2018年11月09日
日本一初乗り運賃が高い鉄道【関西鉄道あるある】
★ 日本一初乗り運賃が高い鉄道
『北神急行電鉄』
北神急行7000系 (Wikipediaより)
北神急行電鉄は、谷上駅(神戸市北区)から新幹線の駅でもある新神戸駅で神戸市営地下鉄に接続し、相互直通運転をしている全区間7.5kmの鉄道で、1988年4月に開業しました。
路線図 茶色の部分が北神急行電鉄
(Wikipediaより)
★ 北神急行電鉄の初乗り運賃は 360円
途中駅が無いので、初乗り運賃 = 全区間運賃になります。
★ 運賃が高い理由は建設費
全区間7.5kmのうち、六甲山を貫く約7.3kmの長大なトンネルの建設費が運賃に転嫁されてしまいました。
実は、開業当初の運賃は現在より更に高い430円だったのですが兵庫県や神戸市からの補助金により1999年4月1日に350円に値下げされ、その後、消費税の税率引き上げに伴い360円に値上げされ、現在に至っています。
★ 所要時間の大幅短縮
谷上駅から新神戸駅の所要時間は約8分、さらに三宮駅までなら約10分(540円)です。
谷上駅前
(Wikipediaより)
谷上駅から従来の経路(神戸電鉄 新開地経由 神戸高速線)で三宮駅に向かうと30分以上もかかっていたので、北神急行電鉄の開業で利便性は一気に高まったと言えるでしょうね。
★ 参考文献 Wikipedia
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