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いつか日本の映画界に革命を起こします。 映画のわくわくで世界は平和になると信じてます。
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2017年11月28日

16作目 「日本のいちばん長い日」 (2015 日本)

昭和史研究の第一人者・半藤一利の傑作ノンフィクション「日本のいちばん長い日 決定版」を、「クライマーズ・ハイ」「わが母の記」の原田眞人監督が映画化。1945年8月15日に玉音放送で戦争降伏が国民に知らされるまでに何があったのか、歴史の舞台裏を描く。太平洋戦争末期の45年7月、連合国軍にポツダム宣言受諾を要求された日本は降伏か本土決戦かに揺れ、連日連夜の閣議で議論は紛糾。結論の出ないまま広島、長崎に相次いで原子爆弾が投下される。一億玉砕論も渦巻く中、阿南惟幾陸軍大臣や鈴木貫太郎首相、そして昭和天皇は決断に苦悩する。出演は阿南惟幾役の役所広司、昭和天皇役の本木雅弘をはじめ、松坂桃李、堤真一、山崎努ら。
                                       映画.comより

予告編はこちら↓↓↓





<ちんたらと前置き>

どうも、明日から高校生活最後の定期テストを迎える夢追い人です。
テスト勉強もある程度しなきゃいかんという状況なので今日は短めに。

宮城事件(またの名を玉音盤事件) 皆さんご存知でしょうか?
みやぎじけんじゃないですよ。きゅうじょうじけんです。
日本史勉強してる受験真っただ中の友達に聞いてみたんですけど、ほとんど知らなかったので高校レベルの日本史ではやらないようですね。
実際私も今作を観るまでは知りませんでしたから( ̄ー ̄)

教科書にはのっていないけどこの事件めちゃ重要だと思います。
簡単に言うとですね。
太平洋戦争終戦間近に本土決戦を強行しようとした陸軍の青年将校たちのクーデタです。
歴史にifは禁物といいますが、もしもこのクーデタが成功していたら日本は本土決戦でアメリカの猛攻に玉砕し、今の日本はなかったでしょう。
ひょっとすると広島と長崎以外の各地にも原爆投下なんてこともあったかもしれません。
まさに日本の運命を決した重要な事件だったわけですがなぜかこれが教科書に載っていない(;´Д`)

なぜに宮城事件が教科書にのっていないのか?
色々調べてみましたけど、「天皇を冒涜する事件だから」「成功していないし、規模も小さかったから」などの理由が見つかりましたがどれもう〜んという感じ。
私としては載せない理由がわかりません(´・ω・)
もうちょっと深く掘り下げたい気もしますがなんせ時間がないもので…
申し訳ないですが、さっそくストーリーを追ってきます。



以下ネタバレ注意






<サクッとストーリー>

soukanzu.png

わりと登場人物がごちゃごちゃしてた気がするので、この相関図である程度把握しながら観たほうがいいかもしれません。

時は太平洋戦争終戦間近。新たに組閣された鈴木内閣の総理大臣鈴木貫太郎(山崎努)は自分が総理大臣の間に戦争を終わらせることを誓います。
しかし時は戦争時代。軍部やほかの閣僚、官僚のなかには神国日本の名誉のため降伏なんぞせずに本土決戦に持ち込むべきだという意見も多々あり、鈴木貫太郎だけでは戦争終結には持ち込めません。
そこで彼の力になるのが昭和天皇(本木雅弘)です。
絶対の存在である天皇が発する戦争終結の聖断にはどれほどの要職についていようと逆らえるものではありません。
陸軍を代表して入閣していた陸軍大臣の阿南惟幾(役所広司)は、天皇陛下の聖断と陸軍の本土決戦に対する強い情熱の間に挟まれ苦悩します。

広島や長崎に原爆が落とされるなど本土にも甚大な被害が出始めるにつれ、戦争は終結させるべきだという方向に流れていき、ついにポツダム宣言の受諾が決定されます。
特に陸軍の幹部はこの決定に苦しみますが、天皇の聖断には逆らえず納得せざるを得ません。
しかし、ここで最期まで納得しなかったのが陸軍のなかでも若い青年将校。
畑中少佐(松坂桃李)を中心として、クーデタをおこそうとします。
彼らの目的は、天皇陛下の終戦宣言を録音した玉音盤を盗み、ラジオ放送を防ぐこと。
そうすることで戦争を続け、本土決戦に持ち込もうとしていました。
彼らは陸軍の幹部を訪ねまわりクーデタへの協力を要請しますが承諾してもらえません。
仕方なく自分たちだけでクーデタを強行し、師団長を殺害したのち、皇居を制圧せよという内容の偽の師団長命令を出します。
偽の命令に動かされた近衛師団は玉音盤の捜索を始めますが、玉音盤を隠した天皇の侍従のおかげで玉音盤は発見されず。
後に皇居に到着した東部軍大将の田中静壱によりクーデタは鎮圧されます。

クーデタは失敗に終わりましたがクーデタに強い責任を感じた阿南惟幾は自宅で腹を切り自害します。
クーデタを計画した畑中ら青年将校もクーデタの失敗後自害しました。
かくして無事にラジオ放送はなされ、戦争は終結しました。




今作から学んだのは、戦争を終わらせる難しさですね。
最後まで降伏に反対したのは陸軍なのですが、実は彼らの軍は本土決戦に向けてほとんどが温存されていたんですよ。
戦争期間中ずっとお国のために命を捧げろと教育され、行き過ぎた愛国心を刻み込まれた人々からなる軍ですから降伏に納得できない理由も少しはわかる気もします。
一番かわいそうなのは、クーデタをおこした青年将校たちなのかもしれません。(間違ったことをしているのに違いはありませんが。)
戦争中に心にたまっていた情熱を開放できる矛先はやはり戦争で最期まで戦うことだったのでしょう。



「日本のいちばん長い日」はこちらから

日本人として知っておくべき歴史だと思いますよ。

それでは今日はこれにて('ω')ノ










2017年11月27日

15作目 「ファニーゲーム」 (1997 オーストリア)

1997年のカンヌ国際映画祭で、そのあまりに衝撃的な展開に途中で席を立つ観客が続出。斬新なスタイルとショッキングなテーマ性でその年のカンヌの台風の目となったが、賞レースでは無視された。2001年、「ピアニスト」でカンヌのグランプリを獲ったミヒャエル・ハネケの、早すぎた金字塔的作品。
                                         映画.comより

予告編はこちら↓↓↓





<長々と前置き>

今日ご紹介いたしますのは言わずと知れた「ファニーゲーム」。
まじで意味わからんほど胸糞悪う映画でございます。
覚悟してご覧ください。

映画がクソなわけではないんですよ。
ただストーリーがね…
平和に暮らす家族がイカレた2人組にただただいたぶられるっていうね(;^ω^)
まともな人間なら胸糞悪くなりますよ。
もしこの映画を嬉々として観ている人がそばにいたら気を付けてください。
絶対サイコパスですよ、そいつは。

だいたいこんな映画撮ろうと思いますか?
ひたすらに暴力を振り続けるってストーリーを思いついて、しかもしっかり映画化、さらには映画としての完成度はかなり高いって…
監督のミヒャエル・ハネケは奇人ですよ。

もうね、冒頭から異次元。
家族3人が仲良く車に乗っているところから始まるんですけど(若干「シャイニング」感がありました笑)初めは音楽がクラシックなんすよね。
でも急にそれが止まって、画面一面にバーンてタイトルが真っ赤な字で出てきてそっからメタルですよ。

20141009172059d05.jpg


ガンガンヘドバンしてそうなただ叫び続けるメタルが流れるんですよ。
でもその曲の間も家族を乗せた車は走り続けるんです。
この映像と音楽の何とも言い難い合ってない感(;´Д`)
冒頭から監督の世界に引き込まれていきます。
この曲です。


この作品のテーマって何なんだろうか?って考えてみたんですけど、考えても考えてもわかんないんですよね。
もし監督がこめた重要なテーマが内包されてるのだとしたら、おそらく今の私では理解できません。
この先生きていく中で、こういうテーマにちがいない(´▽`*)って思える日が来る日を心待ちにしてます。



それではサッとストーリーを追ってきますよ。



以下ネタバレ注意





<サクッとストーリー>

平和な休暇を別荘で暮らす父のゲオルグ、母のアナ、息子のショルシ、ペットの犬の一家。
そこに卵をもらいたいという男、ペーターがやってきます。
気の良いアナは彼を招き入れ卵をあげますが、彼はその卵を落とすわ、アナの電話を水に落とすわと迷惑なことばっかりする。
卵を2回も落としたくせに、まだくれとがめついペーター。
だんだんイライラしてきたところにもう一人の訪問者パウエルが現れます。
パウエルが現れた途端、ペーターの態度は一変し礼儀正しさがなくなります。
アナが2人と口喧嘩になりかけるところでゲオルグ登場。
仲裁しようとしたゲオルグの膝をパウエルがゴルフクラブで砕きます(;´Д`)
家族はみな捕まり(ちなみに愛犬は先に殴られて死んじゃってます('Д'))、12時間後に家族が生きているか、2人組が生きているかという賭けのゲームが始まります。

ここからはホントにひどい展開。
ゲオルグは砕かれた膝をさらに痛めつけられ、アナは子供の前で服を脱がされ、子供のショルシまで殴られます。
チャンスをうかがってショルシが逃げるんですけどあっさり捕まっちゃいます。
しかもそのときたまたま見つけて持ち帰ったショットガンでショルシはあっさり射殺。(こんなに子供をあっさり殺してしまう映画ってあんまりないはず)
ショルシを殺したところで2人組はいったんずらかるんですよ。
そのチャンスに次はアナが逃げるんですけどこれまた帰ってきた2人組が捕獲。
アナを連れて戻ってきた2人組はショットガンでゲオルグを殺そうとします。
しかし隙を突いたアナがショットガンを奪いペーターを射殺。
観てる側からすると、よっしゃあああああああ(∩´∀`)∩って感じです。
でもね、まさかのパウエルは第四の壁をこえるもの。(第四の壁をこえるってのは、観客に話しかけたり、話の展開を捻じ曲げられることです。デッドプールとかがそうです)
テレビのリモコン使ってシーンを巻き戻してペーター射殺を阻止。
あっけなくゲオルグが殺されます。

その後、朝になると2人は最後の生き残りアナを連れてヨットに乗ります。
約束の12時間まであと1時間というところで2人は手足を縛ったアナを湖に突き落として殺害。
ゲームは2人の勝利です。

岸についた2人は次の標的の家に押しかけ、「卵をもらいたいのですが」で終了。

ちなみにエンディングはまたまたヘヴィメタです笑




いやー、この胸糞悪さと絶望感を言葉で伝えるのは超難しい、てか無理です。
だから気になる人は覚悟を決めて観ちゃってください。
映画としての質は保証しますから。(私の保証は何の裏付けもありませぬが)

こうやって記事を書いてるうちに、監督が考えていることが少しわかった気がします。

この映画って徹底的に悪役の2人に有利な展開なんですよね。
家族にも時折希望は訪れるけどすぐに絶望に落とされる。
ラストも最悪のバッドエンド。

ふつうの映画なら残忍な悪役ほど惨い死に方をするんです。
最後に惨い死に方をするから観客は観ていられる。
というよりむしろ観客はその無様な死に方を楽しみにして映画を観ているくらいではないでしょうか?
今作だってネタバレを知らない状態で観たらそうでしょ?
監督はそんな観客に対する皮肉をこめた嫌がらせのつもりで今作を撮ったんだとふと思いました。

今作のキャッチコピーは「人間が一番怖い」だったと思うんですが、監督の真意としてはこの言葉はエグイ映画を嬉々として観ている大衆の観客にむけたものなのではないでしょうか?
「お前らいっつも惨い映画を楽しんで観てるけど現実はこうだぜ( ̄ー ̄)これでも楽しんで観てられるのか?」と言われている気がしました。

映画評論家っぽく語ってみましたが、あくまで私がふと思ったことですので参考程度に。
映画は人それぞれ色々な観方ができるから面白いんです。
みなさんもぜひ自分の考えを深めてみてください(・∀・)


究極の絶望を描く「ファニーゲーム」はこちらから!



それでは今日はこれにて('ω')ノ




2017年11月26日

14作目 「ゲットスマート」 (2008 アメリカ)

1965〜70年にかけてアメリカで放送され人気を博したTVドラマ「それ行けスマート」をリメイクしたスパイコメディ。主演は「40歳の童貞男」のスティーブ・カレル、相棒役に「プラダを着た悪魔」のアン・ハサウェイ。極秘諜報機関「コントロール」で分析官として働いていたスマート。しかし、国際犯罪組織「カオス」の襲撃によって全エージェントの身元が割れてしまったことから、代わりにスマートが未知のエージェント86として極秘任務につくことになるが……。
                                  映画.comより

予告編はこちら↓↓↓




<たらたらと前置き>

ひっさしぶりに映画で大爆笑しましたよ(゚∀゚)
テレビの前で爆笑すんのって、「月曜から夜ふかし」とか「ガキ使」くらいなんですけど今日紹介する「ゲットスマート」はめちゃくちゃに笑わせてくれました(゚∀゚)


なんつっても一番面白いのは主人公のスマートですよ。
ずっと真顔でめっちゃまじめなのに、一言一言がユーモアにあふれてるってゆうギャップがたまらない!
キャラを一言で表すとしたら「新人の中年スパイ」ですからね。
新人のスパイ。 わかりますよ。 「キングスマン」のエグジーとかね!
中年のスパイ。 わかりますよ。 「007」のジェームズ・ボンドとかね!
でもですよ、新人の中年スパイって浮かびますか(;´Д`)
なかなかこの種のスパイはいないでしょ笑
この独特のキャラ設定がこれまた面白い笑
初めて現場にでるあわただしい新人スパイの面と、管理職の経験を活かした中年スパイの面を合体させるという発想が大成功で超面白いですよ!

そんな奇抜な面白さに加えて、エージェント99を演じたアン・ハサウェイの可愛さ(゚∀゚)
前に「マイ・インターン」を観たときもカワ(・∀・)イイ!!と思いましたけど、今作のように戦う姿も超カワ(・∀・)イイ!!ですよね!
現場スパイ経験の長いエージェント99と新人スマートの会話が噛み合わない感じがすんごいほほえましくて思わず笑っちゃいます(´▽`)
本気でいつまでも観てられると思いました(∩´∀`)∩

まあストーリーのほうは超あるあるな内容ですよ。
悪の組織が核兵器を盗んでぶっ放しちゃうぞ!(^^)!みたいなストーリーです笑
でもこの王道感もまたイイ!
変に凝ったストーリーを避けることでコメディの部分に集中できるようにしてくれてる気がします。
とにかく俺たちのネタで笑ってくれと言わんばかりです(・∀・)

こうやって見せたい部分に集中して映画を撮るのが、やっぱり質のイイ映画につながるんだなと改めて思いましたね。
故スティーブ・ジョブズも言っています。
「人生において大切なのは、何をするかではなく何をしないかなのだ。」とね(^^)/



それでは軽くストーリー追ってきますね。

以下ネタバレ注意





<サクッとストーリー>
主人公のスマートは、諜報機関コントロールの情報分析官。
エージェント志望だが、情報分析官としての能力が高くなかなか現場に出してもらえない日々が続いていた。
だがそんなある日コントロール本部が悪の組織カオスに襲撃されてしまう。
エージェントの名と顔はすべて知られてしまったため、急遽スマートはエージェントになる。
相棒は整形したばかりのエージェント99。

2人は喧嘩しながらもカオスの調査に出かけ、ついに核兵器の保存庫にたどり着きます。(めちゃくちゃ省略してますm(__)m)
なんとか進入に成功しますがあっさり敵にばれてしまい窮地陥る2人。
くそでかい大男に追い詰められますが、スマートがとっさの話術で説得し逃がしてもらいます笑

本部まで戻る2人ですが、保管庫の後処理に向かったエージェント23の連絡によると保管庫には何もないとのこと。
核を見たのはスマートだけという理由から二重スパイだと疑われ捕まります。
しかし本当の二重スパイはなんとエージェント23だったのです。
カオスと共謀し核爆弾を起動させようとするエージェント23を、逃げ出してきたスマートとエージェント99で追い詰めて倒します。
かくして悪の組織カオスの野望は潰え一件落着です。
めでたしめでたし(´▽`)



めっちゃざっくり説明しましたが、ホントに見てほしいのはセンスのいいコメディの部分!
よくあるアメリカのコメディとは違います!
アメリカの笑いがわからない方でも十分に楽しめる一本となっております。

あ、ちなみに今作は昔やってたドラマをリメイクして復活させた映画らしいのですが、私もそんな昔のドラマは見ていませんし内容も全く知りません。
それでも楽しめたので、ドラマを見ていないからと心配する必要はありませんよ!
ただ、当時の小ネタなどが各所に散りばめられているらしいのでドラマを観てからだとさらに楽しめるのかもしれませんが( ^ω^)・・・

なにはともあれ、元気を出したいとき、おもいっきり笑いたいときにお勧めする一本です。
友達と、家族と、彼氏彼女と、もちろん一人でもOKです。
大爆笑しちゃってください!

あ、ちなみに1人日本の方がご出演です。

-e1443048353492.png

こんな感じ。なかなか良いキャラしてます笑


「ゲットスマート」はこちらから!


それでは今日はこれにて(`・ω・´)




2017年11月25日

13作目 「アウトブレイク」 (1995 アメリカ)

すさまじい伝染力と死亡率を持つ未知の病原体の脅威と、それに立ち向かう人々の姿を描いたパニック・サスペンス。ベストセラー・ノンフィクション『ホット・ゾーン』(飛鳥新社刊)でも扱われたエボラ出血熱の事件をモチーフに、科学的根拠に基づくリアルでスリリングな恐怖が展開する。監督は「U・ボート」「ザ・シークレット・サービス」のウォルフガング・ペーターゼン。製作はペーターゼン、「逃亡者(1993)」「フォーリング・ダウン」のアーノルド・コペルソンとゲイル・カッツ。脚本はローレンス・ドゥウォレットとロバート・ロイ・プールの共同。撮影は「クイズ・ショウ」のミハエル・バルハウス、音楽は「ジュニア」のジェームズ・ニュートン・ハワード、美術はウィリアム・サンデル、編集はニール・トラヴィス、リンジー・クリングマン、ウィリアム・ホイ、SFXはボス・フィルム・スタジオ、衣装はエリカ・フィリップスがそれぞれ担当。。主演は「靴をなくした天使」のダスティン・ホフマンと「ザ・シークレット・サービス」のレネ・ルッソ。共演は「許されざる者(1992)」のモーガン・フリーマン、「ジャッジメント・ナイト」のキューバ・グッディング・ジュニア、「ディスクロージャー」のドナルド・サザーランド、「摩天楼を夢みて」のケヴィン・スペイシーほか。
                                         映画.comより

良い予告編がなかったのでプレビューでご辛抱くださいな。



134855_01.jpg


<たらたらと前置き>

2014年、西アフリカでエボラ出血熱が流行した恐怖を覚えてますか?
治療が受けられない場合の致死率は90%ともいわれる、恐れるべき人類の天敵です。

当時は日本にもウイルスが入ってくる可能性があるといわれ、空港での検査がかなり厳重にされていましたよね。
発熱症状のある人が帰国した時には、ついにエボラ上陸かと騒がれました。

幸いにもエボラウイルスが日本に上陸することは防がれましたが、このような恐怖はいつ私たち日本人を襲ってもおかしくはないのですよ( `ー´)ノ
遠いアフリカのことだからと言って関係のないことでは全くないのです。

現にアメリカにはエボラ出血熱が上陸したという事実があります。
そんなエボラ出血熱のアメリカ上陸を20年前に予言していたといわれるのが今日紹介する「アウトブレイク」。
アウトブレイクという言葉の意味は、「ある限られた地域で感染症にかかった人間や、生物」のことのようです。

こういうウイルス感染系の映画はどうしてもエグイ描写の強調に走ったり、人々のパニックをひたすらに追っていくしょうもないB級映画になりがちなんですが今作は違います。
どういう経緯でウイルスが上陸したのか、いかにして感染拡大を防ぐのか、秘密を隠す上層部と現場で働く人々の葛藤を描いています。
まじめなパンデミック映画を観たい人はぜひご覧ください(・∀・)


では軽くストーリーを追ってきますね。

以下ネタバレ注意




<サクッとストーリー>


突如アフリカで流行し始めた新種のウイルス。
感染拡大を現地だけで抑えようとするサム(ダスティン・ホフマン)ですが、努力もむなしく猿を密輸して売ろうとする男によって猿を宿主としたウイルスがアメリカに持ち込まれます(;´Д`)
しかも猿は売れずに放されます(;´Д`)
空気感染によって広がったウイルスはある街にたどり着き、その街の人々を徐々にむしばんでいきます。

街での感染に気付いたサムはチームを率いて調査に向かいます。
しかしそこでは上司であるビリー准将(モーガン・フリーマン)が血清になるかもしれないある液体を患者に投与しています。
なぜ既にワクチンの試作品ができているのか?
実は上層部は、過去にアフリカで流行したが爆撃することで感染拡大を防いだあるウイルスから細菌兵器を作ろうとしていたのです。
でもウイルスはそのころから変異していてワクチンは効果を発揮しません。

感染経路を突き止めたサムは猿を探しに出かけますが、マクリントック少将(ドナルド・サザーランド)は陰謀に気づいたサムの口をふさぐため逮捕しようとし妨害します。
猿を見つけたサムは街に戻ろうとしますがマクリントック少将が追います。
ここでなんとヘリの空中戦(;^ω^)
ここまでまじめに来たのに急にハリウッド映画らしい主張が飛び出します笑

なんとか少将をまきますが、怒った少将は街ごと消してしまえと爆撃を命じます。
爆撃が来ると知ったサムは猿の血から作ったワクチンを完成させ、爆撃機の前にヘリで立ちふさがります。
サムは操縦士をぎりぎりで説得し爆撃を辞めさせます。
ワクチンも完成し、一件落着です。
めでたしめでたし(´▽`)


めっちゃざっくり説明しましたが実際はもっと凝ったストーリーですよ('ω')
後半になってくると敵はウイルスというよりもはやマクリントック少将なんですよね笑
やっぱり一番怖いのは人間ということですね( ̄ー ̄)



「アウトブレイク」はこちらからどうぞ。


それでは今日はこれにて( `ー´)ノ





2017年11月24日

12作目 「杉原千畝」 (2015 日本)

第2次世界大戦時、ナチスに迫害されたユダヤ難民にビザを発給して救いの手を差し伸べ、「日本のシンドラー」とも呼ばれた外交官・杉原千畝の半生を、唐沢寿明主演で描いたドラマ。堪能な語学と豊富な知識を駆使し、インテリジェンス・オフィサー(諜報外交官)として世界各国で諜報活動に携わった杉原千畝は、1939年、リトアニアの日本領事館に赴任。自ら構築した一大諜報網をもって混乱する世界情勢を分析し、日本に情報を送り続けていた。その一方で、日本政府の命令に背いてナチスに迫害されたユダヤ難民に日本通過のビザを発給し、6000人の命を救った杉原の、知られざる信念や信条を描き出す。監督はハリウッドと日本の双方で数々の大作に携わってきたチェリン・グラッグが担当。
                                      映画.comより

予告編はこちら↓↓↓




<長々と前置き>

突然ですがみなさん、この方はご存知でしょうか?

Sugihara_b.jpg

はい、もちろん杉原千畝です。
顔は知らない方でも名前ぐらいはご存知ではないでしょうか?
ってか知らない人は、学生時代勉強してないでしょ(;´Д`)
知らない人はぜひ今作を観て、お勉強しましょうね(;^ω^)
ちなみに他国の外交官には"センポ"と呼ばれることがあったそう。
これは千畝を外国人の発音で呼びやすくしたものなのでしょう。
まさかこれを読んでくださっているあなたは"センポ"って読んでないですよね|д゚)

彼は日本人として誇りを持つべき、世界を変えた男です。
第二次世界大戦の時代、外交官として多くのユダヤ人の命を救い、現在のイスラエルでは建国の父として慕われる人です。

まあわかりやすく言えば、超すごい人です(; ・`д・´)

歴史を勉強した人はよくわかると思うんですが、この時代の日本ってとにかく植民地を広げたい一心だったため、そのために行った所業の数々は今から考えるとホントに最低な行為が多いです。
政府や軍の上層部は大部分が腐敗していたことでしょう(# ゚Д゚)
まあ中にはホントに日本を強くしたいという誤った正義感を持っていた人々もいたのでしょうが。
なんてったってあのヒトラー率いるドイツと同盟を組み、ドイツの残虐な行為には目をつぶっていたのですからね('Д')

でもそんな中、ヒトラーが快進撃を続けるヨーロッパの現場で、政府の上層部に反発して偉大な仕事を成し遂げたのが杉原千畝なのです。
彼が外交官として発行したビザで命が助かった人々はなんと6000人。
この6000人の人々は世界中に散らばり、子孫を残していくわけですから、彼は間接的に何百万人あるいはそれ以上の人々を助けたことになるわけです。

映画中で唐沢寿明演じる彼は、「私は世界を変えたいと思っています。」と話しています。
実際に彼がこのようなことを言っていたかは確認のしようがありませんが、ホントに彼は世界を変えたわけです。
ある人が世界を変えたかどうかを判断するには、「もしその人がいなかったら?」を考えればいいのです。
もし杉原千畝がいなかったらどうでしょうか?
救われるはずだった6000人はおそらくナチスに虐殺されていたことでしょう。
そして歴史が変わっていたのは明白です( ̄ー ̄)

私も彼のように世界を少しでも良い方向に進めといえる人間になりたいですね(´▽`)

ではストーリーを追っていきましょう。 以下ネタバレ注意ですよ




<サクッとストーリー>
ストーリーとはいうもののほとんど史実通りですのでかなり大まかに説明しますね。

満州国での仕事で失敗をしてしまった千畝は上層部に目を付けられ、モスクワで働くのが念願だったにもかかわらずリトアニアに飛ばされます。
リトアニアはこんなとこにあります。
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リトアニアで独自の情報網を張り巡らせて仕事をこなす彼ですが、ヒトラー率いるドイツ軍の進撃が広がるにつれてユダヤ人の迫害もひどくなっていきます。
ユダヤ人は当時自分たちの国がなく、迫害から逃れても帰る国がありませんでした。
難民としてさまよう彼らが唯一目指せるのはドイツの手が伸びていないアメリカ。
しかしアメリカに渡るには日本を経由しなければなりません。
そんな彼らに協力したのが千畝です。
日本が難民として彼らを受け入れるかはわかりませんが、目の前の人達を見捨てるわけにはいかないとビザを書き続けます。
リトアニアを離れる寸前まで残っているユダヤ人のためにひたすらビザを書き続けました。

その後は、各地の領事館を転々としますが大量のビザを発行した命令違反のバツとして外務省をクビになります。
彼の功績が認められたのは、彼がなくなったのちの2000年だったそうです。


重要な部分のみを抜粋して書きました。
細かい部分は実際に観て確かめていただけると幸いです。



最後に、ひとつ映画に関して思うことがあります。
今作もそうなのですが外国語と日本語のどちらもが話される映画では、日本語のセリフは誰が発しようとめちゃんこ棒読みに聞こえるんすよね(;^ω^)
特に今作は冒頭の満州国のシーンがひどいですね(;^ω^)
塚本高史さん演じる将校の「そこまでだー( `ー´)ノ」は爆笑もんですwww
ぜひそこだけでもご覧いただきたい(;^ω^)

今日紹介しました「杉原千畝」はこちらからどうぞ(´▽`)

日本人として知っておくべき彼の雄姿を目に焼き付けてください(・∀・)


それでは今日はこれにて( `ー´)ノ






2017年11月23日

11作目 「ジャスティス・リーグ」 (2017 アメリカ)

バットマンやワンダーウーマンなど、DCコミックのスーパーヒーローが結集して戦うアクション超大作。「バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生」で描かれた、自らの命を賭して地球の危機を救ったスーパーマンの行動によって、人類への信頼を取り戻したバットマンが、迫りくる強大な敵に立ち向かうため、ワンダーウーマンとともに新たな仲間を探していく。そうして集まったのは、バットマン、ワンダーウーマンに加え、アクアマン、サイボーグ、フラッシュという、いずれも一筋縄ではいかない個性の強い超人たち。バットマンは彼らをまとめあげ、地球崩壊の危機に立ち向かわなければならないが……。出演は、バットマン=ブルース・ウェインを演じるベン・アフレックのほか、単独映画「ワンダーウーマン」が大ヒットしたワンダーウーマン=ダイアナ・プリンス役のガル・ギャドットら。
                                       映画.comより

予告編はこちら↓↓↓




<たらたらと前置き>

やっとこさこの日が来ました(゚∀゚)
DCコミックのヒーロー映画「ジャスティス・リーグ」を観てまいりました(゚∀゚)
1人で寂しく観てまいりましたよ(゚∀゚)

00.jpg
かっこよすぎる(*´ω`*)


今作はこれまでのDC映画のイメージであるダークな雰囲気をぶち破り、コメディも突っ込むとのことでした。
しかーし、実際はダークな雰囲気も健在で、ところどころクスっと笑えるという絶妙なバランスを手に入れた秀作でした。
ちまたでは、「ストーリーがねーんだよ( ̄ー ̄)」や「キャラ薄すぎんだよ( ̄ー ̄)」など批判の声が上がっているようですね。
それも一理あります。
一理ありますけども!!! そんなこと言うのはナンセンスです。
ストーリーの代わりにすんげーアクションと映像美があるでしょうが( `ー´)ノ
こういうタイプのヒーロー映画は純粋に楽しめばいいんですよ、楽しめば。

特に笑わせてくれるのはジャスティス・リーグのお笑い担当のフラッシュ。
チーム内で一番若く、ヒーロー経験のない彼のどんくささや冗談には笑わせていただきました!(^^)!
フラッシュを演じたエズラ・ミラー良いですよね!
親日家で「鋼の錬金術師」の映画が超楽しみだそうです( ´∀` )
超速で、電気をバチバチ発しながら走り回る演出は最高でしたよ!
「X-men」のクイックシルバーに雷要素を足した感じです。

フラッシュはお笑い担当、ワンダーウーマンは美しくごりごり、アクアマンは男性ホルモンむんむんでごりごり、サイボーグは天才機械、バットマンはいつも通り渋いイイ男、と個性丸出しのジャスティス・リーグは仲もよく絆の協力プレイを魅せてくれます。
これがもうカッコイイ(*'▽')
力を合わせて強大な敵を倒すのは王道中の王道ですが、やっぱりいいですよね(゚∀゚)

これだけ超人が集まるとやっぱり思ってしまうのは「バットマン弱えーーwww」ですね笑
他のヒーローはスーパーパワーを持ってますが、彼にあるのは金と武器と正義感のみ!
よくあんなゴリゴリなヴィランに立ち向かえますよね笑
まあでもそのメンタルが一番の武器なのでしょう(∩´∀`)∩

あともうひとつは少しネタバレになりますが敵のステッペンウルフが滅茶苦茶強そうなのに最後はあっけないんですよね(>_<)
そりゃまああんだけのヒーローが集まれば勝ち目がないかもしれませんがね、もうちょっとあがいていただきたかった。
少し残念です('Д')



では、軽くストーリーを追っていきたいと思いますのでまだ観てない方はご注意ください。


以下ネタバレ注意





<サクッとストーリー>

前作でスーパーマンが死んだことで地球を守る強大な力はなくなりました。
しかし、それでも地球に忍び寄る悪の匂いをかぎつけたバットマンはスーパーパワーを持つ超人を集めジャスティス・リーグを結成します。
そんななか地球に忍び寄る今作のヴィランがステッペンウルフです。
(名前が間抜けに思えるのは私だけでしょうか? ステッペンてwww)
ステッペンウルフは地球に眠る、強いパワーを秘めた3つの箱を探します。
1つはアマゾンが、1つはアトランティスが、そして1つは人間が守っているのですが、人間以外の箱はまんまと盗まれてしまいます。
最後の1つを手に入れたチームはその力を用いてスーパーマンを蘇らせることにします。
なんとか生き返らせることに成功しますが、生き返ったばかりのスーパーマンは暴走。
バットマンはスーパーマンの恋人ロイス・レーンを呼び出し、スーパーマンを正気に戻したのちジャスティス・リーグに引き込みますが、なんとその間に最後の箱が盗まれます(;´Д`)
これはやばい('ω')
3つの箱をくっつけて強大な力を手に入れようとするステッペンウルフを探し出したチームは箱を引き離すために最終決戦に挑みます。
初めはかなり苦戦しますが、遅れてやってきたスーパーマンが参戦してからはなんのその。
あっというまにステッペンウルフをボコボコにしてしまい、箱を引き離します。
(スーパーマン強すぎ(;^ω^))
ジャスティス・リーグは強敵?ステッペンウルフを倒して地球に平和を取り戻しましたとさ。
めでたしめでたし(´▽`*)

で・す・が
ここはやはりDC映画。
エンドロール後にきっちり次の伏線が用意されています!

今回のおまけは2つあります! 1つだけ観て席を立たないように!

1つはホントのおまけです。
フラッシュとスーパーマンが徒競走をするというもので、2人のほほえましい掛け合いが観られます。
(スーパーマンはフラッシュなみの速さにも余裕でついてこれてしまうんですね(;^ω^))

そして2つ目が次作への伏線。
登場するのは脱獄したレックス・ルーサー。
プライベートシップでウィルソンと呼ばれる人物と話しています。
その内容は、ジャスティス・リーグが結成されたから、こっちもヴィランで同盟を組もうというもの。
もう一度ルーサーが敵としてジャスティス・リーグの前に立ちはだかるようです。
これは楽しみです(´▽`*)

ちなみにこの謎のウィルソン君の正体はデスストロークと思われます。
MARVELのデッドプールと瓜二つの彼(名前も一緒笑)は世界最強のアサシンと呼ばれる存在です。
彼がルーサーと同盟を組むのか、次回作でどのような役回りを魅せるのか、細かいことは明らかになってませんが、次を楽しみに待ちましょう!

はい。ということでざっと「ジャスティス・リーグ」を紹介しました。
ホントに楽しめて、わくわくできる映画なので、超お勧めします(´▽`*)

もしもまだDC作品を観ていない方がいらっしゃればこちらから!
無料キャンペーン実施中らしいのでぜひご登録を!


これからもDC、MARVELともにエキサイティングなヒーロー映画をぞくぞくと発表してくれます!
このアメコミの波に乗り遅れないよう今のうちに観ておきましょう!

ちなみにジャスティス・リーグは随時チームメンバーを募集しているそうです。
興味のある方、ヒーロー活動をしたい方はぜひ。


それでは今日はこれにて( `ー´)ノ

2017年11月22日

「新海誠展 Exhibition of Shinkai Makoto」

なんどもなんども書いてますが今さら新海誠監督の大ファンになった私。

世間よりも1年ずれることの辛さの辛いこと辛いこと(;´Д`)

まわりの友達は受験で忙しいし、家族はそこまで興味を持ってくれないし…

この私の監督愛をぶちまける場所が今はここにしかないのです。

だから黙って聞いててください(´・ω・)


現在、日本全国を周って「新海誠展」が開催されてますね!

「ほしのこえ」から「君の名は。」までの、監督が歩んできた軌跡を振り返ることができます(´▽`*)

でも今開催されているのは国立美術館。

私の住む滋賀から行くには、金もないし、時間もないしでなかなか難しい(^^;)


だ・か・ら


我慢できずに「新海誠展」の書籍版を買っちゃいました!!!

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上が表表紙、下が裏表紙になってます。

んもう表紙から美しいしデザインも最高(∩´∀`)∩

表紙は「秒速5センチメートル」のワンカットですね。

内容のほうはといいますと( ^ω^)・・・

「ほしのこえ」「雲の向こう、約束の場所」「秒速5センチメートル」「星を追う子ども」「言の葉の庭」

そして「君の名は。」の計6作の絵コンテや原画、初期の設定資料などファンにはたまらんムフフな内容が大量

に詰め込まれています。

しかもそれぞれの作品に関する、ここでしか見られないスペシャルインタビューも載ってますよ!(^^)!

もちろん映画のワンシーンでも使われたイラストもたっくさん載ってます!(^^)!

最後には新海誠監督本人のインタビューがたっぷりと収録されています(*'▽')

監督がどんな作品を目指しているのか、どんな世界観を持っているのか、自分の絵はどういう絵なのか、監督

の素顔がこのインタビューで垣間見えてきます('ω')

新海誠監督ファンはもちろんのこと、少しでも興味のある人はぜひ買ってみてお楽しみください!!!



あ、ちなみのお値段は2500+税となっております。

う〜〜〜ん。このボリュームでこの値段。

これは安い(´゚д゚`)

絶対買うっきゃないでしょ(゚∀゚)

ご購入のかたはこちらからどうぞ(*'▽')

監督の映画をみたいかたはこちらでどうぞ(*'▽')

それでは今回はこれにて( `ー´)ノ

監督に会ってみたいなぁぁぁ(/ω\)









posted by 夢追い人 at 21:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑談

10作目 「言の葉の庭」 (2013 日本)

『秒速5センチメートル』や『星を追う子ども』で知られる新海誠が原作と監督と脚本を手掛け、繊細なタッチで描くアニメーション。現代の東京を舞台に、男子高校生と生きることに不器用な年上の女性の淡い恋の物語を丁寧に紡いでいく。主人公の声を担当するのは、数々の作品で声を担当してきた入野自由と花澤香菜。万葉集や日本庭園などを題材に描かれる、情感豊かな映像に引き寄せられる。
                                  Yahoo映画より

予告編はこちら↓↓↓





<長々と前置き>
11作目にしてすでに新海誠監督作品が2作目となってしまいました。
いまさら新海誠監督が大好きになってしまい、絶賛時代の波に遅れてるナウな夢追い人です(´;ω;`)
これからは時代の波には反応していかなければと猛反省しております。

さあ今回紹介するのは「言の葉の庭」。
作品全体に雨と緑が散りばめられているのですが、これがもうホントに綺麗(゚∀゚)(゚∀゚)
この部分に関しては、私がどれほど言葉で表現しても伝わりきるものでは絶対にないと思うのでぜひとも自分の目で確かめていただきたい!!!
実際に海外の映像制作集団のCineFixが決めた「史上最も美しいアニメ映画TOP10」で見事1位にランクインしているなど、その美しさは保証付きです。
特にストーリーのキーワードでもある雨の繊細な描写はアニメーターの視点からも驚くほど革新的なものなんだそうですよ。

新海誠監督は本当に細かいところまで追求するそうです。
例えば、走高跳のシーンを描くときには、その一瞬のシーンのためだけに国体出場経験のある選手に取材をしたそうです。
しかも取材内容は、「跳んでいるときの気持ちは?」や「なぜ高跳びを始めたのか?」など、目に見える作画に影響する部分だけではないんです。
というのは、選手の気持ちや心境のような目に見えない部分を何とか作画で表そうとしているからなんだそう。
ここまで細かい部分にもスポットをあてて、究極の作品を追い求めていく姿勢が、監督が撮る映画の秘訣なのだろうと勝手に考えています(^^)/

今作でもその繊細さは各所にみられます。
雨一粒一粒の描写。雨や池に反射する光や、そこにうつる緑の木々。その美しい背景に登場人物を自然に溶け込ませるよう工夫された反射色や輪郭線。
どのシーンをとっても粗が見つからないという抜け目のなさが、人の為す所業とは思えません。

作品の中心舞台となる新宿御苑を載せておきますね。
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この美しい静止画が映像となって動き出すのですから驚きですよね(>_<)

110129御苑の庭東屋.jpg
こちらはモデルとなった新宿御苑。
こちらはこちらで、「いとをかし」ですがやはり絵のほうが美しいです。

とにかく景色をべた褒めしときましたが、ほかにも魅力はたくさんありますよ!



<サクッとストーリー>
靴職人を目指すタカオは、雨の日だけ午前中の授業をさぼって新宿御苑にやってきます。
ひとり静かに靴のスケッチを描くためです。
しかし、ある雨の日。そこには女性の先客がいました。
彼女が、ひとり物憂げな表情を浮かべながら朝からビールを飲む、タカオより年上のユキノです。
そこで出会うのは雨の日だけですが2人は少しずつ距離を縮めていきます。

心を通わせていく2人は毎日明日は雨が降るようにと祈りますがついに梅雨があけます。
まったく雨が降らないまま夏休みに突入し、その間ずっと会うことのない2人。

夏休みが明け、タカオが学校に行くとそこには女子から先生と呼ばれるユキノの姿が。
お互いに存在に気づきますが言葉を交わすことはありません。
同級生の話によるとユキノは3年の生徒から陰湿ないじめを受けて、仕事ができない状態だったそう。
そしてついに仕事を辞めることになったという話を聞きます。
事実を知ったタカオはいじめをしていた主犯に話をつけに行き、けんかになります。

けがをした姿で新宿御苑に行くとユキノの姿が。
真実を知ったタカオとユキノが話していると雨が土砂降りになり、2人はずぶ濡れになったためユキノの家へ向かいます。

家で手料理のオムライスをふるまうタカオ。
そして自分はユキノさんが好きだと告白します。
しかしそこは教師のユキノ。
やんわりと断ってしまいます。
自分の思いが伝わらなかったタカオは家に帰ります。
帰っていくタカオをみて、タカオとの思い出がフラッシュバックするユキノ。
我慢できずにタカオの後を靴も履かずに追いかけます。
そしていままでの我慢してきた感情が止められなくなり、号泣しながらタカオに抱き着きます。
ここで秦基博さんの「Rain」が流れ出し、エンドロールへ。


<余談>
いや、なんとも切なく美しい恋の物語です。
「君の名は。」などのSFチックな設定は全くなく、ほんとに身近な日常を描いた映画です。
50分弱という短編ながらもタカオとユキノには自然に感情移入してしまいます。

最後のシーンで「Rain」が流れ出すシーンなんてもう涙の土砂降りです。
この曲ホントに映画の設定と合いすぎてるんですよね(´▽`*)
映画を観終わってからも何度も聞いてしまいます。


ホントに素晴らしい作品ですが、いくつかつっこんどきますよ!

まずね、あんな綺麗な教師はいません。
これはめちゃんこ失礼な話だとはよーーーくわかってます。
でもね、現役男子高校生からするとタカオがまじでうらやましいですよ(´・ω・)
うちの高校なんて異常に高齢化社会だし、女教師はみんなおっかないですよ!ユキノ先生みたいに優しく綺麗な人なんてみたことないですね!みなさん結婚できない理由が手に取るようにわかる気の強い人ばっかです!
っとかなり問題発言をしてしまいました('Д')
でもこれが現場の声なんですよ。

次に、タカオ君、君は自分の学校の教師の顔もわからないのか!笑
いくら学校に興味がなくても顔見たらピンとくるでしょ!
それに、いくらユキノさんをいじめてたからと言って女の子はビンタすな!
さすがに女の子を殴ってはダメです(;´Д`)

まあでもこんなもんですかね。
こんな突っ込みどころも美しい風景画が吹き飛ばしてくれますよ!

最後に、主題歌の「Rain」がまじで良すぎるのでMADですがぜひご堪能ください。
できれば今作を観てからご覧いただきたいですが( ^ω^)・・・



新海誠監督の作品はこちらからどうぞ

それでは今日はこれにて( `ー´)ノ



2017年11月21日

9作目 「レオン」 (1994 フランス・アメリカ)

「ニキータ」のリュック・ベッソンが初めてアメリカで製作したバイオレンス・アクション。ニューヨークを舞台に、凄腕の殺し屋レオンと12歳の少女マチルダの純愛と戦いを描く。大都会の片隅で出会った孤独なふたりの葛藤と壮絶なアクション・シーンがほどよくブレンドされた佳作だが、その功績は朴訥だが頼もしいJ・レノと繊細でいてたくましいN・ポートマンの二人の魅力に負うところが大きい。
                                      Yahoo映画より

予告編はこちら↓↓↓


この予告編は「レオン 完全版」のものとなっています。
完全版は初めに公開された本編に監督自ら、合計約20分の映像を足したものです。


今日紹介いたしますのは、映画ファンなら誰もが知る名作of名作である「レオン」。
リュック・ベッソン監督の出世作とも銘打たれるホントによくできた作品です。

<長々と前置き>
リュック・ベッソン監督は「レオン」を撮る4年前に「ニキータ」というこれまた名作を撮っています。
(「ニキータ」はがっつりフランス映画色が出ていますのでフランス映画が苦手な人には「レオン」のほうが絶対に合っているかと)
その「ニキータ」で主人公ニキータを助ける役目でちょこっと登場した殺し屋を、ふくらませて主人公にしたのが「レオン」と言われています。

主な登場人物が3人いるんですが、この3人の映画がとんでもなく素晴らしい(゚∀゚)(゚∀゚)(゚∀゚)

まず1人目が主人公レオンを演じたジャン・レノ。
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あのちょっと前にトヨタのCMでドラえもん役してたあのジャン・レノです( ´∀` )
まさにイケメン!!!って感じじゃないんですが渋い男で、彼氏なら包み込むように守ってくれそうな温かさを感じます。
どうでもいいですが、実はオリーブオイルが大好きだそうです。ほんとにどうでもいい。

今作で彼が演じたのは、寡黙な殺し屋レオンです。
レオンは19歳のときに恋人を亡くすという辛い経験をしています。
そのためか精神的には19歳のまま彼の時は止まっていて、時折悲しい表情を見せたり、子供のような表情を見せたりします。
この表情の微妙なバランスを見事に捉えて、表現しています。
クールで冷たいように見えて、奥に優しさを秘めた彼にはとても愛着が湧いてしまいます(´▽`)

2人目はマチルダを演じたナタリー・ポートマン。
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この時点でまだ13歳という若さ。
それなのにこの美貌て… カワ(・∀・)イイ!!
しかもマチルダのキャラがめっちゃイイ(∩´∀`)∩
悪徳麻薬捜査官に家族を皆殺しにされたマチルダはレオンの元で殺し屋を目指しますが、一緒に生活する間にかなり年上のレオンを真剣に愛するようになります。
ホントは12歳なのに18歳とサバよんだり、たばこ吸ったりと行動だけは大人ぶろうとするマチルダ。
でもやっぱり心はまだ幼いし、子供っぽいところもたくさん見受けられます。
孤独感に苦しむ表情、子供らしくお茶目な表情、殺し屋になろうと頑張る真剣な表情など多彩な演技を魅せてくれます(*‘∀‘)

そして3人目は、悪徳麻薬捜査官のノーマンを演じたゲイリー・オールドマン。
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この男がとにかく悪い(# ゚Д゚)
麻薬捜査官にも関わらず、人はバンバン殺しますし、自分は麻薬使ってハイになってますし。
もうとにかくムカつかせてくれる男です。
そしてムカつくと同時に恐怖心も抱かせてくれます。
特にハイになってるときは誰でもお構いなしに殺してしまいそうな狂気の演技を魅せてくれます(゚Д゚;)
顔は優しそうなのにここまで得体のしれない恐怖感を与えてくれるのはホントに高い演技力がなす技。
彼がいなければ今作の評価はかなり変わっていたといっても過言ではないほどに重要な要素です。



<サクッとストーリー> 以下ネタバレ注意です
あまりに家族がダメな奴ばっかりでひどく疎外感を感じていたマチルダ。
心の支えはカワイイ小さな弟だけです。
ある日、マチルダが買い物から帰ってくるとあのイカレた麻薬捜査官のノーマンが家に押しかけています。
ドア付近で家族が殺されたことを悟り、命に危険を感じたマチルダはそのまま隣に住むレオンの家にかくまってもらいます。
日が経ち弟まで容赦なく殺されたことを知ったマチルダはノーマンへの復讐を誓います。
レオンが殺し屋だと悟ったマチルダはノーマンを殺すよう依頼しますが、断られます。
なら私が殺し屋になるからと、殺しを教えるように頼みます。
初めは渋るレオンですが、マチルダの固い決意をくみ取ったレオンは自分の仕事にマチルダを連れていき修行を始めさせます。
修行を続けるある日、マチルダはノーマンを目撃します。
ノーマンを追いかけたマチルダは彼が麻薬捜査官であることを知り、あくる日に単身でDEAに乗り込みます。
しかし、まだまだ子供のマチルダはまんまと捕まってしまいます。
マチルダの置手紙で復讐に向かったと知ったレオンはもDEAに乗り込み、サクッとマチルダを救います。
レオンが関わっていると知ったノーマンは、DEAを総動員してレオンとマチルダの住む家を襲撃します。
奮闘するレオンですが徐々に追い詰められ、なんとかマチルダだけを逃がします。
ロケットランチャーが撃ち込まれ、死んだかと思われたレオンですが倒した捜査員の服を奪って、負傷者のふりをして脱出します。
しかし、ノーマンだけはレオンの顔を知っていたために、後ろから銃弾を浴びせます。
ノーマンの勝利かと思われましたが、倒れるレオンに歩み寄ったノーマンにレオンはあるものを渡します。
「マチルダからの贈り物だ。」といって渡したのは手りゅう弾のピン。
ノーマンが気づいた時にはもう遅く、ノーマンを巻き込みレオンは自爆します(;_;)
脱出に成功したマチルダですが、レオンの死を知り悲しみを隠せません。
その後、もう頼れる人がいなくなったため、マチルダは孤児院に入り、その庭にレオンが大切にしていた観葉植物を、レオンを悼むように埋めるシーンでエンドロールへ。


なんたる悲しい結末でしょうか(;´∀`)
レオンに愛着が湧いている人ほど辛いラストになっています。

今作が話題になったころはマチルダを主役とした、続編が作られるという話があったそうなのですが結局なくなったようですね。
私としては作らないほうが正解だったと思っています。
続編ってことは当然マチルダが殺し屋として活躍することになるわけですよね。
でも私はマチルダにはふつうの幸せな家庭を築いてほしいんです(>_<)
もちろんレオンもそう願っていることと思います。

映画では描かれていないマチルダのその後のことまで思案してしまうほどに感情移入できる今作。
映画が好きな人は絶対に観ておくべき映画ですよ(´▽`)

リュック・ベッソン監督の作品はこちらで観れますよ(^^)/


それでは今日はこれにて( `ー´)ノ




2017年11月20日

8作目 「キックアス」(2010 アメリカ)

マーク・ミラー原作の人気コミックを「スターダスト」のマシュー・ボーン監督が映画化。ニューヨークに住む冴えないオタク少年のデイブは「誰もがスーパーヒーローを好きなのに、なぜ、誰もスーパーヒーローになりたがらない?」と思い立ち、何の特殊能力も持たないまま、ひとりコスチュームを着てスーパーヒーロー「Kick-Ass(キック・アス)」になる。だが、正義の味方として悪者を退治するのは骨の折れる仕事で、かなり痛い。やがて、傷だらけになりながらもキック・アスとしての活動を続けるデイブの前に、同じ稼業のビッグ・ダディとヒット・ガールが現れる。
                                       映画.comより

予告編はこちら↓↓↓



ども、今週木曜日(11月23日)公開の「ジャスティス・リーグ」が楽しみすぎて、楽しみすぎる夢追い人です。
木曜は祝日(´▽`*)なので朝一で映画館に突撃してやろうと目論んでおりますぜ('◇')ゞ
感想はブログにも書き込みますのでどうぞお楽しみに!
とはいっても、まだまだ見てくれる人は少ないのが現実(>_<)
読者の方々を増やすべく今日も張り切ってまいります。

<長々と前置き>
さて、みなさんは子供のころ、あるいは今でも、「ヒーローになりてー(∩´∀`)∩」と思ったことありませんか?
もちろんありますよね〜〜〜( ̄▽ ̄)
男の子なら誰もが一度は夢見ますよね!
日本なら、仮面ライダーとか、なんとかジャーシリーズがヒーローとしてちびっこに大人気ですが、ヒーローの本場アメリカでは、アメコミの二大巨頭であるMARVELとDCが生み出すスーパーヒーローが子供、大人問わず大人気なんですね(*'▽')
今作はそのMARVELコミックの一つ「キックアス」を原作とした映画です。

主人公はスーパーヒーローオタクで何とも冴えない少年。
そんな彼は、スーパーヒーローに憧れちゃって、何の力もないのにネットでヒーローコスチュームを購入して、何とも無計画にヒーロー活動を始めて、お約束通りトラブルに巻き込まれていく物語です。
でも昨日の記事で書いた「ローガン・ラッキー」のように、地味なダメンズが一生懸命にムチャなことにチャレンジする姿が元気を与えてくれるんですよね!
だって、いくらヒーローオタクだからってだっさいコスチューム来て街を歩けますか?笑
そんなひたむきな姿が、自分にも何でもできると思わせてくれるのかもしれませんね。

ちなみに主人公のデイヴを演じた、アーロン・テイラー=ジョンソンは「キックアス」でヒーローに憧れる少年を演じた後に、「アヴェンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン」でクイックシルヴァーという超速のスーパーヒーローを演じてるんです。
文字通りスーパーヒーローになってくれました。
そんな成長っぷりが感慨深いですね( ゚Д゚)

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↑から↓への成長! まるで別人です('Д')
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<サクッとストーリー>
前述のとおりヒーローに憧れてヒーロー活動を始めてしまったデイヴ。
もちろんキャプテンアメリカのようの強いわけでもないし、バットマンのように金持ちでもない、本当に何もないただの少年ですから、町で起こるトラブルに首を突っ込んで大けがをしたりします。
それでも執念でヒーロー活動を続けているうちに、ボロボロになりながらも悪党と果敢に戦う姿がYouTubeにアップされて一躍有名に。
そしてなんだかんだで、独自でヒーロー活動をしていた親子のビッグダディとヒットガールに出会います。
この二人の強さと敵への慈悲の無さに圧倒されるデイヴ。
しかしこの二人はマフィアの商売を邪魔しすぎたために目をつけられます。
なんだかんだで捕まってしまったヒットガールの父、ビッグダディはマフィアに殺されてしまいます。
自分が関わった活動でついに味方の死を目の当たりにしたデイヴは恐怖心を抱きますが、ヒットガールとともにマフィアのアジトに忍び込んで敵をばっこんばっこん倒していきます。
ついにボスのもとにたどり着き、死闘の末にロケットランチャーでボスを木っ端みじんにしちゃいます。


最後の戦闘でロケットランチャーで敵をぶっ飛ばしちゃったりするところなど、ほかのアクションシーンでもはちゃめちゃな場面が多いですが、これがまたいい!
いわゆるおバカな映画ですが、おバカ加減がちょうどよくたまらんのですよね〜(´▽`)

そしてなんといってもヒットガールを演じたクロエ・グレース・モレッツがカワ(・∀・)イイ!!
当時はまだ13歳であり、めちゃくちゃ美人ってわけでもないのに魅かれる魅力があります。
しかもめっちゃ強くてドSというお約束の女ヒーローの設定でございます。
彼女の雄姿を観るだけでもこの映画の価値はあるでしょう!

でも一つ残念なのが、ビッグダディを演じたニコラス・ケイジの役回り。
せっかく彼を起用しているのにこれといった大きな印象を残せないままむなしく死んでいきます(-_-;)
もうちょっと印象付けて欲しかったかなと思ってます。

ちなみにこの作品は「キックアス ジャスティス・フォーエバー」という続編が撮られています。
こちらもちょー面白いのでぜひご覧ください!


余談になりますが私原作も買っております。
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左2冊が映画の原作。
右2冊は映画化されていないオリジナルストーリーとなっています。
もちろんフルカラー。
絵はけっこう独特で、かなりグロいですが、めちゃ面白くておすすめです。
1冊2000円とまあまあお高いですが、「キックアス」ファンなら持っておきたいこの4冊。
興味があったら読んでみてくださいね!

「キックアス」シリーズは各種動画サービスで楽しめますよ!

ぜひともこちらからどうぞ

それでは今日はこれにて( `ー´)ノ



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