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2015年06月27日

本紹介 No. 024『ブッダを知りたい。』

『ブッダを知りたい。』

釈尊の生涯についての本を探していたらちょっと面白いタイトルのムック本に出会いました。

頼富本宏 監修 『ブッダを知りたい。』(学研 2011)


タイトルに「。」がついてる。

ちなみにこの本はA4版のムック本ですが、この半分の大きさのA5版『完全保存版 ブッダを知りたい。』(学研 2012)もあるようです。
構成

A4版、112ページ、全ページカラー(素晴らしい!)

構成は以下の通り。

  「釈迦八相図」と仏教美術の名品で読み解くブッダの生涯
  ブッダゆかりの巡礼地を行く仏教の四大聖地
  ブッダの直弟子たち
  ブッダの言葉
  ブッダが拝んだ仏たち「過去七仏」
  如来と浄土
  如来の三十二相八十種好
  世界遺産の仏教遺跡と寺院
  ブッダの遺骨「仏舎利」への信仰
  ブッダの像と日本の仏教

  COLUMN
   ブッダの復活を描く「金棺釈迦出現図」
   ブッダの聖地とされた、ふたつの釈迦堂
   ブッダに背いた弟子、デーヴァダッタ
   ブッダのボディーガード「八部衆」
   ブッダの悟りは前世で積んだ修行の結果だった
   ブッダの生母「摩耶夫人」
   僧たちが祈りを込めて描くチベットの「砂曼荼羅」
   ブッダは日本の神様に変化し、その姿を現した!?
   生前のブッダを写し取った「清涼寺式」の仏像
  主要参考文献


それぞれのタイトルが興味をそそります。
内容

頼富本宏氏監修のもと9人の執筆陣による共著ですが、内容が豊富で特に写真が美しい。仏教について様々な角度からその魅力を伝える意欲作です。

「釈迦八相図」と仏教美術の名品で読み解くブッダの生涯では降兜率、托胎、降誕、四門出遊、出家、降魔成道、転法輪、涅槃など仏伝で有名なエピソードが『釈迦八相図』の絵解きとともにそれぞれ見開き2ページで語られます。

ブッダゆかりの巡礼地を行く仏教の四大聖地では生誕の地ルンビニー、成道の地ブッダガヤー、初転法輪の地サールナート、入滅の地クシナガラについて写真付きで紹介があり、

ブッダの直弟子たちでは京都の大報恩寺の快慶作 十大弟子立像とともに十大弟子について解説がなされます。

如来と浄土では釈迦如来、阿弥陀如来、薬師如来、弥勒如来、大日如来について解説があり、また、イラストレーター&文筆家の田中ひろみさんによる如来の三十二相八十種好の詳細な解説があります。

世界遺産の仏教遺跡と寺院には世界的な仏教遺跡の数々が美しい写真とともに紹介されており、ブッダの像と日本の仏教ではインド、中国、韓国の仏像と日本仏教の歴史にそった仏像の名品の解説がなされます。

COLUMNにも興味深い内容が幾つかまとめられており、最後のp112には29冊ではありますが「主要参考文献」も載っています。

とにかく写真が美しい。見ているだけで心が洗われます。

ほんの少し間違いもありますが、全体の出来具合からすれば気にならないレベルと思います。
曼荼羅作画とのかかわり

本書は仏教全体への広い視野のもと、非常に美しい数々の写真を用いて、歴史、文化、思想、美術への深い造詣が結実している一般向けのムック本です。

絵画、仏像、仏塔、遺跡、様々な仏教遺産を通して人類史における仏教文化の意味をあらためて感じさせる良本と思います。

仏教文化の歴史における曼荼羅の意味をもう一度思いおこす意味でも出会えてよかったです。

では、また〜ヾ(。・ω・。)ノ




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posted by mandalazu at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 本紹介
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