2012年02月10日
マドモアゼル朱鷺 『タロットトキ式』。
「どうしても必要なものは、いくら処分しても必ず戻ってくるから、へっちゃらです」
高校生の頃、本屋で何気なく手にとって惹かれた本の一文。
マドモアゼル朱鷺さんの『タロットトキ式』。
それぞれのページにメッセージと、著者の一言と、本からの引用の言葉が載っている。
ペラペラとページをめくったり、気になった数字の項目を見たりして占う、というもの。
その本の、とあるページに載っていた言葉が
「どうしても必要なものは、いくら処分しても必ず戻ってくるから、へっちゃらです」
だった。
別れを経験したとき、この言葉を心の中で言い聞かせたりする。
少し心が軽くなる。
もし戻ってこないなら、それは私にとって必要ではなかったのだ。
そう言い聞かせると少し悲しみが和らぐような気がする。
そして本当に、自分にとってまだ必要なものであったら、そのうち戻ってくるのだ。
執着心、というものはなかなか消えないけれど。
少しづつこの憑き物を落としていって、必要なものを見極めたなら、迷いや不安も少しは減るのかな、と思う。
ちょっと話題は変わりまして。
インターネットや電子書籍が当たり前になって、必要な情報は検索をかければ出てくるようになりました。
言い換えれば、興味のないもの以外は、なかなか目にする機会が減ったのかもしれないです。
(とはいえ、Yahoo!のトップページのニュースや広告とか、ホームページやブログのリンク集や広告とかにつられて、知りたいと思っていたところから脱線することはあるのだけど)
たまーに、私は本屋や古本屋や図書館に行って、ずらりと並んだ本の背表紙タイトルから本を選びたくなるときがあります。
人気作品が平積みになっている所は「ふーん、こういうのが売れてるのね」と見るだけにしておいて、背表紙で並んでいるところをじっくり歩いたり(笑)。
「あ、これおもしろそう」というタイトルの本があったら、手に取って、あらすじを見て、小説本などであればページをめくってみて、惹かれるかどうかチェックします。
何か気になるものを感じたら購入。
ちなみに、私は連載より読み切り派なのです。
漫画なども、連載が載ってる本誌よりも読み切りがたくさん載っている増刊号などのほうを子供の頃から楽しみにしてました。
だって、色んな話がたくさん読めるし。
で、その中でもお気に入りの漫画家さんを見つけて、その人の作品を楽しみにしていたら、いつの間にか消えてしまったり(泣)、本誌で連載が決定して本誌に異動になって、おめでたいような残念なような、複雑な気持ちになったりしていました。
ずらりと並ぶ背表紙から作品を選んで、かつ、それが「アタリ作品」だったり、自分にとって必要なものだったときは、とても嬉しいです。
相思相愛というのでしょうか、自分がこの本を求めて、この本も自分を求めたんだな〜、という気持ちになります。
もちろん、情報を求めてネットサーフィンしていて、「これだ!」というものを見つけたり、何気なく覗いた電子書籍で気になる作品を見つけて最初の数ページを試し読みして購入を決定したり、Amazonで検索かけた本から関連本に移動して、そこのレビューで購入を決めたり(レビューに関しては、星の数で購入は決めないです。どういう人が、どういうレビューをしているかで決めます。案外、自分と反対の感性を持っているだろう人が酷評しているのを読んでみると、自分には面白かったりするので・笑)出来ますが、でも、あの、背表紙が並ぶ中を歩くときの、未知の世界を覗くようなわくわく感までは正直ないです。
インターネットも電子書籍も、もちろん便利だし利用するし、あっていいと思いますが、書籍としての本はなくなって欲しくないです。
本屋も古本屋も図書館も、なくなって欲しくないです。
数ある本の中から、自分にとって必要なものを見つけ出し、選び、そして自分の物としたことは、それは小さな私の誇りでもあるのです。
で、このタロットトキ式、絶賛絶版中です…。
いい本なのに…。
引かれた2枚のタロットカードに、シンボリックワードとシンボリックイメージ(写真)、リーディングメッセージが見開きで60載っています。
このシンボリックワード、イメージ、メッセージ、どれも素敵なのです。
本や漫画から引用された言葉も載っていたりして、見ごたえあります。
この本を友人に貸したら、えらく気に入ったようだったので、そのままプレゼントして、自分はAmazonで買い直しました(書店ではもう手に入らないので)。
それぐらい気に入っている本です。
Amazonで中古で購入できます。
気になった方はどうぞ↓
高校生の頃、本屋で何気なく手にとって惹かれた本の一文。
マドモアゼル朱鷺さんの『タロットトキ式』。
それぞれのページにメッセージと、著者の一言と、本からの引用の言葉が載っている。
ペラペラとページをめくったり、気になった数字の項目を見たりして占う、というもの。
その本の、とあるページに載っていた言葉が
「どうしても必要なものは、いくら処分しても必ず戻ってくるから、へっちゃらです」
だった。
別れを経験したとき、この言葉を心の中で言い聞かせたりする。
少し心が軽くなる。
もし戻ってこないなら、それは私にとって必要ではなかったのだ。
そう言い聞かせると少し悲しみが和らぐような気がする。
そして本当に、自分にとってまだ必要なものであったら、そのうち戻ってくるのだ。
執着心、というものはなかなか消えないけれど。
少しづつこの憑き物を落としていって、必要なものを見極めたなら、迷いや不安も少しは減るのかな、と思う。
ちょっと話題は変わりまして。
インターネットや電子書籍が当たり前になって、必要な情報は検索をかければ出てくるようになりました。
言い換えれば、興味のないもの以外は、なかなか目にする機会が減ったのかもしれないです。
(とはいえ、Yahoo!のトップページのニュースや広告とか、ホームページやブログのリンク集や広告とかにつられて、知りたいと思っていたところから脱線することはあるのだけど)
たまーに、私は本屋や古本屋や図書館に行って、ずらりと並んだ本の背表紙タイトルから本を選びたくなるときがあります。
人気作品が平積みになっている所は「ふーん、こういうのが売れてるのね」と見るだけにしておいて、背表紙で並んでいるところをじっくり歩いたり(笑)。
「あ、これおもしろそう」というタイトルの本があったら、手に取って、あらすじを見て、小説本などであればページをめくってみて、惹かれるかどうかチェックします。
何か気になるものを感じたら購入。
ちなみに、私は連載より読み切り派なのです。
漫画なども、連載が載ってる本誌よりも読み切りがたくさん載っている増刊号などのほうを子供の頃から楽しみにしてました。
だって、色んな話がたくさん読めるし。
で、その中でもお気に入りの漫画家さんを見つけて、その人の作品を楽しみにしていたら、いつの間にか消えてしまったり(泣)、本誌で連載が決定して本誌に異動になって、おめでたいような残念なような、複雑な気持ちになったりしていました。
ずらりと並ぶ背表紙から作品を選んで、かつ、それが「アタリ作品」だったり、自分にとって必要なものだったときは、とても嬉しいです。
相思相愛というのでしょうか、自分がこの本を求めて、この本も自分を求めたんだな〜、という気持ちになります。
もちろん、情報を求めてネットサーフィンしていて、「これだ!」というものを見つけたり、何気なく覗いた電子書籍で気になる作品を見つけて最初の数ページを試し読みして購入を決定したり、Amazonで検索かけた本から関連本に移動して、そこのレビューで購入を決めたり(レビューに関しては、星の数で購入は決めないです。どういう人が、どういうレビューをしているかで決めます。案外、自分と反対の感性を持っているだろう人が酷評しているのを読んでみると、自分には面白かったりするので・笑)出来ますが、でも、あの、背表紙が並ぶ中を歩くときの、未知の世界を覗くようなわくわく感までは正直ないです。
インターネットも電子書籍も、もちろん便利だし利用するし、あっていいと思いますが、書籍としての本はなくなって欲しくないです。
本屋も古本屋も図書館も、なくなって欲しくないです。
数ある本の中から、自分にとって必要なものを見つけ出し、選び、そして自分の物としたことは、それは小さな私の誇りでもあるのです。
で、このタロットトキ式、絶賛絶版中です…。
いい本なのに…。
引かれた2枚のタロットカードに、シンボリックワードとシンボリックイメージ(写真)、リーディングメッセージが見開きで60載っています。
このシンボリックワード、イメージ、メッセージ、どれも素敵なのです。
本や漫画から引用された言葉も載っていたりして、見ごたえあります。
この本を友人に貸したら、えらく気に入ったようだったので、そのままプレゼントして、自分はAmazonで買い直しました(書店ではもう手に入らないので)。
それぐらい気に入っている本です。
Amazonで中古で購入できます。
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