ニッキとも言われるシナモンは、クスノキ科の常緑樹です。
スパイスとして、漢方薬として使われています。
カルシウム、鉄分、マンガン、ミネラルが豊富で、毛細血管を拡張させる作用などから最近ではサプリメントとしても出回っているようです。
しかし、シナモンに含まれる香り成分クマリンを摂りすぎると、肝障害を誘発することが分かってきています。
ドイツでのデータでは、耐容1日摂取量を体重1kgあたり0.1mgと定め、それ以上の摂取は注意が必要と言われています。
体重50kgの場合、1日に5mlまでとすると、普通の食事では心配なさそうです。
クマリンを濃縮配合されたサプリメントなどになると、1日の耐容摂取量を超えてしまう可能性がありそうです。
味と香りを楽しむ程度でとりいれたいものです。