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いつか日本の映画界に革命を起こします。 映画のわくわくで世界は平和になると信じてます。
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2017年11月21日

9作目 「レオン」 (1994 フランス・アメリカ)

「ニキータ」のリュック・ベッソンが初めてアメリカで製作したバイオレンス・アクション。ニューヨークを舞台に、凄腕の殺し屋レオンと12歳の少女マチルダの純愛と戦いを描く。大都会の片隅で出会った孤独なふたりの葛藤と壮絶なアクション・シーンがほどよくブレンドされた佳作だが、その功績は朴訥だが頼もしいJ・レノと繊細でいてたくましいN・ポートマンの二人の魅力に負うところが大きい。
                                      Yahoo映画より

予告編はこちら↓↓↓


この予告編は「レオン 完全版」のものとなっています。
完全版は初めに公開された本編に監督自ら、合計約20分の映像を足したものです。


今日紹介いたしますのは、映画ファンなら誰もが知る名作of名作である「レオン」。
リュック・ベッソン監督の出世作とも銘打たれるホントによくできた作品です。

<長々と前置き>
リュック・ベッソン監督は「レオン」を撮る4年前に「ニキータ」というこれまた名作を撮っています。
(「ニキータ」はがっつりフランス映画色が出ていますのでフランス映画が苦手な人には「レオン」のほうが絶対に合っているかと)
その「ニキータ」で主人公ニキータを助ける役目でちょこっと登場した殺し屋を、ふくらませて主人公にしたのが「レオン」と言われています。

主な登場人物が3人いるんですが、この3人の映画がとんでもなく素晴らしい(゚∀゚)(゚∀゚)(゚∀゚)

まず1人目が主人公レオンを演じたジャン・レノ。
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あのちょっと前にトヨタのCMでドラえもん役してたあのジャン・レノです( ´∀` )
まさにイケメン!!!って感じじゃないんですが渋い男で、彼氏なら包み込むように守ってくれそうな温かさを感じます。
どうでもいいですが、実はオリーブオイルが大好きだそうです。ほんとにどうでもいい。

今作で彼が演じたのは、寡黙な殺し屋レオンです。
レオンは19歳のときに恋人を亡くすという辛い経験をしています。
そのためか精神的には19歳のまま彼の時は止まっていて、時折悲しい表情を見せたり、子供のような表情を見せたりします。
この表情の微妙なバランスを見事に捉えて、表現しています。
クールで冷たいように見えて、奥に優しさを秘めた彼にはとても愛着が湧いてしまいます(´▽`)

2人目はマチルダを演じたナタリー・ポートマン。
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この時点でまだ13歳という若さ。
それなのにこの美貌て… カワ(・∀・)イイ!!
しかもマチルダのキャラがめっちゃイイ(∩´∀`)∩
悪徳麻薬捜査官に家族を皆殺しにされたマチルダはレオンの元で殺し屋を目指しますが、一緒に生活する間にかなり年上のレオンを真剣に愛するようになります。
ホントは12歳なのに18歳とサバよんだり、たばこ吸ったりと行動だけは大人ぶろうとするマチルダ。
でもやっぱり心はまだ幼いし、子供っぽいところもたくさん見受けられます。
孤独感に苦しむ表情、子供らしくお茶目な表情、殺し屋になろうと頑張る真剣な表情など多彩な演技を魅せてくれます(*‘∀‘)

そして3人目は、悪徳麻薬捜査官のノーマンを演じたゲイリー・オールドマン。
20140612170721.jpg

この男がとにかく悪い(# ゚Д゚)
麻薬捜査官にも関わらず、人はバンバン殺しますし、自分は麻薬使ってハイになってますし。
もうとにかくムカつかせてくれる男です。
そしてムカつくと同時に恐怖心も抱かせてくれます。
特にハイになってるときは誰でもお構いなしに殺してしまいそうな狂気の演技を魅せてくれます(゚Д゚;)
顔は優しそうなのにここまで得体のしれない恐怖感を与えてくれるのはホントに高い演技力がなす技。
彼がいなければ今作の評価はかなり変わっていたといっても過言ではないほどに重要な要素です。



<サクッとストーリー> 以下ネタバレ注意です
あまりに家族がダメな奴ばっかりでひどく疎外感を感じていたマチルダ。
心の支えはカワイイ小さな弟だけです。
ある日、マチルダが買い物から帰ってくるとあのイカレた麻薬捜査官のノーマンが家に押しかけています。
ドア付近で家族が殺されたことを悟り、命に危険を感じたマチルダはそのまま隣に住むレオンの家にかくまってもらいます。
日が経ち弟まで容赦なく殺されたことを知ったマチルダはノーマンへの復讐を誓います。
レオンが殺し屋だと悟ったマチルダはノーマンを殺すよう依頼しますが、断られます。
なら私が殺し屋になるからと、殺しを教えるように頼みます。
初めは渋るレオンですが、マチルダの固い決意をくみ取ったレオンは自分の仕事にマチルダを連れていき修行を始めさせます。
修行を続けるある日、マチルダはノーマンを目撃します。
ノーマンを追いかけたマチルダは彼が麻薬捜査官であることを知り、あくる日に単身でDEAに乗り込みます。
しかし、まだまだ子供のマチルダはまんまと捕まってしまいます。
マチルダの置手紙で復讐に向かったと知ったレオンはもDEAに乗り込み、サクッとマチルダを救います。
レオンが関わっていると知ったノーマンは、DEAを総動員してレオンとマチルダの住む家を襲撃します。
奮闘するレオンですが徐々に追い詰められ、なんとかマチルダだけを逃がします。
ロケットランチャーが撃ち込まれ、死んだかと思われたレオンですが倒した捜査員の服を奪って、負傷者のふりをして脱出します。
しかし、ノーマンだけはレオンの顔を知っていたために、後ろから銃弾を浴びせます。
ノーマンの勝利かと思われましたが、倒れるレオンに歩み寄ったノーマンにレオンはあるものを渡します。
「マチルダからの贈り物だ。」といって渡したのは手りゅう弾のピン。
ノーマンが気づいた時にはもう遅く、ノーマンを巻き込みレオンは自爆します(;_;)
脱出に成功したマチルダですが、レオンの死を知り悲しみを隠せません。
その後、もう頼れる人がいなくなったため、マチルダは孤児院に入り、その庭にレオンが大切にしていた観葉植物を、レオンを悼むように埋めるシーンでエンドロールへ。


なんたる悲しい結末でしょうか(;´∀`)
レオンに愛着が湧いている人ほど辛いラストになっています。

今作が話題になったころはマチルダを主役とした、続編が作られるという話があったそうなのですが結局なくなったようですね。
私としては作らないほうが正解だったと思っています。
続編ってことは当然マチルダが殺し屋として活躍することになるわけですよね。
でも私はマチルダにはふつうの幸せな家庭を築いてほしいんです(>_<)
もちろんレオンもそう願っていることと思います。

映画では描かれていないマチルダのその後のことまで思案してしまうほどに感情移入できる今作。
映画が好きな人は絶対に観ておくべき映画ですよ(´▽`)

リュック・ベッソン監督の作品はこちらで観れますよ(^^)/


それでは今日はこれにて( `ー´)ノ




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