2016年02月24日
夫のヘルニア闘病記A。這うように整形外科に行く。
ヘルニア闘病記の続きです。
興味がありましたら、目次よりヘルニアの項目のリンクをご覧ください。
闘病記@では歩けなくなってから救急車を呼ぶまでの3日間。その続きです。
3日くらい二人ともほぼ徹夜の状態で、なんとか朝になり、タクシーを呼んで最初の近所の病院に行きました。
うちは2階。階段までの廊下も、階段も、激痛に耐えながら這うようにしてころがってなんとかタクシーに。
タクシーの運転手さんもいい人で、ぎりぎりまで車を寄せてくれて、車椅子に乗せるのも手伝ってくれました。
診察まで、結構まちました。ようやく診察。
若い先生と院長の歳とった先生がいるのですが、旦那いわく嫌いなほうのジジイです。
「手術するくらいの重症のヘルニアって言ってるのに、注射はいやだとか、薬だけもらって帰るとか、
言うこときかないからこんなことになるんだよ!注射うっとくから!」
土曜に私だけ相談にいったとき、手術しないといけないと前に言われていたので、
覚悟はしていました。かなり痛がっているので手術をしたいです、言うと、
「うちでは手術はやってないからいつでも紹介状かくからさ」と。
何も分からない状態だったので、
「手術ってどれくらい入院するんですか?とか、すぐに手術できるんですか?」と聞くと・・・・
「うちではやってねーからそんなもんその病院に聞いてくれなくっちゃわかんねーよ!」
・・・。
じゃとりあえずその病院行くから紹介状書いてください!というと、
「注射したあと様子みて次きたときに書くから、また明日きて。」と。
は?
今日も死ぬ思いで病院にきたのに、車もないのにまた明日くる?とんでもない。
「激痛であるけなくてタクシーにのるのも大変なので、また明日くるなんて難しいです、
手術するならする覚悟なので、手術できる病院を紹介してください」、といいました。
「介護タクシーでも呼べば玄関から車椅子でここまでつれてってくれるから来れないなんてことはないんだよ!」
「はぁ・・・・」
介護タクシー?
受付で、歩けなかったら介護タクシー呼んででも来いっていわれたんですけど、
この辺だとどこに電話すればいいですか?と聞くと、介護認定はされていますか?と。
老人じゃないのに、突然ヘルニアで歩けなくなったのでそんなのしてないです、というと
介護保険を使わないと10割払わないといけないからすごく高くなるからね〜〜
普通に使うと結構な金額になるからやめたほうがいいよ、といわれました。
その前に車椅子がありません!
足をさわったりして診察するわけでもなく、苦痛で顔をゆがめて話せない旦那に代わって私が話しただけで
一瞬で診察は終わり、ブロック注射を打っただけ。
注射した瞬間はよくなったかな?と期待したけど痛みが引くわけはなく。
車椅子に乗るのも大変な状態で、個人的にも、患者にこの態度!こんな先生にまかせるのやいやだ!!!と、
そのままタクシーにのり、紹介してもらうはずの、地域でちょっと大きな病院にハシゴしました。
もう最悪な整形外科でした。二度といきません!!!
病院の名前出したいくらいです・・・
市内でもそれなりに大きな総合病院へ行きました。
引っ越した地なので、病院にも余り詳しくなく。
(あとでそこでは切開法しかやっておらず、手術したくなくて別の病院を探すことになるのですが。)
とりあえず初診なので、待つ覚悟です。(事前に電話したら待つかもしれないけど来てくださいと)
車椅子に乗って苦痛の表情をしていたら、通りがかった病院の方が、座ってるの辛いの?と
ストレッチャーを貸してくれました!
また別の日もその方が顔を覚えてくれていたのか苦しそうにしてたのが目立ったのか声をかけてくれて
またストレッチャーを出してくれます、、、
最初のところと違って、規模は大きいのにすばらしい病院だ〜〜〜
もう本人も横になっていた方が少しは楽だったようで、対応してくれた方が本当に白衣の天使にみえました・・・・
診察も、順番がきたら呼びますね〜と、混みまくりの待合から少し離れた所で
カーテンに仕切られたエリアで椅子をだしてもらって私も付き添って待つことができました。
診察は、膝をコンコンしたり、伸ばしたり、あげさせたり、痛いとはいえちゃんと診察っぽいことをしててくれて
(それが普通だ!)
紹介してもらってないので前にとったMRIは持参できないものの、ヘルニアとはわかっていたので、
すぐにMRIを撮ることになりました。
ここは頑張って車椅子にのって移動。
MRIは・・・・ 痛みで膝がのばせず、筒に入れなかったという・・・
でもぎりぎり腰の大事な部分はとれた、との事。
ある程度痛みが落ち着いてから検査したほうが賢明です。
結果はバッチリ椎間板ヘルニアでした!!!
見事に右の神経が押しつぶされております。白い丸い神経が見えません。
先生もこれは痛いわぁ〜〜〜と、一応手術もできるとの事ですが、もっと細かく確認するためにも
次は神経根ブロック注射にすることになりました。
注射後安静にする必要があるので3日間の入院が必要との事で入院予約、血液検査や心電図もとりました。
ブロック注射は何種類かあります。
仙骨ブロック、硬膜外ブロック、神経根ブロック、椎間板ブロック、椎間関節ブロック・・・?
細かくわけたり大雑把に書いているところもあり、いまだによく分からずですが
注射する場所や深さが違います。
最初の病院でやったブロック注射は全く説明もなくどっちか分からないが1個目か2個目。
整形外科でまぁまぁ一般的なもの?
1回から何回もやる人もいるそうです。
(1回で効果がある人や、数回目から効果が出てくる人、いろいろいるらしい)
神経根ブロックは、レントゲンで透視し、神経に針を刺して確認しながら、
痛みを感じている神経に直接麻酔を打つということで、
最初のブロック注射できかなければやってみる価値があるという選択肢でした。
何回もするものではないとも言われました。神経に直接注射するので神経が痛む可能性があると。
あとステロイドを入れるのであまり頻繁にやるのは・・・とのこと。
神経根ブロックはとても痛いといわれているのは、針でさぐって、痛い部分がそこの神経であっているかを
刺して確認をするので、発症した際と同じ痛みがありますが
手術をするにしても、本当にこの神経が押されているのが原因で痛みがある、ということが確認できます。
夫の場合はその前が痛すぎて、神経根ブロックはそれほど痛くなかったとの事でしたが〜〜
また後ほど書きます。
とりあえず来週の入院まで、この痛みをなんとかしてください(T_T)と
今度はリリカとトラムセットという薬を処方されました。
リリカは神経痛や帯状疱疹などの痛みに処方される薬。
トラムセットは麻薬のすこし弱いバージョンで、結構な副作用があるかもとの事。
副作用対策の吐き気止めも一緒に処方されます。
またタクシーに乗り、なんとか階段をあがり、帰宅。
早速薬を飲むと、どちらの副作用か分からないけど眠気がきてやっと1時間ほど寝ることができたようです。
おそらくリリカの眠気と、トラムセットの痛み止めがかなり効きました!!!
しかしこの薬、結構な副作用があって要注意かも・・・
つづく。
興味がありましたら、目次よりヘルニアの項目のリンクをご覧ください。
闘病記@では歩けなくなってから救急車を呼ぶまでの3日間。その続きです。
3日後。なんとか整形外科に行く。
3日くらい二人ともほぼ徹夜の状態で、なんとか朝になり、タクシーを呼んで最初の近所の病院に行きました。
うちは2階。階段までの廊下も、階段も、激痛に耐えながら這うようにしてころがってなんとかタクシーに。
タクシーの運転手さんもいい人で、ぎりぎりまで車を寄せてくれて、車椅子に乗せるのも手伝ってくれました。
診察まで、結構まちました。ようやく診察。
若い先生と院長の歳とった先生がいるのですが、旦那いわく嫌いなほうのジジイです。
「手術するくらいの重症のヘルニアって言ってるのに、注射はいやだとか、薬だけもらって帰るとか、
言うこときかないからこんなことになるんだよ!注射うっとくから!」
土曜に私だけ相談にいったとき、手術しないといけないと前に言われていたので、
覚悟はしていました。かなり痛がっているので手術をしたいです、言うと、
「うちでは手術はやってないからいつでも紹介状かくからさ」と。
何も分からない状態だったので、
「手術ってどれくらい入院するんですか?とか、すぐに手術できるんですか?」と聞くと・・・・
「うちではやってねーからそんなもんその病院に聞いてくれなくっちゃわかんねーよ!」
・・・。
じゃとりあえずその病院行くから紹介状書いてください!というと、
「注射したあと様子みて次きたときに書くから、また明日きて。」と。
は?
今日も死ぬ思いで病院にきたのに、車もないのにまた明日くる?とんでもない。
「激痛であるけなくてタクシーにのるのも大変なので、また明日くるなんて難しいです、
手術するならする覚悟なので、手術できる病院を紹介してください」、といいました。
「介護タクシーでも呼べば玄関から車椅子でここまでつれてってくれるから来れないなんてことはないんだよ!」
「はぁ・・・・」
介護タクシー?
受付で、歩けなかったら介護タクシー呼んででも来いっていわれたんですけど、
この辺だとどこに電話すればいいですか?と聞くと、介護認定はされていますか?と。
老人じゃないのに、突然ヘルニアで歩けなくなったのでそんなのしてないです、というと
介護保険を使わないと10割払わないといけないからすごく高くなるからね〜〜
普通に使うと結構な金額になるからやめたほうがいいよ、といわれました。
その前に車椅子がありません!
足をさわったりして診察するわけでもなく、苦痛で顔をゆがめて話せない旦那に代わって私が話しただけで
一瞬で診察は終わり、ブロック注射を打っただけ。
注射した瞬間はよくなったかな?と期待したけど痛みが引くわけはなく。
車椅子に乗るのも大変な状態で、個人的にも、患者にこの態度!こんな先生にまかせるのやいやだ!!!と、
そのままタクシーにのり、紹介してもらうはずの、地域でちょっと大きな病院にハシゴしました。
もう最悪な整形外科でした。二度といきません!!!
病院の名前出したいくらいです・・・
結局、別の総合病院で初診で診察。
市内でもそれなりに大きな総合病院へ行きました。
引っ越した地なので、病院にも余り詳しくなく。
(あとでそこでは切開法しかやっておらず、手術したくなくて別の病院を探すことになるのですが。)
とりあえず初診なので、待つ覚悟です。(事前に電話したら待つかもしれないけど来てくださいと)
車椅子に乗って苦痛の表情をしていたら、通りがかった病院の方が、座ってるの辛いの?と
ストレッチャーを貸してくれました!
また別の日もその方が顔を覚えてくれていたのか苦しそうにしてたのが目立ったのか声をかけてくれて
またストレッチャーを出してくれます、、、
最初のところと違って、規模は大きいのにすばらしい病院だ〜〜〜
もう本人も横になっていた方が少しは楽だったようで、対応してくれた方が本当に白衣の天使にみえました・・・・
診察も、順番がきたら呼びますね〜と、混みまくりの待合から少し離れた所で
カーテンに仕切られたエリアで椅子をだしてもらって私も付き添って待つことができました。
診察は、膝をコンコンしたり、伸ばしたり、あげさせたり、痛いとはいえちゃんと診察っぽいことをしててくれて
(それが普通だ!)
紹介してもらってないので前にとったMRIは持参できないものの、ヘルニアとはわかっていたので、
すぐにMRIを撮ることになりました。
ここは頑張って車椅子にのって移動。
MRIを撮影。椎間板ヘルニアです。
MRIは・・・・ 痛みで膝がのばせず、筒に入れなかったという・・・
でもぎりぎり腰の大事な部分はとれた、との事。
ある程度痛みが落ち着いてから検査したほうが賢明です。
結果はバッチリ椎間板ヘルニアでした!!!
見事に右の神経が押しつぶされております。白い丸い神経が見えません。
先生もこれは痛いわぁ〜〜〜と、一応手術もできるとの事ですが、もっと細かく確認するためにも
次は神経根ブロック注射にすることになりました。
注射後安静にする必要があるので3日間の入院が必要との事で入院予約、血液検査や心電図もとりました。
ブロック注射。
ブロック注射は何種類かあります。
仙骨ブロック、硬膜外ブロック、神経根ブロック、椎間板ブロック、椎間関節ブロック・・・?
細かくわけたり大雑把に書いているところもあり、いまだによく分からずですが
注射する場所や深さが違います。
最初の病院でやったブロック注射は全く説明もなくどっちか分からないが1個目か2個目。
整形外科でまぁまぁ一般的なもの?
1回から何回もやる人もいるそうです。
(1回で効果がある人や、数回目から効果が出てくる人、いろいろいるらしい)
神経根ブロックは、レントゲンで透視し、神経に針を刺して確認しながら、
痛みを感じている神経に直接麻酔を打つということで、
最初のブロック注射できかなければやってみる価値があるという選択肢でした。
何回もするものではないとも言われました。神経に直接注射するので神経が痛む可能性があると。
あとステロイドを入れるのであまり頻繁にやるのは・・・とのこと。
神経根ブロックはとても痛いといわれているのは、針でさぐって、痛い部分がそこの神経であっているかを
刺して確認をするので、発症した際と同じ痛みがありますが
手術をするにしても、本当にこの神経が押されているのが原因で痛みがある、ということが確認できます。
夫の場合はその前が痛すぎて、神経根ブロックはそれほど痛くなかったとの事でしたが〜〜
また後ほど書きます。
検査入院を予約、リリカとトラムセットを処方。
とりあえず来週の入院まで、この痛みをなんとかしてください(T_T)と
今度はリリカとトラムセットという薬を処方されました。
リリカは神経痛や帯状疱疹などの痛みに処方される薬。
トラムセットは麻薬のすこし弱いバージョンで、結構な副作用があるかもとの事。
副作用対策の吐き気止めも一緒に処方されます。
またタクシーに乗り、なんとか階段をあがり、帰宅。
早速薬を飲むと、どちらの副作用か分からないけど眠気がきてやっと1時間ほど寝ることができたようです。
おそらくリリカの眠気と、トラムセットの痛み止めがかなり効きました!!!
しかしこの薬、結構な副作用があって要注意かも・・・
つづく。
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