入れない人もいるじゃん?」
って、言いますか?
言わないと思いますし、私は言う!って人がいたら恥ずかしいので止めといたほうが良いと思います。
このように、本質的には同じ話なので、答え方は同じはずなのに、少し話の規模が小さくなると途端にわからなくなる人は、少し考えたほうが良いですね。
次の私の発言が
『いい大学を出た人間が良い会社に入る割合と、そうでもない大学を出た人間が良い会社に入る割合を比べてみたらいいよ。』
で、
『いい大学を出てもいい企業に勤めていない人もいるのだから結局学歴は関係ない。』
というものですが、ここも全体の割合の話をしているのに、例外を持ち出して返していますね?
しかも、一流大学を出た人間と、中卒とを比べたときに良い会社に勤めている割合は間違いなく一流大卒の方が多いわけですから、やはり学歴は関係あるのです。
で、結局、今日の記事で私が何を言いたいかというと
学歴をつけよう!
ではなくて、
論点を正確にとらえること
と、
出来る奴は、割合と確率で考える
出来ない奴は、例外で考える
ということですね。
出来ない奴は出来る奴になるために出来る奴と同じ考え方をしましょうね?
今日は以上です。
皆さん勉強頑張ってください。
----------------ごあいさつ-------------------
いつも、かいとんブログをご覧いただきありがとうございます。
このブログで紹介している方法は、実践していただければ、必ず効果のある内容となっております。
方法は単純で、特に新しい参考書を買う必要もありません。考え方を変え、紹介する方法を今すぐに実行していただくだけで出来ます。
皆さんの目標を達成するためのサポートができれば幸いです。
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私『学歴をつけることで選択肢が増えるので、ホワイト企業に勤められる確率が上がる。』
A『いい大学を出たからといって、いい会社に入られるとは限らない。』
私『いい大学を出た人間が良い会社に入る割合と、そうでもない大学を出た人間が良い会社に入る割合を比べてみたらいいよ。』
A『いい大学を出てもいい企業に勤めていない人もいるのだから結局学歴は関係ない。』
私『じゃあ、東大卒100人とFラン大学卒100人とを比べたときに良い会社に勤めてる割合はどっちが多いと思う?』
A『もういい、私バカだってこと自覚してるからそんなことわからなくていいし』
私『なんでそんな後ろ向きなこと言うの?』
A『後ろ向きじゃないよ。自分のことバカだってみとめてるじゃん』
私『自己否定のどこが後ろ向きじゃないって?』
A『私は自分がバカだってことがわかってるからいいんだ。これからがんばります!もうこの話終わり。』
はい、思い出してもらえましたか?
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前回は、青色の部分についてお話ししましたが、今回は緑色の部分です。
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そもそも論点がずれていて
主観的で
例外ばかりを取り上げていて
主張に根拠がない
ので、説得力がありません。
まず、
私の
『少しでもホワイト企業に勤められる確率を上げるために学歴をつけよう。』
という発言が「仕事を始める前の段階」について話しているにもかかわらず、
「仕事を始めたら学歴なんて関係ない」
と、「仕事を始めた後の段階」についての発言をしていることです。
そもそも論点がずれているのです。
このブログは、勉強に関してのブログなので、一応説明すると、現代文でもこの手の間違いは良く起こります。
現代文が苦手な人はこの、論点がずれていることがよくあります。
論点がずれていると、問題に答えるときの前提が狂って来るので、そのあとの問題を解くときも間違えてしまいますね。
ですから、現代文が苦手な人はまず、「論点が何であるのか?」について、問題集の問題を解く前に考えてみましょう。
次に、
『学歴をつけることで選択肢が増えるので、ホワイト企業に勤められる確率が上がる。』
と、高学歴の人がホワイト企業に勤められる確率について話しているのに
『いい大学を出たからといって、いい会社に入られるとは限らない。』
と、例外の話をしています。
これ、ものすごく極端な例をあげますと、
@超名門高校の野球部に所属しているやつ
と、
A普通の高校の野球部じゃないやつ
を比べたときに
プロ野球選手になる確率ってどっちが高いと思いますか?
まぁ、間違ってもAではないですよね?
と、いう話をしているのに、
「でも、超名門校の野球部でもプロ野球に入れない人もいるじゃん?」
って、言いますか?
言わないと思いますし、私は言う!って人がいたら恥ずかしいので止めといたほうが良いと思います。
このように、本質的には同じ話なので、答え方は同じはずなのに、少し話の規模が小さくなると途端にわからなくなる人は、少し考えたほうが良いですね。
次の私の発言が
『いい大学を出た人間が良い会社に入る割合と、そうでもない大学を出た人間が良い会社に入る割合を比べてみたらいいよ。』
で、
『いい大学を出てもいい企業に勤めていない人もいるのだから結局学歴は関係ない。』
というものですが、ここも全体の割合の話をしているのに、例外を持ち出して返していますね?
しかも、一流大学を出た人間と、中卒とを比べたときに良い会社に勤めている割合は間違いなく一流大卒の方が多いわけですから、やはり学歴は関係あるのです。
で、結局、今日の記事で私が何を言いたいかというと
学歴をつけよう!
ではなくて、
論点を正確にとらえること
と、
出来る奴は、割合と確率で考える
出来ない奴は、例外で考える
ということですね。
出来ない奴は出来る奴になるために出来る奴と同じ考え方をしましょうね?
今日は以上です。
皆さん勉強頑張ってください。
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方法は単純で、特に新しい参考書を買う必要もありません。考え方を変え、紹介する方法を今すぐに実行していただくだけで出来ます。
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出来る人は全体を見ますが、出来ない人は一点しか見ませんね。
出来る人は抽象度の高い情報を取り扱えますが、出来ない人は具体的でわかりやすいものでないと理解できないのです。
ですから論点がずれていることにも気づかないので、話がかみ合いません。