2019年09月15日
ドライブレコーダーの接着用両面テープを剥がす方法
1.はじめに
使ってるドライブレコーダーは,前方録画だけだし,少々古くなってきたので,後方も録画できる最新の製品に交換することにした,とりあえず付いてるものを外さなきゃいけないのだが,このドライブレコーダーの本体を固定してるステーの部分の両面テープが,もう超絶剥がれにくいのである
2.非常に頑固な両面テープ
とりあえず手で引っ張ってみるが,びくともしない,少々のことで剥がれるようなシロモノでは無いようである,取り外す品物が不要なものなら,強引にやるのもありだが,ちょっと古いとはいえ機能的には問題が無いので,オークションに出すなり活用方法があるだろうから壊さないで外したい
ドライバーなどでこじるとガラスにキズが付きそうだし,薄手のスクレイバーもあるのだが,これも金属製なので使えそうもない,プライヤーレンチでステーをこじってみようかとも思ったが,とにかくステーを手で揺すってみた感じでは,物理的な方法で(力任せで)剥がすのは不可能なようである
3.DIY精神で両面テープ剥がしに挑戦
悩まずにイエローハットとかオートバックス等の,それなりのショップに駆け込めばどうとでもなるんだろうが,ここはDIY精神でいくことにして,自宅にある物で何とかならないかと,思いを巡らすというか,その手の資材等を置いてる納屋みたいなコーナーや自室の工具棚等を覗いてまわる
見つけたもので使えそうなシロモノが,3M(スリーエム)製の「のり取りクリーナー」,「6号の釣り用テグス」,「無水エタノール(エタノール99.5%)」の3点,これでなんとかならないか,フロントガラスに強力に張り付いてる,ドライブレコーダー用ステーの両面テープ除去に挑戦してみた
4.両面テープ剥がしの実際の作業
こののり取りクリーナーをステーを少しこじってちょっと隙間を空けてスプレーする,スプレーの液が浸透した頃にステーとガラス面の隙間にテグスを通して左右にゴシゴシこする,またのり取りクリーナーをスプレーしてからテグスでゴシゴシの作業を繰り返す,これをステーが剥がれるまで繰り返す
この方法でドライブレコーダーを固定するステーの部分をガラスを傷つけることなく,剥がすことができた,要するにのり取りクリーナーで接着剤を軟化・分解して,テグスでかぎ取ったと言うことになるだろう,ということでテグスよりたこ糸のようなねじりのある糸がいいかもしれない
5.両面テープ剥がし作業終了後
この後,前に付いていたのりの成分を綺麗に除去するためと作業時についた手などの脂分を除いて,新しいドライブレコーダーのステーがうまく固定できるように,周辺を無水エタノールで綺麗に拭いておいた,たまたま無水エタノールがあったから使ったが,薄めた中性洗剤なんかでもいいと思う
ほかにもクリーナー液が垂れたときのために,ダッシュボードには新聞紙を敷いておいた方がいい,また余分に吹いたクリナー液を拭き取るためのティシュペーパーやウェスも準備しておこう,テグスでゴシゴシ作業をやると。テグスが手に食い込んで痛いので軍手をして作業したほうがいい
6.作業を終えてからの感想
このドライブレコーダー等の接着に使われている,強力な両面テープはいずれのメーカーも3M製の両面テープが多いのだが,今回使った,たまたま自宅にあった,のり取りクリーナーが3M製だったのは偶然なのだが,相性が良かったのだろうか,意外と簡単に綺麗に剥がすことができた
この手ののりはがし材は,テープはがしとかのりはがしとかいろいろな種類が出てて,容量が少なく価格も安い製品もイロイロ販売されている,ホームセンター等の該当するコーナーに行くとけっこう迷ってしまうくらい種類があるが,ニチバンや3Mの製品ならどれを選んでも大丈夫だろう
7.おわりに
この作業はたぶん冬とか気温の低いときより,気温の高い時期の方が接着剤が柔らかくなっているから,作業はスムーズに行えると思う,またスプレーのガスには芳香剤が添加されてる物があるが,けっこうにおいがきついので作業時は,ドアや窓はなるべく開けて作業した方がいい
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