2018年12月31日
京都のお正月の準備京都と大阪
毎年恒例に京都のお正月の準備
お花屋さんでのアルバイト
しめ縄作りをお手伝いしました。
京都では家々で決まったしめ縄を飾るらしく
ごぼうじめ、メガネ、大玉、俵
いっぱい種類があり覚えられない!
それぞれに意味があるようで
それぞれにウラジロを2枚
紙垂、ゆずり葉、水引橙をつける
紙垂も和紙を折って切る
輪になる方が下
ゆずり葉は右が上
水引は右が赤
何気ないことでも
順番があり
知らなくてもいいけど、大事なこと
神棚がある家が多いようで
半間、一間、丸いのとか
私には
馴染みのないワラがたくさん売れて
ウラジロどゆずり葉のセットやみかんや橙がありえないほど取り合いになる
きっと神棚や鏡餅をちゃんと作っているんだ
仏様のお花には松竹梅南天、前掛け
大きな菊は下の方に
普段大阪で見る仏様のお花は菊は上
で前掛けはない
菊は仏様の顔と思って作っていたので
下のに入れることがずっと違和感があり気持ち悪かった
三宝荒神は台所の神様に供える
大阪では榊に後ろに松
お正月には前にクマザワと梅
京都ではビシャコに稲とクマザワと梅
しかもかなりでかい
となりの府でも大分違う
お墓参りのお花も
大阪は松竹梅南天入りの仏花の大きいバージョンですが
京都では
樒だけとか
正月らしいお花を好きに供える
大阪ではこうですよというと京都の人は
気持ち悪がるけど
たまに大阪からのお参りのお客さんはとても戸惑うようだ
そして大阪の花屋さんでは
そんなに売っていない樒がいっぱいある
大阪では特定の宗教の方にしか馴染みがないので、
樒下さいと言われれば
この人そうなんだって
偏見があったけど
きっと
京都の人だったんですよね
南天を選んでる人あるあるで大体言われるのが
うちにもあるけどって
散々迷う
うちの切ろうか?
買おうか?
悩んでるあいだに家の南天の実を鳥に食べられたからって毎年
何人かに言われる
大阪より寒さが厳しくて
切れるような
お釣りを渡す指が動かないくらい
お金って冷たい
2時を過ぎた辺りに
何か通り過ぎて行くかのように
空気が変わる
きっと
神様が通って行ったと言わんばかりの
空気の変わり目
あーそうか
ここは京都やって
いつも同じ時間に
思う
やっぱりここは特別な所やな
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