2023年09月08日
『日本語は悪魔の言語だ』by フランシスコ・ザビエル
今から約500年前の事である。
宣教師 フランシスコ・ザビエル (1506 - 1552) が言ったそうだ。
『日本語は悪魔の言語だ』と。
日本語には、ひらがな、カタカナ、漢字がある。
特に漢字は一つの漢字で複数の読み方があり、それに複雑な文法が絡み合って一層、厄介な言語になっている。
外国人が『悪魔の言語』と感じるのは無理もない。
そして、現代でも日本語は世界トップクラスの難しい言語と言われている。
そんな日本語を、私たちは正しく使えているのかを考えてみた。
@ 動詞と補助動詞
【補助動詞とは?】
別の動詞に後続することにより文法的機能を果たす動詞で、前の動詞との組合せで意味を持つものである。
(Wikipediaから抜粋)
※補助動詞は『ひらがな』で表す。
● 動詞 + 補助動詞
【例】さがしてみる
〇『探してみる』
×『探して見る』
【例】そだててみる
〇『育ててみる』
×『育てて見る』
ここで使う補助動詞の『みる』は『〜してみる』つまり『試みる』の意味で『見る』ではない。
そもそも『見る』は動詞である。
● 究極の例
【例】みてみる
〇『見てみる』
×『見て見る』
【例】おいておく
〇『置いておく』
×『置いて置く』
補助動詞と動詞では、全く違う意味になってしまう。
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A 口語と文語
『そうなんです』を『そう何です』と書く?
口語とは→話し言葉
文語とは→書き言葉
口語『そうなんです』
文語『そうなのです』
従って、『そうなんです』に漢字の『何』を使うと意味が変わってしまう。
口語をそのまま文章化する場合、文語と比較すると間違いに気付く事もあるが、PCやスマホの漢字変換ばかりを使っていると、間違いに気付かない事が増えるだろう。
日本語を完璧に使いこなす事は難しいですが、できるだけ正確な文法で、読む人に分かりやすい文章を書く事が大切だと思いました。
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