懇親会で女性に...暴力も
税金の徴収などを行う税務署。
その幹部のとんでもない言動が明らかになった。
酒の席で同席した女性に「殺すぞ」、「アホとちがうか」と暴言を吐いたうえ、暴力も振るっていた。
問題の行動をしていたのは、奈良税務署の副署長を務めていた50代の男性職員。
暴言や暴力行為は2022年9月、奈良市内で開かれた民間の団体と奈良税務署との懇親会で起きた。
日本酒の冷酒を相当な量飲んでいたという男性。
そして、40分ほどがたったころ、隣の席に座っていた団体の女性役員にからみだす。
机を何度もたたきながら、浴びせたのは「殺すぞ」、「アホとちがうか」、「追放する」といった言葉だった。
そしてついには、女性の背中や肩を複数回平手でたたく暴力行為に及んだ。
けがはなかったものの、精神的に大きなショックを受けたとして、女性は翌日、奈良税務署の監督官庁である国税局に報告。
国税局側は男性を異動させ、3カ月間の減給処分にした。
女性が所属する団体に対しては、仕事上、不満を抱いていていたとされる男性。
トラブルについては、「酒に酔っていて、まったく覚えていない」としている。
そのうえで、「税務行政に対する信頼を大きく損なう行為だった」と深く反省しているという。
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