2020年06月03日
オークションの説明文を読まない入札者や落札者が多い
1.はじめに
以前もなにかの話題のついでに書いたような気がするが,最近,オークションの説明を読まない人が非常に多くなってるように思う,先日ノートパソコンを手に入れようとヤフオクをいろいろ探しまわったところ,程度の良い商品を出品してるショップを見つけたのだが,悪い評価がいくつかある
2.落札者に問題有り
とにかく商品が気に入ったので,入札する前に悪い評価の内容を覗いてみたのだが,なんとまあ,あきれるような落札者がいることにビックリ,商品説明に「電源が入らないジャンク品です」「部品取り等にご利用ください」「ノークレーム・ノーリターンでお願いします」と書いてあるのだが
その商品を落札した落札者が「非常に悪い」の評価を付けていて,コメントの内容が「液晶も映らない粗悪品でした,最低の出品者です!」と切れてるわけ,電源が入らないパソコンの液晶画面が映るわけないでしょうに,この落札者は,そもそもジャンクの意味がわかってないのかもしれない
同じ出品者の別な「非常に悪い」を見たら,落札者が「購入後のサポートが全然ダメです」ってコメントしてるんだが,この出品者の商品説明には,1行目に「購入後の使用方法に関する相談,セットアップやメモリ増設等のサポートは一切行いません」って書いてあるんだよ,でかいフォントで
3.出品者の方も大変だ
以前は,こういうパソコンとかの扱いがややこしい商品の中古を,オークションで手に入れるような人は,それなりのスキルのある人がほとんどだったのだが,オークションが一般化してから,そういう知識が乏しい人達も,安く手に入れられると言うことで,参加が増えてきてるのが現状だろう
出品側も防衛のためいろいろ対策してるワケだが,先のノートパソコンを探す段階で他の出品者のページもいろいろ見たけど,みなさん全般的に説明文が長くなってるように思う,とある出品者は商品説明が終わった下段に「注意事項:入札・落札時は以下をご了解したものといたします」
という注意書きが有るんだが,ちょっと長いのでツールで文字数をカウントしてみたら,これがなんと約3,000文字ちょっと有るわけ,スゴイです,400字詰め原稿用紙8枚分,こんなに長いと逆に読んでもらえないんじゃないかと思うが,トラブル防止というかトラブル時の自衛手段なんだろう
4.私のトラブル体験
パソコンを自作していたころは,時々,性能を上げるためとか,調子が悪くなってきたとかで,パーツを交換することが多かった,外した古い部品はヤフオクで処分していたが,知識の無い人が落札して面倒なことになったり,こちらにミスは無いのに返金することになったりしたことが数回ある
BIOSの設定もできないような人がマザーボード落札したり,使ってるパソコンのOSに対応したドライバーをネットからダウンロードしてセットアップできなような人がプリンター落札したりとか,こちらが「使用してるOSは何ですか?」って聞いても「それって,なんですか?」ってな人もいたし
以前,ノートパソコン譲った人がおじいさんで,いろいろ質問してくるんだが,取引メッセージの往復ではまだるっこしいので,電話でやりとり始めたら,早朝だろうが深夜だろうが電話がかかってくるようになって閉口したことがある,で,最近はその手の商品はほとんど出品しないことにしている
5.常識のない入札者への対応
説明文をよく読まない人が増えてきているのは間違いないが,最近はちょっとおかしな要求をしてくる落札者も増えてるように思う,高さが1mを超えるような鉢植え植物を,落札した後で「第4種郵便での発送希望です,その方が送料安くなるので」なんて連絡が来たりする,対応不可能ですって
まあ,そういう無茶な要求をしてくるような方々は,過去の取引でほとんどの場合トラブルを起こしてるから,マイナス評価を受けてる場合が多い,そういう方が入札してきた場合は,評価のやりとり等から判断して,状況次第では入札の取り消しで対応しているが,それでも万全という訳では無い
6.おわりに
ということで,以前はよかれと思って商品説明や取引条件等をこと細かに記載していたのだが,読まれない説明は意味が無いと判断して,最近の出品では説明文は要素を絞ってできるだけ少なくするように心がけている,しかし,この問題,取り扱う商品にもよりけりだが,なかなか難しい所がある
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