アフィリエイト広告を利用しています

広告

posted by fanblog

2019年05月14日

急性アルコール摂取による負傷リスク、男女で差

(単純にアルコールに対する耐性が男女比2:1によるだけじゃない?)

急性アルコール摂取による負傷リスク、男女で差
提供元:ケアネット 公開日:2019/04/04

飲酒による負傷リスクについて、性別、飲酒頻度、負傷の原因(交通事故、暴力、転倒など)によって違いがあるかを、米国・Alcohol Research GroupのCheryl J. Cherpitel氏らが、分析を行った。Alcohol and Alcoholism誌オンライン版2019年3月11日号の報告。

イベント後6時間以内に救急部(ED)に搬送された負傷患者1万8,627例についてケース・クロスオーバー分析を行った。

主な結果は以下のとおり。

・男女間での飲酒による負傷リスクは、3杯以下では同等であった(男性OR:2.74、女性OR:2.76)。
・大量飲酒における負傷リスクは、女性において男性よりも高く、3.1〜6杯(OR:0.60、CI:0.39〜0.93)および6.1〜10杯(OR:0.50、CI:0.27〜0.93)で、飲酒量の相互作用による性差(gender by volume interaction:GVI)が有意に大きかった。
・5回/月以上飲酒をしていた女性は、飲酒量に関係なく男性よりも負傷リスクが高く、5回/月未満で3杯以下の女性(OR:0.51、CI:0.28〜0.92)および6.1〜10杯の女性(OR:0.39、CI:0.18〜0.82)よりもGVIの強い関連が認められた。
・女性では、6杯未満での交通事故に関連するものを除き、男性よりも負傷リスクが高く、GVIは、3.1〜6杯でほかの原因による負傷についてのみ有意であった(OR:0.23、CI:0.09〜0.87)。

著者らは「大量飲酒の頻度に関係なく、『女性』は男性よりも『飲酒による負傷リスク』(交通事故関連を除く)が『高い』ことが示唆された」としている。(鷹野 敦夫)

原著論文はこちら
Cherpitel CJ, et al. Alcohol Alcohol. 2019 Mar 11. [Epub ahead of print]
この記事へのコメント
コメントを書く

お名前:

メールアドレス:


ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/8798970
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
ファン
検索
プロフィール
田中松平さんの画像
田中松平
元消化器外科医で,頭からつま先まで診れる総合診療科医です. 医学博士 元日本外科学会認定指導医・専門医, 元日本消化器外科学会認定指導医・専門医, 元日本消化器内視鏡学会専門医, 日本医師会認定産業医, 日本病理学会認定剖検医,
プロフィール
<< 2021年07月 >>
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
最新記事
写真ギャラリー
最新コメント
タグクラウド
カテゴリーアーカイブ
日別アーカイブ
×

この広告は30日以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。