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マイヤ・プリセツカヤの白鳥の湖 DVDの感想

今日はマイヤ・プリセツカヤ「白鳥の湖」のDVDを鑑賞しました。
1957年に製作されたボリショイ劇場の「白鳥の湖」のDVD版です。
(公開は1960年3月です)

このDVDは「白鳥の湖」を全幕収録したものではなく
抜粋版となっています。
チャイコフスキー博物館の展示や、マイヤ・プリセツカヤの舞台裏、
ボリショイ劇場内や、観客の様子等も紹介されています。

白鳥の湖 / バレエ (マイヤ・プリセツカヤ)

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感想(0件)



映像は全体的に粗かったですが、古いものとしてはまぁまぁでした。
白っぽく劣化している部分も一部ありました。
当時の様子を知る貴重な作品だと思います。

音楽鑑賞用には向きません。
音割れの酷い部分が多いので、音楽目当てだとキツイです。
全幕版でもなく、途中ナレーションも入りますから、
初めから音楽鑑賞用としては作られていないのでしょう。



マイヤ・プリセツカヤの踊る白鳥と黒鳥は、どちらも美しかったです。
王子様役のニコライ・ファデーチェフも良かったです。

王子様役の衣装の短いマントは、あまり王子様っぽくなかったです。
内側が白で外側が黒いマントは王子様らしくないような…
観客の髪型や服装もクラッシックで時代を感じました。



今もそうなのか分りませんが、
映像の中のボリショイ劇場のオケピットは、あまり低くないのか
指揮者の台が高いのか、指揮者の上半身が1階の客席からかなり見えていました。




観客は舞台の手前に指揮者の頭を見るようになるので、
オケピットをもっと低くすればいいのに…と感じました。
指揮者も自分の後頭部が気になりませんかねぇ…

「白鳥の湖」の版(演出)によって、王子の家庭教師が登場するものと、
道化が登場するものがありますが、こちらは両方登場していました。



ラストも版によって、何パターンかあります。
大きく分けると3つです。

1.王子とオデットの勝利=悪魔の敗北
ハッピーエンド。

2.悪魔の勝利=王子が敗北
悲劇的。

3.悪魔の勝利=王子の敗北、オデット湖に身投げ
天国で結ばれる2人。


このDVDは1番目で、王子が悪魔を倒していました。
『白鳥の湖』の王子様は、白鳥と黒鳥の見分けも付かない
へタレ王子様なので、私としては勝って欲しくないですね。


最近、デアゴスティーニのバレエコレクションDVDのおかげで、
すっかりバレエDVD鑑賞にハマっていますが、
他のも観たいなぁと思って、このDVDがあったのを思い出しました。


デアゴスティーニ バレエ DVDコレクション第9号 コッペリア

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