2008年01月27日
機動戦士ガンダムUC 3 (3) (角川コミックス・エース 189-3)
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★★★★☆
今度は敵の中の主役がやっと出てくる
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メカニックの描写は、相変わらず凝られていてすごい
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書かれている描写を頭の中で3D映像として想像するのには、けっこう脳体力がいる。でも頑張って読むと、そこが面白い
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あと、主人公が戦っている時の表現もいい!
それまでのアニメだと、MSのパイロットってみんなわりと楽に操縦しているように見える。でもこの小説だと、その時の本当の苦しみが十分に伝わってくる。
富野氏の小説だど、『Zガンダム』でカツが死ぬ時の描写が凄かったけど、あれを頻繁に再現している感じ。
あと、連邦軍の軍人たちの保守的な態度、要はよく言われるような、よからぬ大企業や一般的に抱かれているイメージな公務員的な感じ、がうまく書かれていて面白い。そこに疑問を抱きまくる少年の気持ちなど、どんぴしゃな感じが良かった。
シャアの再来的な感じが全面に出されている。でもシャアとアムロの再来は、今までのガンダムシリーズで幾度となく描かれてきたので、特に目新しいことではない。
展開は、ちょっと予測不可能になりつつあるので、続きに期待したい。
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タグ:フル・フロンタル
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