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どうも！

水を飲むことには、体内水の循環以外にも、ミネラル成分を摂取できるという大きなメリットがあります。

必要量は少ないものの、人体にとっては不可欠な成分です。

体内で骨や歯などの組織を構成したり、心臓の機能を調整したり、神経伝達に役立ったりなど大活躍しています。

しかし、残念ながらミネラルは体内で生成することができません。

そのために食べ物や飲み物から常に摂取しなければいけません。

ミネラルは不足しやすい成分なので、市販されているミネラルウォーターから摂取することが簡単な方法ですが、商品によって含まれるミネラルはさまざまです。


ここで、ミネラルの種類と特徴について説明しますので参考にしてください。

カルシウム

いくつもの種類があるミネラルの中で、最も多く私たちの体内になるのがカルシウムです。

そのうち99%が骨や歯を形成しています。

残りの1%は筋肉や神経、体内水にあり、筋肉の収縮を促したり、血液の凝固を助けたり、さまざまな働きをしています。

また、カルシウムは高血圧や動脈硬化、骨粗鬆症を予防します。

イライラや不安をやわらげてくれる安定作用もあります。

日本人は世界の中でもカルシウムの摂取量が少ない傾向にあります。

ミネラルウォーターでカルシウム不足を補うのはとても有効な方法です。

マグネシウム

人体の中でマグネシウムが占める割合は0.14%と微量ですが、

カルシウムとともに骨や歯に含まれ、カルシウムが溶け出すのをふせぐ重要な働きをしています。

マグネシウムがないと、カルシウムは十分に生かされないため、

カルシウムを摂取するときは、マグネシウムも一緒に摂取することが効果的です。


理想の比率は、カルシウム2に対してマグネシウムが1。

マグネシウムには便秘を改善する働きもあり、便秘薬にも使われています。

このほかにも、疲労を防いだり、心臓の働きを助ける役割もあるんです。

ナトリウム

塩を生成するのがナトリウム。

人体での含有量は、マグネシウムと同様です。

4分の1は骨格内にあって、4分の3は体内水に溶け込んでいます。

ナトリウムは、体内水を移動させる浸透圧を生み出すため、体内水の状態に影響を及ぼします。

さらにナトリウムには、血圧をあげ、筋肉を向上させる働きもあります。

日本時の食生活には塩分が多く、ナトリウムを過剰に摂取している傾向にあります。

高血圧やむくみの原因にもなりますので、あえて摂取するようにする必要はありません。

カリウム

カリウムは、98%が細胞の中の体内水に溶け込んでいます。

酸性とアルカリ性のバランスを整え、体内水の流れを作る浸透圧を調整しています。

それにナトリウムとともに筋肉の働きを維持したり、神経伝達をスムーズにしたりもしてくれます。

摂りすぎたナトリウムの排出を促すのもカリウムの大切な役割となっています。

高血圧の原因ともなる過剰なナトリウムの作用も抑えてくれます。

肉や野菜、魚などいろんな食材に含まれており、比較的簡単に摂取することができますが、

排出されやすい性質ですから不足しないように気を付ける必要があります。

亜鉛

人体に約2ｇ存在し、骨や皮膚、筋肉、肝臓などに含まれています。

1日の摂取量の利用は10〜15ｍｇです。

普段の食事では不足しがちなミネラルともいえます。

主な働きは、ホルモンの活性化や脳機能の活性化、抜け毛予防などいろいろな面で活躍します。

別名セレニウムとも呼ばれます。

強い抗酸化力をもっているため、アンチエイジングやがん予防などに役立ちます。

また、動脈硬化や血行障害、心筋梗塞など血流に関するトラブルを防ぐ働きもあります。

発育や生殖にも必要なミネラルです。


このようにミネラルにはそれぞれ特性が異なっています。

市販されているミネラルウォーターに含まれている成分をよく確認して購入することが大切です。


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