川遊びをした人、症状告白「まず寒気が…」
熊本・天草「轟の滝」109人が体調不良
熊本県天草市で川遊びをしていた人が下痢や嘔吐(おうと)などを訴えている問題で、体調不良となった人が109人となりました。そのうちの1人が、症状について話をしてくれました。
■症状は…頭痛と腹痛、下痢と嘔吐 川遊びをした学生(19) 「しんどかったですね。もう立っているのがきついので、ずっと横になっていて。おなか痛いのでトイレに行ったりを繰り返しているという感じ、一日中」
この季節、多くの人が川遊びを楽しむ場所。しかし、今は人の姿はありません。 熊本県天草市にある「轟(とどろき)の滝」。地元の人だけでなく観光客にも人気の場所です。
こちらの男性は14日、友人4人と川遊びに行ったといいます。 川遊びをした学生 「飛び込みとか泳いだりしました」
その2日後、体に異変が起こりました。 川遊びをした学生 「まず寒気がきて、その次に熱が出た。次の日になったら頭痛と腹痛、下痢と嘔吐がメインで出た。2〜3日はそんな感じだったと思います」
男性だけでなく、一緒に遊んだ友人も発熱や胃腸炎などの症状が出ました。他にも同様の症状を訴える人が続出。病院で受診した人は109人に上っています。共通しているのは、轟の滝周辺で川遊びをしたことでした。
熊本県は川の水が原因による感染症の恐れがあるとして、遊泳を控えるよう呼び掛ける看板を設置しました。 川遊びをした学生 「泳いでいる最中に(川の水が)口に入ってきた感じです。わざととかではなく」
県は水質と感染症の検査を実施。現時点で水質に異常のある数値は見られていないといいます。
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