2018年04月19日
最近見た韓国ドラマの感想・・『月桂樹洋服店の紳士たち 〜恋はオーダーメイド!〜』
最近見た韓国ドラマの感想です。
部分的にネタバレがあります。未視聴の方ご容赦下さい。
歴史と伝統を誇るオーダーメイド洋服店「月桂樹洋服店」を舞台に、
5人の紳士たちの人生と成長、そして恋愛を描くヒューマンラブストーリー。
2016年 KBS 全54話 (テレビ大阪では全72話)
星の数: チェゴ!
このドラマの舞台は、
100年を超える歴史と伝統を有する「月桂樹(ウォルゲス)洋服店」
大量生産で価格の安い既製品が大勢を占める中、
今でも、オーダーメイドにこだわるスーツ専門店です。
長年このお店を守り続けてきた誇り高い店主が、
自身の肉体の衰えに直面し、引退を決意するところから
物語は始まります。
このことをきっかけに、
主人を取り巻く人々のそれぞれの人生が大きく動き出すのです。
挫折を乗り越えて、人間としてどのように成長していくのか?
洋服店は、果たして存続していくことができるのか?
登場人物がもれなくカッコよく成長していく様子は、
観ていて、ほんとうに心が温かくなるハートフルなドラマです。
悪〜い奴らも、最後はちょっといいひとになっちゃいます。(≧▽≦)
この作品は、2016〜2017年に韓国で放送された際、
視聴率 30% 超えを連発し、最高視聴率は 36.2% を記録するなど
とても人気のドラマだったようです。納得!
最後まで楽しく観ることができました。
私の大好きなタイプのドラマ、文句なしに面白かったです。
特に、良かったポイントは・・・
@個性的な主人公たちのそれぞれの成長していく姿。
挫折を乗り越える前と後とでは大違いのカッコよさ!
Aそれぞれの恋愛模様の微笑ましさ。大爆笑な場面多数あり。
その一端は、下記でご紹介します。
B全編を通じて、音楽が美しくてすばらしい。
ヴェルディの歌劇《椿姫》「乾杯の歌」
伝統と気品の雰囲気が感じられて、このドラマにピッタリです。
状況に応じたアレンジも利いてます。
W主演は、この2人。
大手アパレル会社の次期社長を自認し、店の跡取りになることを拒否する
店主のひとり息子イ・ドンジン役のイ・ドンゴンさんと
店主夫妻を実の父母のように慕うお店の従業員ナ・ヨンシル役のチョ・ユニさん
この共演をきっかけに、私生活でも熱愛・結婚へと発展したおふたりですが、
残念ながら、ドラマの中では他のカップルの個性に押され気味・・・
鶏を揚げる筋肉ムキムキのTシャツ姿は仮の姿、実は・・・
韓国一のマスターテーラー! 店主の一番弟子ペ・サムド役のチャ・インピョさんと
その愛妻ポク・ソンニョ役のラ・ミランさん。ふたりはラブラブなのにいつも喧嘩ばかり。
特に、初めて観たラ・ミランさんのキャラクターが強烈な印象でした。
学歴は低いけど生活能力は高い、たくましい肝っ玉母さんという感じ。
喧嘩っ早いのが欠点ですがそれもまた魅力。情に厚くてお料理も上手で、笑顔が素敵なんです。
ある意味、もっとも感動的だったカップルはこちら、
旬を過ぎて落ちぶれた歌手ソンジュン役のチェ・ウォニョンさんと
店主の長女で2度の結婚に失敗しているイ・ドンスク役のオ・ヒョンギョンさん
おふたりは、他のいろいろなドラマでもお馴染みの役者さんですが、
このドラマの役柄が一番しっくりときているように思える程、ハマってました。
" ロックバラード界の貴公子 " として一世を風靡したソンジュンの
昔からの大ファンだったイ・ドンスクの献身的なアタックが可愛らしいです。
この女優さんは、姉御肌で頼もしいか、お金持ちでツンケンしているか‥という役どころしか
知らなかったのですが、このドラマでは、ソンジュンを陰ながら支えて、とても大人だし、
とてもかわいいんです。
ある事件を機に、過去の栄光を捨てて " トロット界の紳士 " ソン・テピョンとして
再起を目指すあたりから、ガラッとカッコよくなるチェ・ウォニョンさんに注目です。
2000年度歌謡大賞の新人賞を受賞したことのある歌手というお役柄、
チェ・ウォニョンさんはドラマの中で、しょっちゅう歌ってます。(≧▽≦)
これがなかなかどうして立派な歌手ぶりです。
トロット歌手に転向してからのヒット曲
오빠가 간다(オッパが行く)名曲です!
そして、主役を超える存在感を示したのがこの若いカップル。
お店の従業員ナ・ヨンシルと幼馴染で就職浪人のカン・テヤン役のヒョヌさんと
大手アパレル会社の経営者一家の次女、ミン・ヒョウォン役のイ・セヨンさん。
清く正しい貧乏学生カン・テヤンに、お金持ちのお嬢様ミン・ヒョウォンが一目惚れ、
一方的に猛アタックしちゃうという展開。自分の気持ちに正直で一直線です。(≧▽≦)
お嬢様に似つかわしくなく、行動に計算がなくて自由奔放。爆笑シーンがてんこ盛りです。
結局のところ、このミン・ヒョウォンの正直な屈託のない言動が、
欲に目がくらんで歪んだ人たちの心を癒していったように思います。
でも、やっぱりお嬢様だから、
最終的にはすべて自分の好きなように事を進めておりまして、
この笑顔で、主導権を勝ち取っちゃうんですね。(≧▽≦)
でも嫌味がなくて、仕方ないなぁって気になっちゃいます。
このひとだけ、やたら真正面からのアップのシーンが多くて、
お顔をまじまじと眺めながら、こんな面白い女優さん出てきたんだなぁと
思っていたら・・・このイ・セヨンさん、実は、子役出身のベテランさん!
なんと!「チャングムの誓い」でクミョン役だった子ではないですか!
チャングムのライパルだった優等生のクミョン。今でも覚えてる〜
そう言われて改めて見れば、面影あるある! 大きくなったねぇ!
ヒョヌ君は、『おバカちゃん注意報』の時は、役柄上仕方なかったかもしれないけど、
頼りなくて、まったくいい印象がなかったのに、このドラマでは、いいとこしか見えなかった!
まじめで、優しくて、物腰が上品だし、背が高くて細くてスタイルいいし、何着ても似合うなあ、
顔きれいだなあ・・って、ポーっ♡となってました。
最高傑作だったのは、大手アパレル会社の経営者一家。
そう、最強お嬢様ミン・ヒョウォンの実家です。
この娘にしてこの親あり。会長の後妻でお母さん役のパク・チュングムさんは、
さすがのコメディエンヌぶりで似た者母娘を熱演です。
お兄さん役のパク・ウンソクさんは初めて拝見しましたが、
こちらもなかなか、小悪人ぶりにいい味出してました。(≧▽≦)
絶えない家族喧嘩も、開けっぴろげでどこか庶民的。
悪いこともいろいろ企みますが、実はハートフルな自称お金持ち一家です。
ちなみに、ミン・ヒョウォンは兄嫁のことを " うんこたれ " と呼んでます。
極め付きは、お兄さんに対するミン・ヒョウォンのこの飛び蹴り!
ベッドの上からびよ〜んと飛んでます。(≧▽≦)
長編ドラマにして、最後の最後まで見所満載。
温かい気持ちで、最後まで観終わることのできたドラマでした。
ただ、店主の奥さんチェ・ゴッチ役のキム・ヨンエさんが
最後のドラマ出演になってしまったことは、とても残念でした。
部分的にネタバレがあります。未視聴の方ご容赦下さい。
月桂樹洋服店の紳士たち 〜恋はオーダーメイド!〜
歴史と伝統を誇るオーダーメイド洋服店「月桂樹洋服店」を舞台に、
5人の紳士たちの人生と成長、そして恋愛を描くヒューマンラブストーリー。
2016年 KBS 全54話 (テレビ大阪では全72話)
星の数: チェゴ!
このドラマの舞台は、
100年を超える歴史と伝統を有する「月桂樹(ウォルゲス)洋服店」
大量生産で価格の安い既製品が大勢を占める中、
今でも、オーダーメイドにこだわるスーツ専門店です。
長年このお店を守り続けてきた誇り高い店主が、
自身の肉体の衰えに直面し、引退を決意するところから
物語は始まります。
このことをきっかけに、
主人を取り巻く人々のそれぞれの人生が大きく動き出すのです。
挫折を乗り越えて、人間としてどのように成長していくのか?
洋服店は、果たして存続していくことができるのか?
登場人物がもれなくカッコよく成長していく様子は、
観ていて、ほんとうに心が温かくなるハートフルなドラマです。
悪〜い奴らも、最後はちょっといいひとになっちゃいます。(≧▽≦)
この作品は、2016〜2017年に韓国で放送された際、
視聴率 30% 超えを連発し、最高視聴率は 36.2% を記録するなど
とても人気のドラマだったようです。納得!
最後まで楽しく観ることができました。
私の大好きなタイプのドラマ、文句なしに面白かったです。
特に、良かったポイントは・・・
@個性的な主人公たちのそれぞれの成長していく姿。
挫折を乗り越える前と後とでは大違いのカッコよさ!
Aそれぞれの恋愛模様の微笑ましさ。大爆笑な場面多数あり。
その一端は、下記でご紹介します。
B全編を通じて、音楽が美しくてすばらしい。
ヴェルディの歌劇《椿姫》「乾杯の歌」
伝統と気品の雰囲気が感じられて、このドラマにピッタリです。
状況に応じたアレンジも利いてます。
W主演は、この2人。
大手アパレル会社の次期社長を自認し、店の跡取りになることを拒否する
店主のひとり息子イ・ドンジン役のイ・ドンゴンさんと
店主夫妻を実の父母のように慕うお店の従業員ナ・ヨンシル役のチョ・ユニさん
この共演をきっかけに、私生活でも熱愛・結婚へと発展したおふたりですが、
残念ながら、ドラマの中では他のカップルの個性に押され気味・・・
鶏を揚げる筋肉ムキムキのTシャツ姿は仮の姿、実は・・・
韓国一のマスターテーラー! 店主の一番弟子ペ・サムド役のチャ・インピョさんと
その愛妻ポク・ソンニョ役のラ・ミランさん。ふたりはラブラブなのにいつも喧嘩ばかり。
特に、初めて観たラ・ミランさんのキャラクターが強烈な印象でした。
学歴は低いけど生活能力は高い、たくましい肝っ玉母さんという感じ。
喧嘩っ早いのが欠点ですがそれもまた魅力。情に厚くてお料理も上手で、笑顔が素敵なんです。
ある意味、もっとも感動的だったカップルはこちら、
旬を過ぎて落ちぶれた歌手ソンジュン役のチェ・ウォニョンさんと
店主の長女で2度の結婚に失敗しているイ・ドンスク役のオ・ヒョンギョンさん
おふたりは、他のいろいろなドラマでもお馴染みの役者さんですが、
このドラマの役柄が一番しっくりときているように思える程、ハマってました。
" ロックバラード界の貴公子 " として一世を風靡したソンジュンの
昔からの大ファンだったイ・ドンスクの献身的なアタックが可愛らしいです。
この女優さんは、姉御肌で頼もしいか、お金持ちでツンケンしているか‥という役どころしか
知らなかったのですが、このドラマでは、ソンジュンを陰ながら支えて、とても大人だし、
とてもかわいいんです。
ある事件を機に、過去の栄光を捨てて " トロット界の紳士 " ソン・テピョンとして
再起を目指すあたりから、ガラッとカッコよくなるチェ・ウォニョンさんに注目です。
2000年度歌謡大賞の新人賞を受賞したことのある歌手というお役柄、
チェ・ウォニョンさんはドラマの中で、しょっちゅう歌ってます。(≧▽≦)
これがなかなかどうして立派な歌手ぶりです。
トロット歌手に転向してからのヒット曲
오빠가 간다(オッパが行く)名曲です!
そして、主役を超える存在感を示したのがこの若いカップル。
お店の従業員ナ・ヨンシルと幼馴染で就職浪人のカン・テヤン役のヒョヌさんと
大手アパレル会社の経営者一家の次女、ミン・ヒョウォン役のイ・セヨンさん。
清く正しい貧乏学生カン・テヤンに、お金持ちのお嬢様ミン・ヒョウォンが一目惚れ、
一方的に猛アタックしちゃうという展開。自分の気持ちに正直で一直線です。(≧▽≦)
お嬢様に似つかわしくなく、行動に計算がなくて自由奔放。爆笑シーンがてんこ盛りです。
結局のところ、このミン・ヒョウォンの正直な屈託のない言動が、
欲に目がくらんで歪んだ人たちの心を癒していったように思います。
でも、やっぱりお嬢様だから、
最終的にはすべて自分の好きなように事を進めておりまして、
この笑顔で、主導権を勝ち取っちゃうんですね。(≧▽≦)
でも嫌味がなくて、仕方ないなぁって気になっちゃいます。
このひとだけ、やたら真正面からのアップのシーンが多くて、
お顔をまじまじと眺めながら、こんな面白い女優さん出てきたんだなぁと
思っていたら・・・このイ・セヨンさん、実は、子役出身のベテランさん!
なんと!「チャングムの誓い」でクミョン役だった子ではないですか!
チャングムのライパルだった優等生のクミョン。今でも覚えてる〜
そう言われて改めて見れば、面影あるある! 大きくなったねぇ!
頼りなくて、まったくいい印象がなかったのに、このドラマでは、いいとこしか見えなかった!
まじめで、優しくて、物腰が上品だし、背が高くて細くてスタイルいいし、何着ても似合うなあ、
顔きれいだなあ・・って、ポーっ♡となってました。
最高傑作だったのは、大手アパレル会社の経営者一家。
そう、最強お嬢様ミン・ヒョウォンの実家です。
この娘にしてこの親あり。会長の後妻でお母さん役のパク・チュングムさんは、
さすがのコメディエンヌぶりで似た者母娘を熱演です。
お兄さん役のパク・ウンソクさんは初めて拝見しましたが、
こちらもなかなか、小悪人ぶりにいい味出してました。(≧▽≦)
絶えない家族喧嘩も、開けっぴろげでどこか庶民的。
悪いこともいろいろ企みますが、実はハートフルな自称お金持ち一家です。
ちなみに、ミン・ヒョウォンは兄嫁のことを " うんこたれ " と呼んでます。
極め付きは、お兄さんに対するミン・ヒョウォンのこの飛び蹴り!
ベッドの上からびよ〜んと飛んでます。(≧▽≦)
長編ドラマにして、最後の最後まで見所満載。
温かい気持ちで、最後まで観終わることのできたドラマでした。
ただ、店主の奥さんチェ・ゴッチ役のキム・ヨンエさんが
最後のドラマ出演になってしまったことは、とても残念でした。
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