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2018年03月11日

引き戸に隙間ができる,閉まらない,開いてしまう時の対処法

引き戸が閉まらない (1).jpg

1.はじめに
 上の写真のように洗面所の引き戸が,最後まで閉めても引き戸自体がちょっと後退してしまい,1cmくらい隙間があくようになってしまった,ちゃんと閉まらないとすきま風で寒いし,洗面スペースで使ってる電気ストーブの効率も落ちるので対処することにした


2.引き戸のブレーキの構造について
 我が家の引き戸は,下の写真のように屋根側にブレーキ強度を調節する凸部分があって,引き戸の方の凹部にブレーキ本体があるという構造である,この機構で引き戸が柱側にドンッとぶつかったりしないように制御してるんだが,どうもこれがおかしくなってしまったようである

引き戸が閉まらない (2).jpg引き戸が閉まらない (3).jpg

 凸部の調節機能でブレーキ強度を最大にセットしても,正常に機能してないようで,柱に直接ぶつかるようになってしまった,また,引き戸をそろりと丁寧に閉めても,ちょっと後退して1cmくらい隙間が開いてしまう,どうも引き戸側の凹部の内部構造に問題があるようである


3.引き戸そのものを外して確認
 引き戸自体を外して凹部の状況を見ると,ブレーキの根幹部分である樹脂部分が無くなってる(下の写真),下の方のレール部分を見たら,この凹部分に使われてた樹脂の砕けた小片がいくつかレール内にあった,たぶんほとんどが掃除機に吸い込まれて気づかなかったんだろう

引き戸が閉まらない (6).jpg

 部品を外す時,ネジを力を入れて回しても動かない場合は,無理しないでCRCをちょっと吹いてしばらくしてから作業したほうがいい,それでも固いようならネジの頭にドライバーを当てて金槌でドライバーの頭をガツンとやれば,ネジが食い込んでる相手は木材だから,ショックで回しやすくなる


4.交換用の部品をネットで購入
 要するに,このブレーキ機能を担う樹脂部分が経年劣化でダメになってしまって,引き戸を閉めるという動作に対してブレーキの効果がなくなってしまったってことである,で,話は簡単,この部品を交換すればいいということになる,ということでさっそくネットで検索

 我が家のドアや引き戸等の内装関係はNAISという,現在のPanasonic製なのだが,Panasonicのホームページに製品情報は有るんだが,この部品の販売はしてないようである,ハンドル等の部品は販売してるのに,なんでだろう,いろいろ探したが販売してるショップを見つけることができなかった
 
 ネット上をうろついていたら,同じ規格でYKKの製品があったのでこちらを購入した,ブレーキ調整機能のある凸部分が770円(税込),引き戸側の凹部のブレーキ部分が1,430円(税込)だった,通販だったが,メール便対応だったので送料は気にならない額だった(下が購入した新品の部品)

引き戸が閉まらない (4).jpg


5.交換用の部品の型番
 正確な商品名と型番は,凸部分が「YKKAP交換用部品 引戸ブレーキ(枠側),品番:HH2K-33287」で,凹部分が「YKKAP交換用部品 引戸ブレーキ(本体側),品番:HH2K-33288」である,この部品はPanasonicでは製造してなくて,YKKの製品を使用してるということなのかもしれない

 なお,実店舗でもDIY用品を扱ってるような大型ホームセンター等なら,商品を置いてあるかもしれないし,そういうショップは在庫が無くても,注文すれば取り寄せしてもらえるはずである,ショップに出向く際は,実物を持参するか部品の全体像や型番等をスマホで撮影して持参しよう


6.ブレーキ部品を新品と交換する
 注文から3日ほどしたら部品が届いたので早速交換作業を行う,凸部分の2箇所,凹部分の2カ所のネジをそれぞれ外して,新品の製品を取り付けるだけ,下は引き戸の凹部品を新品に交換した状態,この程度の作業でも,以前業者に頼んだ時には,10,000円ほど請求された

引き戸が閉まらない (7).jpg

 この凹部のブレーキ部分にセッティングされてる緑色の部品というか樹脂みたいな部分は,なんという名称か知らないが,引き戸を閉めるときにはブレーキとして作用するが,逆に引き戸を開ける時は,全くの無抵抗状態になるという,まことに不可解な樹脂である


7.ブレーキ部品を新品と交換した結果
 新品に交換したからスムーズに行くはずだが,なんと引き戸を閉めても,引き戸が後退して1cmくらい隙間ができる,ブレーキの調整機能をかなり強くすれば,ちゃんと閉まるのだが,ブレーキが強いため最後までぴったり閉めるのにすごい力が必要である,これは直ったという状況からはほど遠い

 状況をよくよく観察してみることにする,ブレーキは全く効かない状況にして,引き戸をゆっくり柱まで閉めてみる,すると引き戸が1cmくらいスッと後退して止まる,床自体や引き戸の傾きなのかと思ったが,それならもっと下がってしまうだろうし,どうも下部のレールに問題が有るようである


8.引き戸のレール部分に問題有り
 今度は床のレールの方をよくよく観察する,下の写真の青い矢印部分が,ちょうど引き戸の戸車が停止する部分,その先の赤い矢印部分がレールの端なんだが,長年同じ部分に戸車が停止することで,レールの端の方へ力が加わったのだろう,レールの端がわずかに持ち上がってしまったようだ

引き戸が閉まらない (5).jpg

 ということで,上の写真のように,レール端をヤスリでゴシゴシほんの少し削ったところ,ちゃんと最後まで閉まるようになった,ブレーキの加減を調節したら,柱の手前でちょっとブレーキがかかるが軽く手で押せば最後まで閉まって後退することはない,という新品状態に戻った,修理成功!


9.おわりに
 我が家は建ててから今年で14年目になる,このブレーキ部分の緑色の樹脂は10数年で劣化してしまうようである,この劣化は使用頻度には関係ない,ほとんど開閉操作はしてない納戸の引き戸についても,引き戸を外して点検したら,この樹脂部分はボロボロになっていた

 ある程度の年数が経ったら,交換すべき部品のようである,部品さえ手に入れば,プラスドライバー1本あれば可能な作業なので,自分でやった方がお得である,また,部品交換しても最後までちゃんと閉まらないような場合は,下部のレールの変形をチェックした方がいい



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