2015年08月20日
事実婚のススメ!未婚者急増&少子高齢社会対策に一石を投じるの巻!
「少子化だ〜少子化だ〜」「高齢化社会を何とかしないと」...
一昔前まではこのような声がもっと深刻さを伴って
叫ばれていたように思うのですが...
昨今では、新鮮味がなく話題になりにくいのか
国家の策に決め手がないからなのか
ほとんどと言っていいほどメディアで取り上げられなくなりました。。。
全人口の1割が集中する首都東京において、
平均初婚年齢は30歳超え!
30代の独身者もけっして珍しくはありません。
私も周りを見渡してみると、、、
確かに未婚のアラサー、アラフォーの方々、多いんですよね〜
そしてこのままだと近い将来、
約3割の人たちが「生涯未婚」だと算出されているのです...
これって...国家にとっても本人にとっても由々しき事態ではありませんかっ?
まあ、個人的には「生涯未婚で何が悪いの?」とも思うのですが…(苦笑)
≪結婚を躊躇する若者≫
・「一人でいる方が気楽」
・「将来が不安」
・「結婚したい相手がいない」
など、理由は様々だと思いますが
そもそも、「一緒に暮らしたい」ほどの好きな人が現れないのであれば、
無理して結婚する必要なんてないのかもしれませんね。
おまけに「結婚はコストパフォーマンスが悪い」とも言われていますし...(苦笑)
それもこれも、長引く経済不安...先行き不透明感...
が「未婚」の大きな一因だと考えると何だかやりきれない気がします。
≪未婚者急増中≫
ところで、「結婚」に夢や憧れを持てたのはいつ頃までだったのでしょうか?
よくよく考えてみると、祖父母や親の時代では「お見合い結婚」が多く
「恋愛結婚」が当たり前となったのはつい最近のことなんですよね〜
子育てを支える制度や介護を支援する環境がまだまだ整っていない現在...
責任と負担ばかりがズシッと重くのし掛かってきます...
こんな状況では、「結婚したい」と思う人が増えないのは当然なのかもしれません...
ただ、こうしたリスクばかりが取り沙汰されて、
結婚の良さが見失われつつあるのは非常に残念に思われます。
≪事実婚のススメ≫
「事実婚」と言うと日本では何か後ろめたいようなイメージがありますが
海外、特にフランスやオランダでは、事実婚カップルにも法律婚と同等の
社会保障や法的権利を認めることで、深刻な少子化と離婚率の増加に
歯止めをかけています!
フランスのオランド大統領は事実婚をされています。
また、スウェーデンにはサムボと呼ばれる「結婚お試し制度」があり、
同棲中のカップルにも育児手当や相続の権利が保証されているのです!
お試しって大事ですよねっ!
通販や訪問販売などでは、気に入らなければ商品を返品できる
クーリングオフ制度があるわけですし(笑)
結婚においても、婚活の一つの形として
通常の同棲とは別に、「結婚お試し制度」が
取り入れられてもいいのではないでしょうか。
《日本における事実婚の不利益》
せっかく事実婚を推奨してみても、現実問題、今の日本では
◆税金の配偶者控除を受けることができない
◆子どもが非摘出子になる
◆(遺言があればできるが)基本、相続権がない
◆生命保険の受取人指定に手間がかかる
また、急病時など万が一の際に、
家族であることを第3者に理解してもらうのに多大な時間と労力を要します。
もう一度言いますが、日本の婚姻率・出生率低下の背景には、
経済的・社会的な拭いきれない不安が存在しています。
《再度、事実婚のススメ》
そこで、
「これまで通りの結婚」は当たり前でない...
「戸籍上の結婚に拘らない!」...という選択肢も大いにアリだと思います。
つまりは「事実婚」ですね!
日本においても、海外で取り組まれている実践的な
社会問題解決法を大いに見習い、積極的に取り入れて
いってほしいなぁ〜、と心から願ってやみません。
いいなぁ〜。スウェーデンの「結婚お試し制度」(笑)
多様化の進む社会の中で、人々に利益をもたらす選択肢を
増やしていくことは必然だと思うのですが...
皆さんはどう思いますか?
そうすれば、いくつになっても恋人はできます。
中高年者の第二の人生、第三の人生がバラ色に輝くことだって可能です。
シングル若しくは事実婚の状態で、仕事・趣味・友情を楽しむことができれば
「結婚をしない=孤独」とはなりにくいのではないでしょうか。
一度きりの人生...
後悔のないよう,
ひとつひとつの選択を大事にしていきたいものです。
タグ:海外
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