2017年08月14日
最近見た韓国ドラマの感想・・『六龍が飛ぶ(原題)』
最近見た韓国ドラマの感想です。
高麗時代の末期、朝鮮建国のために活躍した
イ・バンウォン(後の朝鮮第3代王・太宗)を中心とする
6人の人物が繰り広げる政治武侠アクション時代劇。
2015 - 2016年 SBS 全50話(BSフジでは全65話)
星の数: チェゴ!
悪徳官僚の私利私欲によって腐敗したしまった国家「高麗」を終わらせて、
民のための新国家「朝鮮」を建国するという目標のために集まった同志、
その6人の中心人物を「六龍」として描いています。
史実とフィクションを絶妙に組み合わせた、時代劇の新境地。
スピード感あるストーリー展開と共に、個性的なキャラクターが続々と登場して、
長編ドラマはいえ、最初から最後まで目を離すことができませんでした。
その中でも、物語の中心となるのは、
後に朝鮮第3代王となるイ・バンウォンと朝鮮建国の功臣チョン・ドジョンの二人。
イ・バンウォン役はユ・アインさん、チョン・ドジョン役はキム・ミョンミンさん、
新しい国家の建設を夢見る青年時代から、後の老獪な野心家としての姿まで、
それぞれ迫真の演技で見ごたえは十分でした。
ただ、キャラクターとしては人間的な魅力が感じられず、
権力を手にすると結局のところこうなっちゃうのね的な感じが残念でした。
でもでも、
それ以上に脇を固めるキャラクター達があまりにも魅力的!
子役たちの演技も素晴らしく、それぞれの人物の生い立ちや背景が
しっかりと描かれていて、その後の成長ぶりに胸が熱くなること間違いなしです。
私の一押しは、剣士として立身出世を目指すムヒュル。
明朗快活で愛嬌あふれる剣士ムヒュル役を演じたのは、
「ピノキオ」で悲愴感漂うかわいそうな役だったユン・ギュンサンさん。
力だけが自慢だった田舎っぺが、あれよあれよという間に剣豪らしくなっていきます。
人を守るときに実力以上の力を発揮するというあたりが泣かせます。
後に、王の護衛剣士にまで出世するのです。(≧▽≦)
そしてこちらも一押し!
後に高麗一の剣士と呼ばれるイ・バンジ。
悲しい過去を背負っていて、腐敗した高麗を終わらせるべく、
ひたすらストイックに武術を極めていきます。
対照的な陰と陽、ムヒュルとのコンビは最強でした。
この陰のある物静かな剣士イ・バンジ役を演じたのは、
「ミセン - 未生 - 」で大ブレイクしたピョン・ヨハンさん。
陽気で人懐っこい会社員役とはガラリとイメージ一新の新境地。
イケメン剣士たちが繰り広げる華麗なアクションは迫力満点でした。
見どころはアクションシーンだけではありません。
重税に苦しむ村人を救いたいと願うプニは、
子供の頃から正義感と行動力にあふれる女の子。
住む村を追われた村人たちをまとめて、諜報活動に活躍します。
プニ役は「根の深い木」で拝見した以来のシン・セギョンさん。
芯の強い女性の役がぴったりで、微妙な顔の表情など演技がとても上手です。
プニが妹なのに、兄イ・バンジの主導権を握っている感じの雰囲気が微笑ましいです。
「六龍」以外の脇を固めるキャラクター達も、
皆それぞれに個性的で魅力的なので、全編どのシーンも見逃せない作品になっています。
ストーリー的には、後半のドロドロとした主導権争い的な部分が重い感じがしますが、
前半の一致団結して目的に突き進むくだりは爽快な気分で観ることができると思います。
やはり、イ・バンジとムヒュルのアクションシーンが一番かな。
ちなみに、朝鮮第3代王 "太宗 " の少年時代を演じているのは、
おなじみのナム・ダルムくん。相変わらず綺麗なお顔をしています。
最終話には、かの有名な後の朝鮮第4代王 "世宗" としても再登場しますよ。
いつものことながら、面白かったドラマのオフショットって、
キャストの皆さんがほんとに仲良さそうにしています。
六龍が飛ぶ(ノーカット版)DVD-BOX
六龍が飛ぶ(原題)
高麗時代の末期、朝鮮建国のために活躍した
イ・バンウォン(後の朝鮮第3代王・太宗)を中心とする
6人の人物が繰り広げる政治武侠アクション時代劇。
2015 - 2016年 SBS 全50話(BSフジでは全65話)
星の数: チェゴ!
悪徳官僚の私利私欲によって腐敗したしまった国家「高麗」を終わらせて、
民のための新国家「朝鮮」を建国するという目標のために集まった同志、
その6人の中心人物を「六龍」として描いています。
史実とフィクションを絶妙に組み合わせた、時代劇の新境地。
スピード感あるストーリー展開と共に、個性的なキャラクターが続々と登場して、
長編ドラマはいえ、最初から最後まで目を離すことができませんでした。
その中でも、物語の中心となるのは、
後に朝鮮第3代王となるイ・バンウォンと朝鮮建国の功臣チョン・ドジョンの二人。
イ・バンウォン役はユ・アインさん、チョン・ドジョン役はキム・ミョンミンさん、
新しい国家の建設を夢見る青年時代から、後の老獪な野心家としての姿まで、
それぞれ迫真の演技で見ごたえは十分でした。
ただ、キャラクターとしては人間的な魅力が感じられず、
権力を手にすると結局のところこうなっちゃうのね的な感じが残念でした。
でもでも、
それ以上に脇を固めるキャラクター達があまりにも魅力的!
子役たちの演技も素晴らしく、それぞれの人物の生い立ちや背景が
しっかりと描かれていて、その後の成長ぶりに胸が熱くなること間違いなしです。
私の一押しは、剣士として立身出世を目指すムヒュル。
明朗快活で愛嬌あふれる剣士ムヒュル役を演じたのは、
「ピノキオ」で悲愴感漂うかわいそうな役だったユン・ギュンサンさん。
力だけが自慢だった田舎っぺが、あれよあれよという間に剣豪らしくなっていきます。
人を守るときに実力以上の力を発揮するというあたりが泣かせます。
後に、王の護衛剣士にまで出世するのです。(≧▽≦)
そしてこちらも一押し!
後に高麗一の剣士と呼ばれるイ・バンジ。
悲しい過去を背負っていて、腐敗した高麗を終わらせるべく、
ひたすらストイックに武術を極めていきます。
対照的な陰と陽、ムヒュルとのコンビは最強でした。
この陰のある物静かな剣士イ・バンジ役を演じたのは、
「ミセン - 未生 - 」で大ブレイクしたピョン・ヨハンさん。
陽気で人懐っこい会社員役とはガラリとイメージ一新の新境地。
イケメン剣士たちが繰り広げる華麗なアクションは迫力満点でした。
見どころはアクションシーンだけではありません。
重税に苦しむ村人を救いたいと願うプニは、
子供の頃から正義感と行動力にあふれる女の子。
住む村を追われた村人たちをまとめて、諜報活動に活躍します。
プニ役は「根の深い木」で拝見した以来のシン・セギョンさん。
芯の強い女性の役がぴったりで、微妙な顔の表情など演技がとても上手です。
プニが妹なのに、兄イ・バンジの主導権を握っている感じの雰囲気が微笑ましいです。
「六龍」以外の脇を固めるキャラクター達も、
皆それぞれに個性的で魅力的なので、全編どのシーンも見逃せない作品になっています。
ストーリー的には、後半のドロドロとした主導権争い的な部分が重い感じがしますが、
前半の一致団結して目的に突き進むくだりは爽快な気分で観ることができると思います。
やはり、イ・バンジとムヒュルのアクションシーンが一番かな。
ちなみに、朝鮮第3代王 "太宗 " の少年時代を演じているのは、
おなじみのナム・ダルムくん。相変わらず綺麗なお顔をしています。
最終話には、かの有名な後の朝鮮第4代王 "世宗" としても再登場しますよ。
いつものことながら、面白かったドラマのオフショットって、
キャストの皆さんがほんとに仲良さそうにしています。
六龍が飛ぶ(ノーカット版)DVD-BOX
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