2022年01月08日
モンテッソーリ教育が教えてくれた「信じる」子育て
★★★★★
本の概要
モンテッソーリ教育を使った子育て方法について書かれている。主に0歳から6歳の子供への教育に焦点が当てられている。著者は、元・保育教諭のモンテッソーリ教師。
文中イラストあり。重要なポイントなどにじめから強調修飾がなされているところあり。本の中に記載されているURLから、特典音声データをダウンロードできる。これは著者ご本人による追加メッセージとなっている。
感想など
モンテッソーリ教育というものに初めて触れてみた。GAFAMの創設者なども受けてきたと言われるモンテッソーリ教育には、以前から興味はあった。でもその呼び名以外、私はよく分かっていなかった。
でもこの本を読んだら、その全貌は掴むことができたと思う。
モンテッソーリ教育とはもしかしたら、教育という名の下で苦い扱いを受けたことのある多くの人が一度は思い描くような理想形の教育方法を言語化したものなのかもしれない。私の場合、学生時代あたりに「親や先生やコーチが自分のことをこういうふうに教育してくれたら良かったのに」「自分だったら子供や人をこう育てたい」というような想いだけはいっちょ前にあったけど、まさにそういう内容に近いものがモンテッソーリ教育なのかもと感じた。
とはいえ、思うは易し行うは難し、ということで、それを我流で洗練し、言語化、体系化して常に心に留めておくことは普通できないし、実行となったらなおさら無理に近い。できたとしても、結局独りよがりになりがちなのではないか。
そんなとき、このモンテッソーリ教育の知識・実践の体系がとても役に立つのではないだろうか。
基本的には0歳から6歳までを対象とした書き方がされている。なんだうちはもう遅いか、、と思ったが、6歳になってしまっても「「もう遅い」なんてことはありません。」と書かれているので、一応大丈夫な模様。それでもやはり、6歳までにやるのがベストなんだろうな。もっと早くこの手の本を読んでおけばよかった。
内容は実践的であり、読みやすく、好感が持てる感じだった。
タグ:モンテッソーリ教育
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posted by myreading at 07:11| 実用・教育 --- 育児