これは、東京都内にある縫製工場「ファッションしらいし」によるもの。
技術は顧客に伝わる。だから売れる。
デザインも現場のリサーチを自らして雰囲気を掴み、それを具体の服というものに落としていく。
着心地に反映されるものは手を抜かずにデザインだけには走らないことが、結果的に着た時のシルエットなどに目に見えて現れるという。
それだけのことをしても、実際に思ったように売れるかは分からないというのが現実。
だが、売れたら工場なのですぐに量産体制に入れるようにいつも準備はしてあるというのが工場の強み。
売れれば、であって、やはり浮き沈みはどうしてもある。
商売というのはそういうものなのだ。
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Yahoo!より、
人気「お受験服」誕生秘話 伊勢丹に通い詰めた工場主が切った「最後のカード」とは?
6/1(土) 6:10配信 NIKKEI STYLE
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190601-00010002-nikkeisty-bus_all&p=3
記事より、
・「試着購入率が高かったらしいです。例えば、お目当ての服を買いに来た人が試着してしっくり来ないとしますでしょう。売り場の販売員さんが『こちらもちょっとお試しで着てみますか?』と勧めると、それを気に入って買っていってしまう。最初はバイヤーさんも売り場の店員さんも『どうしてだろう?』と不思議がっていたそうです」
・「もちろん、僕らには理由はわかっていました。要するに着心地がいい。縫う前にアイロンで生地を立体的に仕上げる『クセ取り』や『ダーツ処理』など、アパレルとの取引では省かれてしまう服作りの工程を省かず、手間をかけていました。すると服が立体的になり、着心地が良くなる。わかりやすく言えば、平らな生地を合わせた中に体を入れるのと、丸く立体的にしておいた中に体を入れるのの違いです。この違いは着てみて初めてわかる。見た目で言うと、細く見えるのに動きやすい工夫が施してある」
・「こういう技術はある一定の年齢以上の職人さんたちなら、みんな知っていることですし、やればできることです。ただし、価格を低く抑えられた委託加工では省かざるを得ない。わかっていても、できなかったんです。結果的に技術のわかる職人さんも減ってしまいました」「私たちがお受験服を作る場合、社内のチームでデザインし、型紙から起こして縫います。こういうものは不特定多数に売るものと違い、着るときの目的が明確ですから、最先端の流行を追う必要はあまりない。デザイン性はほんの少しでいい。あまりデザインしすぎると悪目立ちしてしまいますから」
・「デザインする前は、手分けして街頭リサーチもします。慶應幼稚舎の近くとか、お受験服を着た人たちがたくさん集まる場所に、しかるべきタイミングで出かけ、通る人の様子を間近で観察します。デザインをコピーするわけじゃないんです。何となく全体の雰囲気を感じたり、落ち感を確かめたりする」
・「不思議なもので、雑誌などで見て企画したものは全然、売れない。リサーチをして積み重ねていくと、ちゃんと売れる。手を抜くとダメなんです。だから面倒くさいけれども、それをやるわけです」
・「これからブラックフォーマルも始めようかなと思っています。ちょうどサンプルが出来上がったところです。今は自主企画が全体の3割くらいで、取引先は伊勢丹、三越、阪急の計7店舗です」
・「ABCという3つのサンプルがあったとして、どれが売れるかは、実際に売ってみないとわからない。どのタイミングでわかるかと言うと、店頭に出したときのお客さんの流れでわかるそうです。だから、最初から多くは作りません。1サイズ2枚ぐらいずつ売り場に出して様子を見て、実際に売れたものだけを追加で作っていく。自分たちで企画して縫っているからできることです」
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