2018年07月13日
ハチに刺されたら症状が軽いようでも病院に行った方がいい
1.はじめに
過去にハチに刺されたのがいつなのか,確かな記憶はないのだが,たぶん20年以上前にミツバチに刺されたことが有るくらいだと思う,で,先日庭木の剪定をしていたら,不覚にもハチに刺されてしまった,この庭木のてっぺん付近は,よくアシナガバチがウロウロしてるので気にはしてたのだが
2.ハチに刺された時の状況
庭木の高さを抑えようと頂点部分の剪定をしていた時,2番目の木のてっぺん近くの枝を左手でつかんで右手の剪定ばさみで,切り取ろうとした瞬間,両方の手先に電気ショック的な激痛が走って,同時にその木のてっぺん付近から,複数のアシナガバチがぶわ〜んと飛び出してきた
うわ〜っ!てな感じで,脚立から飛び降りで一目散に現場を離脱,長袖の作業着に手袋や作業帽もかぶっていたため,刺されたのは左手の中指先端と右手の人差し指の付け根部分の2カ所だけだった,しばらくしてから,よくよくその木を見たらてっぺん付近に直径10cmくらいの白い巣がある
この巣を,切り取ろうとした枝と一緒のぎゅっとつかんでしまったようである,そんなことされたらハチも怒るのは当然だろう,この木の近くを通るとハチが近くに寄ってきたりしてたけど,お互い相互干渉なしの平和的共存ができていたんだが,私が一方的に攻撃したことになるんだろう
3.蜂に刺された場所をよく確認
とりあえず2カ所の刺された場所をよく確認する,左手は中指先端でちょっとヒリヒリするが,さほど痛みは無い,ただ右の人差し指の付け根の方は,ジンジンと痛む,幹部をぎゅっと絞って毒を流水で流してから,氷で冷やしたりしてしばらく様子見,ひどくなるようなら救急車呼ぶ覚悟である
ひどくはないがそこそこ痛みがあるんで,ちょっと心配になる,というのも以前の職場で同僚がハチに刺された時,アナフィラキシーショックで本当に死にかけたことがある,そのときの様子は別記事に書いてあるが(詳細は→こちら),まさかそんなことにはならないだろうなとじっとしていた
4.蜂に刺された当日(1日目)
ということでしばらく様子を見ながら安静にしてたが,ショック症状や特に気分が悪くなるようなこともなかったので通常の生活に戻る,左手は少し赤みがある程度だし,右手の方も多少の痛みはあるものの,まあ大したことはないだろうと,それ以上は気にしないことにした
5.蜂に刺された翌日(2日目)
2日目もだいたい前日と同様な状況だが,ちょっと腫れが出てきたように感じたので,ネットで調べてみたところ,ショック症状とかが無ければ,そのまま放っておいても5日から1週間程度で腫れや痛みは治まるように書いて有るところが多かったので,そのままで特になにもしなかった
6.蜂に刺された翌々日(3日目)
刺されてから3日目の朝だが,起きたとき右手にすごい違和感を感じた,枕元の目覚まし時計を手に取ろうとしたら,右手の指がうまく曲がらないというか,とにかく時計をつかめないのである,なんじゃこりゃ? の状態で,起きて照明をつけて自分の右手を見てびっくり仰天
右手の人差し指の刺された部分を中心に周囲がただれたように炎症を起こしてる,またその部分は指自体がパンパンに膨らんで曲げることもできない,手の甲も全体的に腫れ上がってグローブみたいになってるし,無理にグーを握るとドラえもんの手先みたいに丸くなって笑ってしまうほどの状態
7.蜂に刺された翌々日に病院に急行(その1)
う〜ん,これはかなり素人目にもヤバイかも,右手首から先がホカホカと熱っぽい状態だし,なんか遅効性の毒でも効いてきたんだろうか,などと素人が考えて居てもしょうがないので,ここは素直に病院のお世話になることにしようと思ったが,病院は外科? 内科? 皮膚科? どこだろう?
はれぼったいなんて状況じゃなくて,パンパンに腫れた右手が,思うように動かせないんだが,なんとかキーボードとマウスを操作してネットで調べたら,ハチ刺されの場合は皮膚科と言うことが判明する,以前行ったことのある皮膚科の診察券と保険証を持って,クルマで約10分の皮膚科に急行
8.蜂に刺された翌々日に病院に急行(その2)
受付で受付順の一覧表に名前を書かなきゃいけないのだが,利き手の右手は指が曲がらないので字を書くのも至難の業,「山下」とかの書きやすい名前ならいいんだが,私は名字も名前も画数多いんで,こういう時は大変である,まあとりあえず名前がわかればいいだろうからカタカナで書いちゃう
待つこと30分ほどして診察室に呼ばれる,先生が「どうされましたか?」と聞くので,ことの顛末を話したら,刺されてから時間が経ってから出てくる症状もいろいろあるそうで,とにかくひどい症状が無くても,ハチに刺された場合は,念のため早めに病院に来た方がいいですよって言われた
9.蜂に刺された翌々日に病院に急行(その3)
ということで,下の写真の2つの薬を処方された,1つはヒスタブロック配合錠という錠剤,もう1つはジフロラゾン酢酸エステル軟膏0.05%という塗り薬で,いずれも炎症を押さえたり皮膚疾患に有効な薬のようである,ちなみにヒスタブロック配合錠は毎食後3回飲むんだが,かなり眠気がくる
その処方された薬を使用してて4日目になったら,腫れや赤みもほとんど収まってきて,キーボードやマウスの操作もやりやすくなってきた,ということでいまこの文章をタイプしてるわけだが,診察料と薬代で合計640円だったけど,やっぱ最初から病院に行くべきだったと反省至極である
10.おわりに
最初はたいした症状は出なくても,時間が経ってからひどい症状がでてくるようなことが有るなんてこと,私はまったく知らなかった,刺された直後がひどくて,時間経過とともに収まっていくんだろうと思っていたけど,これは私の大きな認識ミスだが,意外と知らない人が多いんじゃなかろうか
とにかくハチに刺されたら病院(皮膚科)に行くべしである,今回刺されたのが2カ所で,特に痛かったのは1カ所だけだったので軽く考えていたが,大きな間違いだった,当初の症状はたいしたこと無くても,翌日とか翌々日に症状が出てくるような場合が有ると言うことは知っておいた方がいい
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