その数字の議論をすることが重要。
その計算とは、
・平均実収入が209198円
・平均実支出が263718円
から、月々54520円不足
ここから、1年でx12カ月x退職後平均余命30年で約2000万円不足
という極めてアバウトなもの。
そもそも夫婦二人でこの収入でこの支出を30年間も赤字を続けるかというのも疑問。
また、収入、支出とも本当に適切なのか、また、持ち家を処分するなどした場合はどうかなどは考慮したものではない。
真面目に捉えることなどできない代物だ。
こうした、報告書の中身を見て議論すれば、テキトーな数字なのでという話はごもっともだ。
金融庁がデタラメを出したというのは事実だが・・・・
Yahoo!より、
紛糾「老後資金2000万円不足」問題…政治家が何を言おうが明らかなのは“不都合な真実”...
6/11(火) 19:54配信 FNN.jpプライムオンライン
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190611-00010010-fnnprimev-pol
記事より、
・6月11日、麻生太郎金融担当相は厳しい表情を見せながら、異例の発表を行った。金融庁の審議会が“老後の30年間で2,000万円が不足する”という報告書を発表した問題で、その報告書を受け取らない意向を示した
・世間に著しい不安と誤解を与えており、これまでの政府の政策スタンスとも異なりますので、正式な報告書としては受け取らない
・夏の参議院選挙を前に野党が「年金100年安心は嘘だった」と追及姿勢を強めると、与党は“火消し”に追われる
・報告書は、金融庁の審議会の下に設置された、有識者によるワーキンググループが試算したもの
・正式な公文書になる前の文書ですね。正確に言うとそういうことになりますよね。わかります?私どもが直接やっているわけではありませんから。それはワーキンググループに直接聞かれた方が良いと思います
・選挙への影響を抑えたい与党とは裏腹に野党は「老後2,000万不足問題」を大きな争点にしようと勢いづいている。
・政府にとって、不都合な真実が明るみに出てしまった報告書なんですよ。今までも年金だけではちょっと心配だよね、赤字だよねってみんな薄々勘付いてはいたわけです。ところがここに、長寿というか、政府が「人生100年時代」だって盛んに言い始めているわけじゃないですか。この赤字が人生100年と合体して「30年で2,000万円足りない」という、数字としてはっきり出てしまった。だからインパクトが大きい。これはちょっとまずいということで、報告書はなかったことにしようとしていますけど、この状況は隠せないわけですよね
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