2011年12月30日
マイヤ・プリセツカヤの白鳥の湖 DVDの感想
今日はマイヤ・プリセツカヤ「白鳥の湖」のDVDを鑑賞しました。
1957年に製作されたボリショイ劇場の「白鳥の湖」のDVD版です。
(公開は1960年3月です)
このDVDは「白鳥の湖」を全幕収録したものではなく
抜粋版となっています。
チャイコフスキー博物館の展示や、マイヤ・プリセツカヤの舞台裏、
ボリショイ劇場内や、観客の様子等も紹介されています。
映像は全体的に粗かったですが、古いものとしてはまぁまぁでした。
白っぽく劣化している部分も一部ありました。
当時の様子を知る貴重な作品だと思います。
音楽鑑賞用には向きません。
音割れの酷い部分が多いので、音楽目当てだとキツイです。
全幕版でもなく、途中ナレーションも入りますから、
初めから音楽鑑賞用としては作られていないのでしょう。
マイヤ・プリセツカヤの踊る白鳥と黒鳥は、どちらも美しかったです。
王子様役のニコライ・ファデーチェフも良かったです。
王子様役の衣装の短いマントは、あまり王子様っぽくなかったです。
内側が白で外側が黒いマントは王子様らしくないような…
観客の髪型や服装もクラッシックで時代を感じました。
今もそうなのか分りませんが、
映像の中のボリショイ劇場のオケピットは、あまり低くないのか
指揮者の台が高いのか、指揮者の上半身が1階の客席からかなり見えていました。
観客は舞台の手前に指揮者の頭を見るようになるので、
オケピットをもっと低くすればいいのに…と感じました。
指揮者も自分の後頭部が気になりませんかねぇ…
「白鳥の湖」の版(演出)によって、王子の家庭教師が登場するものと、
道化が登場するものがありますが、こちらは両方登場していました。
ラストも版によって、何パターンかあります。
大きく分けると3つです。
1.王子とオデットの勝利=悪魔の敗北
ハッピーエンド。
2.悪魔の勝利=王子が敗北
悲劇的。
3.悪魔の勝利=王子の敗北、オデット湖に身投げ
天国で結ばれる2人。
このDVDは1番目で、王子が悪魔を倒していました。
『白鳥の湖』の王子様は、白鳥と黒鳥の見分けも付かない
へタレ王子様なので、私としては勝って欲しくないですね。
最近、デアゴスティーニのバレエコレクションDVDのおかげで、
すっかりバレエDVD鑑賞にハマっていますが、
他のも観たいなぁと思って、このDVDがあったのを思い出しました。
1957年に製作されたボリショイ劇場の「白鳥の湖」のDVD版です。
(公開は1960年3月です)
このDVDは「白鳥の湖」を全幕収録したものではなく
抜粋版となっています。
チャイコフスキー博物館の展示や、マイヤ・プリセツカヤの舞台裏、
ボリショイ劇場内や、観客の様子等も紹介されています。
価格:3,551円 |
映像は全体的に粗かったですが、古いものとしてはまぁまぁでした。
白っぽく劣化している部分も一部ありました。
当時の様子を知る貴重な作品だと思います。
音楽鑑賞用には向きません。
音割れの酷い部分が多いので、音楽目当てだとキツイです。
全幕版でもなく、途中ナレーションも入りますから、
初めから音楽鑑賞用としては作られていないのでしょう。
マイヤ・プリセツカヤの踊る白鳥と黒鳥は、どちらも美しかったです。
王子様役のニコライ・ファデーチェフも良かったです。
王子様役の衣装の短いマントは、あまり王子様っぽくなかったです。
内側が白で外側が黒いマントは王子様らしくないような…
観客の髪型や服装もクラッシックで時代を感じました。
今もそうなのか分りませんが、
映像の中のボリショイ劇場のオケピットは、あまり低くないのか
指揮者の台が高いのか、指揮者の上半身が1階の客席からかなり見えていました。
観客は舞台の手前に指揮者の頭を見るようになるので、
オケピットをもっと低くすればいいのに…と感じました。
指揮者も自分の後頭部が気になりませんかねぇ…
「白鳥の湖」の版(演出)によって、王子の家庭教師が登場するものと、
道化が登場するものがありますが、こちらは両方登場していました。
ラストも版によって、何パターンかあります。
大きく分けると3つです。
1.王子とオデットの勝利=悪魔の敗北
ハッピーエンド。
2.悪魔の勝利=王子が敗北
悲劇的。
3.悪魔の勝利=王子の敗北、オデット湖に身投げ
天国で結ばれる2人。
このDVDは1番目で、王子が悪魔を倒していました。
『白鳥の湖』の王子様は、白鳥と黒鳥の見分けも付かない
へタレ王子様なので、私としては勝って欲しくないですね。
最近、デアゴスティーニのバレエコレクションDVDのおかげで、
すっかりバレエDVD鑑賞にハマっていますが、
他のも観たいなぁと思って、このDVDがあったのを思い出しました。
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