しかし、栄養素はそのまま栄養になるのではなく、消化吸収され、細胞が利用できるかたちに変換され、末端の細胞に送り届けられて体を作る材料として活用されます。
消化吸収しなければ、排泄されてしまいます。
玄米の皮と胚芽には栄養素が含まれていますが、この部分は消化されにくいので長時間炊いたり、圧力鍋で炊いて食べやすくしますが、別に栄養素として変換するのは、消化液と肝臓の仕事です。
腸で吸収された食べ物はすべて肝臓を通り、一旦蓄えられたり、細胞が利用しやすいブドウ糖などのかたちで血液中に出されたりします。
代謝機能がさかんであれば、肝臓の解毒作用もよく働き、有害物質の蓄積も少ないのですが、代謝が落ちているときは、できるだけ消化吸収しやすい白米や、分づき米を選択していきたいものです。
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