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2019年01月07日

キングダム・シリーズ(アニメ)

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『キングダム(アニメ)』
シリーズ一覧
内容・あらすじ

・第1シリーズ:全38話

・第2シリーズ:全39話



紀元前、中国。時代は春秋戦国時代。西方の国、秦で戦災孤児として暮らしていた二人の少年、信と漂の夢は、日々鍛錬を積み、いつか戦で武功を立てて天下の大将軍になること。そんな二人にある転機が訪れる。王宮に仕える大臣、昌文君の目に留まった漂が王宮に召し上げられたのだ。だがほどなくして王宮の勢力争いに巻き込まれ大けがを負った漂が、命からがら故郷へと戻ってくる。そして漂から託された地図を頼りに訪れた村で信は、漂とうり二つの少年、政と出会う。この少年こそ秦王、エイ政…後の始皇帝であった。


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・原作:原泰久
・監督:
 神谷純(第1期)
 岩永彰(第2期)
・シリーズ構成:荒川稔久
・キャラクターデザイン
 第1期:戸部敦夫 / 大竹紀子 / 波間田正俊
 第2期:竹田逸子 / 徳永久美子 / 下島誠
・コンセプトデザイン:高橋武之 / 中森良治(第2期から)
・総作画監督:竹田逸子(第2期)
・美術監督:東潤一(第1期) / 金鉉洙(第2期)
・色彩設計:いわみみか(第1期) / 甲斐けいこ(第2期)
・撮影監督:吉田寛
・編集:松村正宏
・3DCG監督:奥村優子
・音響監督:高桑一
・音楽:関美奈子
・音響効果:北方将実
・アニメーションプロデューサー:磯谷麻依子
・制作統括:斉藤健治 / 柴田裕司 / 上田憲伯
・アニメーション制作:ぴえろ
・製作:NHK、総合ビジョン、ぴえろ
・放送局:NHK BSプレミアム

・放送期間:
 第1期:2012年6月4日 - 2013年2月25日
 第2期:2013年6月8日 - 2014年3月1日
・話数:
 第1期(1シリーズ):全38話
 第2期(2シリーズ):全39話






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1. 無名の少年

紀元前245年中国。時は春秋戦国時代。西方の国、秦で天下の大将軍になることを目指し日夜剣の修行に明け暮れる二人の少年がいた。名は信と漂。戦災孤児であり下僕として働いていたその二人の元に、ある日王宮に仕える大臣の昌文君が現れ漂を王宮で仕官させると告げるのだった。離れ離れになる二人だが「行き着く場所は同じだ」と誓い合う。しかしその後、王弟の反乱が勃発。漂の身を案じる信の元に深手を負った漂が戻ってきた。
・再生時間: 50 分
・初放送日: 2012年6月4日


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2. 運命の出会い

漂の死の直前に託された地図を元に黒卑村へと向かった信は、そこで漂と瓜二つの少年、政と出会う。混乱する信の前に姿を現したのは政の命を狙う刺客の徐完。実はこの少年こそ秦王のエイ政…後の始皇帝であったのだ。「漂を殺したのは自分だ」と嘲笑する徐完に怒り、我を忘れるように剣を向ける信だったが、手も足も出ず倒れ伏してしまう。薄れゆく意識の中、しかし漂の無念を誰よりも感じている信はボロボロの体で再び立ち上がった。
・再生時間: 25 分
・初放送日: 2012年6月11日



3. 友よ…!

驚異的な気力と剣技で徐完を倒した信。だが今度は王弟が差し向けた大軍により一帯を囲まれてしまう。逃げ場を失い強行突破を図ろうとする信と政。そんな二人の前に河了貂という子供が現れ、「抜け道がある」と告げる。貂の手引きの元、軍の包囲を掻い潜ろうとする一行。その最中、政の「漂は万が一のための影武者だった」との言葉に信は逆上。しかしそんな信に対し政は「漂はそのことを十分にわかっていた」と声を荒げるのだった。
・再生時間: 25 分
・初放送日: 2012年6月18日



4. 王と剣

漂の思いを知った信は自分達の路のため政についていくことを決意。「その為に利用するだけだ」と語る信に政も「お前はただの剣だ」と言い返す。そこに貂もカネのためと言って加わり一行は昌文君を筆頭とする大王派臣下との合流地を目指す。連日の疾走の末、辿り着いた先は美しい緑に囲まれた楼閣、四百年前の秦王、穆公の隠れ避暑地であった。そこで昌文君らの到着を待つ三人の前に不気味な殺気を放つ新たな刺客ムタが襲いかかる。
・再生時間: 25 分
・初放送日: 2012年6月25日



5. 折れない心

ムタと対峙した信は初めて感じた殺気の恐怖に怯み、本来の力を出せずにいた。しかし政の檄により自分が無意識に退がっていたことを知り、不退こそが自分の武器だと確信した信は血だらけになりながらも前に出る。殺気の呪縛から解放され、戦いの最中で進化をし始める信はついに反撃に出る。一方咸陽では、勢力争いに全く興味を示さなかったはずの伝説の大将軍、王騎の手により、無残な姿となった昌文君の首が王宮に届けられていた。
・再生時間: 25 分
・初放送日: 2012年7月2日



6. 大将軍への道

死んだと思われた昌文君は生きていた。政と再会を果たし、その無事に涙する昌文君に対し、漂の死の怒りをぶつけようと剣を振り上げる信。だが、その手は副官、壁によって止められてしまう。そして壁は最後まで漂の傍にいた者として、その様子を語りたいと申し出る。憮然とする信だったが、壁が語る漂の姿は堂々たる王の姿であり英雄のように語られる話に次第に心打たれる。己の未熟さに気付いた信は改めて将軍になる路を政に問う。
・再生時間: 25 分
・初放送日: 2012年7月9日



7. 恐ろしき山の民

王宮奪還のための加勢となる軍勢を求めて山の王へと会いに行く一行はその道中、壁から山の民の凶暴性を象徴する壮絶な戦いの一端を聞かされる。恐怖と緊張に沈み込む一同の中、信だけは「味方にする値打ちがある」と意気揚々と先を目指す。その背中に何かを感じ取る政と昌文君。一行はさらに先を目指し険しい山々を歩き続けるが、ふと気づくといつの間にか夥しい数の奇妙な仮面を被った山の民たちに取り囲まれてしまっていた。
・再生時間: 25 分
・初放送日: 2012年7月16日



8. それぞれの夢

山の民に連れられ、たった一人で山の王の元へと向かった政。その後を、昌文君から政のことを託された信、さらに貂と壁が追いかける。断崖絶壁の岩肌を登り山の民の王国に乗り込んでいく三人の眼前に現れたのは想像を絶する堅牢な要塞であった。そして驚愕に固まったままの三人の背後に山の民が音もなく忍び寄る。一方山の王、楊端和は助力を求める政の申し出を一蹴し、積年の恨みを晴らすため政の首を刎ねると宣告する。
・再生時間: 25 分
・初放送日: 2012年7月23日



9. いざ咸陽へ

楊端和の心を動かした信たち一同は、山の民とともに昌文君らの元へ戻ってきた。勢いにのった一行は早速王都、咸陽へと攻め込む作戦会議を始める。だが、およそ三千の政側の勢力に対して竭氏は八万の軍を集結させているという。あまりの兵力差に喚く信。だが逆に政は「悪くない」と瞳を光らせる。その頃王宮では大局に向け着々と準備が進められていた。そして自分に従う大軍勢を前にした成キョウは笑みを浮かべる。
・再生時間: 25 分
・初放送日: 2012年7月30日



10. 王都突入

ついに咸陽へと到着した信たちは政が発案した策により全員山の民の姿へと扮装し、いざ王宮へと向かう。策が功をなし見事に城門を潜り抜けた一行は王宮へと通じる門の前へとやってくる。緊張感が漂う中、ふと立ち止まる政。「怖気づいたのか」とからかう信に政は王宮をまっすぐに見つめ「全ての始まりはここだった」と語り出す。政と漂が出会い、そして信と政が出会った運命の始まりの場所。今ここに、決着の戦いが始まる!
・再生時間: 25 分
・初放送日: 2012年8月6日



11. 激戦開始

信の活躍により朱亀の門を突破した一同は、その勢いのまま、門の近くまでおびき出していた竭氏に襲い掛かる。そして山の民の刃が喉元まで迫ったその時、突如として無数の矢が山の民の体を貫いた。実は此度の動きに不審を感じていた肆氏が弩行隊を率いて潜んでいたのだ。にらみ合う両者の中で、政は己の姿を敵前に現して注意を引き付け、その間に信、壁らは別働隊として本殿へと攻め入るのだった。
・再生時間: 25 分
・初放送日: 2012年8月13日



12. 究極の一刀

右龍の回廊へと突入した信たちの前に、ただならぬ威圧感を放つ人斬り長、左慈が立ちふさがる。圧倒的な強さを誇り、常に一刀で敵を仕留めるという左慈の剣は山の民すらも真っ二つに斬り捨ててしまう。そんな味方の兵すらも立ちすくむ中、しかし信は迷うことなく立ち向かう。激しく打ち合う二人はともに一歩も引かずにぶつかり合う。だが、信の剣がわずかに左慈を傷を付けると、激高した左慈が信の頭上に強烈な一撃を撃ち込む。
・再生時間: 25 分
・初放送日: 2012年8月20日



13. ランカイ吠える

信は死力を尽くした壁の援護を受け左慈を倒す。そして、ついに本殿へと躍り込むが、信の迫力に震え上がる大臣たちをよそに玉座に悠然と構えたままの成キョウ。一同を下等な輩と蔑む成キョウに、信は真っ向から挑みかかる。と、次の瞬間、巨大な化け物ランカイが牙をむく。成?のペットであり護衛役を果たすランカイは凄まじい破壊力で信たちを蹴散らす。その威力に誰も手を出せずにいる中、バジオウが一人前へと進み出る。
・再生時間: 25 分
・初放送日: 2012年8月27日



14. 剣の力

成キョウの一言で野獣と化したランカイはバジオウらを次々となぎ倒す。その強さになすすべのない一同。だが、壁の言葉を受け、剣と一体となった信の渾身の一撃と気迫がランカイの戦意を打ち砕く。ランカイが倒されたことで後がなくなった成キョウは半狂乱になりながら逃げ出し、竭氏は最後のあがきを見せるも信たちに討ち取られるのである。一方、広間では乱戦の真っただ中、突如政の前に王騎が現われ不敵な笑みを浮かべる。
・再生時間: 25 分
・初放送日: 2012年9月3日



15. 王の資格

政と向かい合う王騎は宝刀を光らせながら目指すべき王の在り方について問う。一同に緊張が走る中、表情を変えることなく「中華の唯一王だ」と言い切る政。その揺るぎない言葉の重みを受けた王騎は爛々と目を輝かせる。問答に満足し撤収していく王騎と入れ替わるように逃げ込んできた成キョウ。政の姿を見つけるや否や「こいつを殺せ」と一人で喚き散らすも、もはや応える者はなく、政はその拳で全てに決着をつける。
・再生時間: 25 分
・初放送日: 2012年9月10日



16. 呂不韋

激戦の末、反乱を鎮圧し平穏が訪れたのも束の間、王宮には新たな事件が迫っていた。秦国の丞相、呂不韋が遠征から戻ってくるというのだ。呂不韋は、政が大王に即位するも後ろ盾が弱いことにつけこみ竭氏と権力を二分していた人物であり、此度の反乱でも手助けすることなく傍観していたのだ。それにも関わらず飄々と戻ってくる呂不韋に怒りを隠せない信。だが、いざ姿を現すとその底知れぬ気に呑まれ言葉を失ってしまうのだった。
・再生時間: 25 分
・初放送日: 2012年9月17日



17. 初陣

中国統一を目指す政は、その第一歩として隣国、魏へと秦軍を侵攻させる。その規模は十五万をはるかに超える大軍であった。戦場に向かう歩兵軍の中には漂との約束でもある天下の大将軍を目指す信の姿もあり、大軍勢に驚きながらも戦の雰囲気に触れ気合い十分で行軍していく。ところが伝者より、入城するはずだった秦の城が魏の何者かの手により落ちたとの知らせが入る。攻め込むはずが逆に魏軍の動きに翻弄される秦軍の命運は?
・再生時間: 25 分
・初放送日: 2012年9月24日



18. 戦車隊の脅威

すでに戦場と化している蛇甘平原に到着した信。そして、命をかえりみず突撃することで知られる猛将、縛虎申隊に配属された信たちはついに魏軍の大軍勢と激突した。信が属する部隊は隊の中でも最弱と目されていたが、ずば抜けた信の剣術と部隊長の澤圭たちの結束で、いびつながらも集団戦法としての戦いを演じ始めていた。だが、魏国が最強を自負する戦車隊が現れると、逃げ場を失った秦軍は次々と蹂躙されていく。
・再生時間: 25 分
・初放送日: 2012年10月1日



19. 烈火の戦い

戦場を爆走する魏軍の装甲戦車は秦軍を容赦なくなぎ倒す。しかし、それまで沈黙していた謎の剣客、羌カイの策と信の奮迅の活躍により戦車隊を撃破。このわずかな戦局の変化を読み取った秦軍総大将のヒョウ公は戦場に騎馬の大軍を突撃させ、一帯は大乱戦となる。そして、戦車隊を攻略し勢いにのった信たちは隊長、縛虎申の号令の元、生き残ったわずか数十の兵で丘上に陣取る魏軍副将、宮元の首を狙うべく、再び過酷な激戦地へと走り出す。
・再生時間: 25 分
・初放送日: 2012年10月8日



20. 王騎乱入

鬼神のような縛虎申隊の突撃は多くの犠牲を出しながらも丘上奪取の目的を果たした。しかし、その成果を喜ぶ間もなく、信たちが陣取る丘に向かい魏軍総大将、呉慶が自ら軍を率いて動き出したのだ。万の軍勢に迫られた信たちは対抗する程の戦力もなく無念さを残しながらも丘をくだろうとする。しかし、そこへ此度の戦には参戦していなかったはずの伝説の将軍、王騎の騎馬隊が突如として現れ、敵を粉砕していくのだった。
・再生時間: 25 分
・初放送日: 2012年10月15日



21. 将軍の意味

王騎の姿を初めて目の当たりにした信は、その存在感の大きさに圧倒されてしまう。歯を食いしばって身構える信だが、王騎はそんな信には目もくれず期待外れだと一刀両断。天下の大将軍を目指す信は、その屈辱的な言葉に怒りを隠せず剣を向けて吠えるのである。しかし、王騎は喚く信に全く動じず、眼下で急速に変化を始めた戦を眺め、この状況を導き出したのはたった二人の将軍であると語り始める。
・再生時間: 25 分
・初放送日: 2012年10月22日



22. 知将対猛将

戦を理詰めの盤と捉え、いち早く地理的有利な丘に布陣し、さらに戦況により素早く陣形を変化させ秦軍を追い詰めてきた魏軍総大将、呉慶。一方、戦を燃え盛る一つの大炎と捉え、そのわずかな変化を逃さず敵軍を撃破し、最後は自ら先頭に立ち走り出した秦軍総大将、?公。相反する二人の将軍の戦は最終決戦を迎え、魏軍の陣に突撃した?公はそれを迎え撃つ呉慶と対峙する。それぞれの思いが馳せる中、ついに決着の刻がくる。
・再生時間: 25 分
・初放送日: 2012年10月29日



23. 夜語り

初陣での活躍を評価された信は百人の隊を率いる隊長の百人将へと昇格した。魏戦でともに戦った仲間からも、再び同じ隊で戦いたいと言われる程成長しており、その頼もしい横顔を見て寂しさを感じる貂。そんな二人の前に、信と同じ隊の仲間だった羌カイが現る。再会を喜ぶ信は羌カイを招き語り合おうとするが相変わらず多くを語ろうとしない。だが、貂が羌カイの強さの秘密に迫ると突如殺気を放つのだ。その口から語られる壮絶な過去とは?
・再生時間: 25 分
・初放送日: 2012年11月5日



24. 新たなる試練

羌カイから己の未熟さを指摘された信。自分なりに「強さ」について考える信は、更なる進化を求め、世話役である渕を無理やり連れ出し大将軍、王騎の教えを乞いにその城へと向かう。初めは相手にもされないが、信の決意は揺るがず、どうにか修業場所へと連れて行ってもらうことになる。その道すがら、伝説の秦国六大将軍の話を聞き、信は改めて天下の大将軍になる決心を固めるが、突然、王騎が信を崖から突き落としたのである。
・再生時間: 25 分
・初放送日: 2012年11月12日



25. 任命

信が修業をしている頃、王都咸陽には未曾有の危機が迫っていた。突如、大国・趙が攻め込んで来たのだ。かつて長平の戦いで四十万の兵を生き埋めにされた趙国が秦国に抱く憎しみは尋常ではなく、そのため秦国・馬央に進軍した趙軍の兵士は一帯で大虐殺を行っていた。しかし秦国の軍勢の大半はすでに別の国を攻めていたため、一般兵に緊急徴兵が発せられる。それと同時に、この大戦を任すことが出来る唯一の将軍、王騎もまた動き出す。
・再生時間: 25 分
・初放送日: 2012年11月19日



26. 武神 ホウ煖

侵攻してきた趙軍によって馬央は陥落し、守備前線の要である秦国の馬陽も猛攻撃を受けていた。これに対し、秦国は伝説の将軍、王騎を総大将に任命し、すぐさま馬陽へと援軍を向かわせる。そして、百人将となった信も、将としての第一歩として戦場へと赴く。一方、王宮では此度の趙軍の総大将が「ホウ煖」という男であることが伝えられていた。誰も耳にしたことのないその名に一同が困惑する中、一人昌文君だけは驚愕に体を震わせる。
・再生時間: 25 分
・初放送日: 2012年11月26日



27. 飛信隊誕生

馬陽へと到着した秦軍は素早く陣形を整え、それを見た趙軍も迎え撃つ構えを見せる。そして、両軍の陣形が完成すると共に突撃の号令が下された。そんな中、待機を続けていた信の部隊に王騎より特命が与えられる。それは大乱戦となっている秦左軍の戦場に突入して敵将、馮忌の首をとってこいというあまりにも無謀な作戦だった。不可能とも見える任務に声を失う兵士たち。だが、信に臆するところはなく不敵に笑うのだった。
・再生時間: 25 分
・初放送日: 2012年12月3日



28. 王騎の飛矢

王騎より「飛信隊」という名を与えられた信たちは、その命により、わずか百人で敵将、馮忌の本陣に突撃する。敵の「虚」をついた攻撃は威力を発揮し、敵陣を切り抜けていく。また、信自ら先頭に立ち、敵を切り倒す姿に飛信隊のメンバーの士気もあがる。しかし、虚をつく効果も失せ、次第に単純な消耗戦になると寡兵の飛信隊は窮地に追い込まれる。その圧倒的な兵力差に戦い続けることの限界を感じた副将の渕は、ある決断を下す。
・再生時間: 25 分
・初放送日: 2012年12月10日



29. 戦局急転

仲間の援護を受け敵陣を切り抜けた信はみごと馮忌を討ち取り、一日目の戦いは飛信隊の勝利で幕を閉じた。そして二日目、初日に中央の戦場で守備を得意とする敵将の李白に苦戦を強いられていたかに見えた秦軍主攻・蒙武軍が動き出す。実は前日の動きは全て蒙武の作戦通りであり、一変して鬼神のような武力で李白の陣を食い破っていく。この蒙武の突出した力により、秦軍劣勢の状況で始まった戦は大きく動き出そうとしていた。
・再生時間: 25 分・初放送日: 2012年12月17日



30. 天災

飛信隊の活躍と蒙武の圧倒的武力で秦軍に勢いがつくと、王騎は蒙武に全軍を預け一気に趙軍本陣へと総攻撃を仕掛ける。だが、信たちが敵本陣の山へ突入するや否や、趙軍が奇妙な撤退を始める。王騎は、この動きに不審を感じながらも後を追っていき、軍師の勉強として観戦していた貂と蒙毅も謎の青年、李牧とその護衛、カイネとともに移動することになる。その夜、敵を退かせ歓喜に沸く秦軍野営地に、突如趙軍総大将の?煖が姿を現す。
・再生時間: 25 分・初放送日: 2012年12月24日



31. 集の力

秦軍に奇襲を仕掛けたホウ煖は自らを「天の災い」と称し、兵士たちを次々と斬り倒していく。そして、その矛は飛信隊の隊員の命をも奪うのだ。無残に倒れる仲間の姿を見た信は、怒りに震え、仇を討つため羌カイとともにホウ煖に挑むが、圧倒的な武力の前になす術もない。さらに趙将、万極の襲撃により夜営地は大混戦となった。この状況に一度は退がろうとする信だが、仲間のため、そして漂と誓った夢のため、再びホウ煖に向き合うのだった。
・再生時間: 25 分・初放送日: 2013年1月7日



32. 敗走の飛信隊

並外れた武力を持つ趙軍総大将、ホウ煖に対して飛信隊の仲間は信とともに反撃を開始する。集団での一斉攻撃はホウ煖の意識をそらし、その隙を狙った信の剣がホウ煖を切り裂く。全てに決着が着いたかと思った一刀だが、致命傷には至らなかった。さらにもう一刀差し込もうとする信だが、逆にホウ煖の一撃をくらい気絶してしまう。絶体絶命のピンチに飛信隊は身を挺して信を守り、趙軍追撃の中、多くの犠牲を出しながらも山中へと逃れる。
・再生時間: 25 分・初放送日: 2013年1月14日



33. 王騎 出陣!

趙軍の追撃から逃れた飛信隊は、傷付きながらも再び戦場へと向かい旗を頼りに自軍と合流しようとする。しかし、それは趙将、渉孟の罠であり再び危機に陥るのだった。だが、そこに現れた王騎に渉孟は一蹴され、飛信隊は王騎軍と共に趙軍を追ってさらに森の奥へと進んでいく。一方同じ頃、蒙武はすでに趙軍本陣を目の前に捉えていた。勢いに乗る蒙武軍は味方の到着を待つことなく王騎配下の隆国の軍とともに敵本陣を急襲する。
・再生時間: 25 分・初放送日: 2013年1月21日



34. 真打ち

趙軍本陣の中に敵将、ホウ煖を見つけた蒙武は、単身挑みかかるもののホウ煖は刃を交えることなくその場を去る。策の臭いを感じつつも構わず後を追う蒙武とその軍は、行く先に仕掛けられた罠にかかってしまう。さらに生き残った兵も断崖に追い詰められ、もはや全滅かと思われたが、この窮地に王騎たちが到着。この戦、最後の合戦が始まろうとしていた。一方、王宮には山の王、楊端和により趙軍の中に潜む思わぬ伏兵の存在が知らされる。
・再生時間: 25 分・初放送日: 2013年1月28日



35. 総大将 見える

釣鐘状の地で対峙した両軍。まずは王騎の副官、騰の騎馬隊が先制攻撃を仕掛け趙軍の陣を突き崩していく。それに続くように信を始めとした歩兵たちが囮となり、敵陣を乱したところへ王騎自らが出陣。王騎は趙軍の策略の気配を感じながらも、それより早く決着をつけるべく趙将、趙荘が陣取る本陣へと迫る。しかしその王騎の前に、九年前の因縁に決着をつけるべくホウ煖が立ちふさがった。ついに、二人の一騎打ちが始まる。
・再生時間: 25 分・初放送日: 2013年2月4日



36. 王騎と摎

九年前、突如襲い掛かってきたホウ煖に敗れて命を落とした秦国六大将軍の一人、摎。数多の戦場を駆け抜け、天下にその名を響かせながらも、その素性が知られていなかった摎は、実は王騎の妻になるはずの女だった。昌文君の口から語られる衝撃の事実に言葉を失う政だったが、摎はさらに出生にも秘密を抱えていたのだ。数奇な運命を辿った摎の隠された過去、そして王騎とホウ煖の間に生まれた因縁の日の出来事が明かされる。
・再生時間: 25 分・初放送日: 2013年2月11日



37. 我、死地にあり

秦軍総大将の王騎と趙軍総大将のホウ煖の熾烈な戦いは両者一歩も譲らず激しい打ち合いが続く。しかし、戦場で倒れた者たちの思いを背負った王騎は徐々にホウ煖を追い詰めていき、ついに防戦一方となったホウ煖を斬り伏せようとする。が、その時、この戦を影で操っていた李牧とその軍が到着。形勢は一気に逆転し、その圧倒的な兵力差に秦軍の士気は完全に打ち砕かれてしまう。だがこの絶体絶命の死地の中、王騎は笑みを浮かべるのだった。
・再生時間: 25 分・初放送日: 2013年2月18日



38. 継承

命を賭した死闘の末、王騎はホウ煖にとどめの一撃を振り下ろそうとする。しかし、その直前に趙将、魏加の一矢が背後から王騎を襲い、それを機にしたホウ煖の一刀が深々と王騎の胸を貫いた。その光景を目の当たりにした秦軍兵士は次々と武器を取り落とし戦意を喪失してしまう。しかし、死が明白になってもなお王騎は力強く立ち上がり、その檄により闘志を取り戻した信や秦軍兵士は趙軍を蹴散らし、王騎と共に死地を脱するのだった。
・再生時間: 25 分・初放送日: 2013年2月25日




『キングダム 第2シリーズ』

2014


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古代中国、春秋戦国時代の秦国。田舎村で下僕として暮らしていた少年、信の夢は、戦場に出て武功を上げ、いつか歴史に名を残す天下の大将軍になること。そして、先の戦で功績を上げた信は、ついに三百人将となった。そんな中、秦国の若き王、エイ政の号令の元、国の命運をかけた大戦が行われることに。そこで出会った同世代の若き将たちは互いに競い合い、時には協力しながらそれぞれの夢を掴み取るべく戦場を駆け抜ける。
主演
森田成一, 福山 潤, 野島裕史

1. 新時代

元は田舎村の下僕でありながら、戦場に出て武功を上げ、三百人将となった信。その信が率いる「飛信隊」は、秦国の特殊部隊として戦場を駆けまわっていた。熾烈な戦を戦い抜いてきた彼らは数多の勝利を積み重ね、その存在は敵にも味方にも知られるようになっていた。一方、王宮内では秦国の若き王、エイ政と国の実権を握る丞相、呂不韋の権力争いが激化。様々な思惑・野望・激情が渦巻き、今、新しい時代が動き始める!
・再生時間: 25 分・初放送日: 2013年6月8日



2. 静かなる戦場

昨年、王騎が討たれた秦趙戦の仇である趙国宰相、李牧が突如秦国へと来訪するという。騒動の発端は他ならぬ呂不韋であり、この異常事態に、軍事総司令の昌平君より王宮に呼び寄せられた信と羌カイは衛兵へと姿を変え、会見へと紛れ込む。緊迫した雰囲気の中、固唾を呑んで見守る一同とは裏腹に和やかに会話をすすめる呂不韋と李牧。その二人の様子に戸惑う信たちだったが、不意に呂不韋は「李牧を殺す」と言い放った。
・再生時間: 25 分・初放送日: 2013年6月15日



3. 嵐の祝宴

呂不韋と李牧の激しい駆け引きの末、秦趙同盟を成した両国はそれを祝して盛大な宴会を催すことになる。会場内には、その場に出席した信と羌カイが思わず目を奪われる程華やかな光景が広がるが、それとは裏腹に秦趙両国の間には張り詰めた空気が漂っていた。そんな雰囲気をよそに意気揚々と宴会の席につく信だったが、その向かいには仇敵である李牧の姿が。大将軍、王騎を殺した張本人である李牧に対し、信は思わず殺気を漲らせる。
・再生時間: 25 分・初放送日: 2013年6月22日



4. 王と蟻

五年で将軍になることを政に誓い、再び戦場へと戻った信はひたすら武功を上げることを目指す。しかし、大きな手柄を上げるほどの戦には出会えず焦りを募らせる信。そんな中、信たちのいる前線地帯で秦国軍を押し返すべく魏国軍が集結し、思わぬ大軍と化していた。この好機に、飛信隊は敵将を討つべく単独で敵本陣を急襲する。しかし、相手の防陣を突破した先にいたのは、既に敵将を討ち取り悠然と佇む秦国の若き将、王賁であった。
・再生時間: 25 分・初放送日: 2013年6月29日



5. 第三勢力

貴士族のエリートで構成された秦軍特殊三百人隊、玉鳳隊を率いる王賁は、戦の素人集団である飛信隊を「蟻」と呼び蔑む。その屈辱に思わず剣を抜く信だったが、王賁が繰り出した槍は信を圧倒し、力の差を見せつけた。その夜、悔しさに吠える飛信隊は、玉鳳隊を出し抜くべく自分たちにしか出来ない過酷な作戦を実行することを決意する。一方、王宮では政と呂不韋の権力争いが続く中、予期せぬ人物が政陣営に接触を図ってきた。
・再生時間: 25 分・初放送日: 2013年7月6日



6. 美しき猛毒

大王派と呂不韋派とは別に新たに姿を現した第三勢力、後宮。そこは政の母、太后が支配する特別な領域であり、絶大な勢力を擁するが、これまで権力争いには興味を示さず静観していた。しかし、その後宮から大王派である肆氏の元に突如書簡が届けられる。後宮勢力を取り込めば陣営強化に繋がるが、太后の闇を知る昌文君は強い警戒心を示すのだ。この事態に大臣たちが対応を議論をする中、政は誰にも話すことなく一人後宮へと向かう。
・再生時間: 25 分・初放送日: 2013年7月13日



7. 呪われた王子

かつて秦国と趙国の間で起こった長平の戦い。この戦で秦国は勝利を収めるが、未曾有の大虐殺を行ったことで趙国から深い恨みを受けることとなる。その恨みは趙国に残された秦国の王子、エイ政に向けられ、彼は幼い頃から侮蔑と虐待の日々を暮していた。月日は流れ、時の秦王崩御を機に、政を秦国へと逃がす極秘の計画が趙国の闇商人、紫夏の元に持ち込まれる。紫夏はこの仕事を受けるかどうかを決めるため政に会うことを要求するのだった。
・再生時間: 25 分・初放送日: 2013年7月20日



8. 政と紫夏

失敗すれば命がないことを知りながら、紫夏は政を秦国へ送り届けることを決意し、一行は趙国を抜ける為の5つの関門へと向かう。紫夏の手腕により一つ目の関門を通過するが、その一方で、政は虚ろな目のまま何かに怯えるかのように夢にうなされ続ける。その様子を見た紫夏は政の身に異変が起こっていることを感じ取るがどうすることもできずにいた。そんな中、二つ目の関門を通過する際、政が隠れている俵に突如矢が射ち込まれる。
・再生時間: 25 分・初放送日: 2013年7月27日



9. つなぐ願い

味も匂いも痛みも何も感じることが出来ず、自分は壊れてしまっていると語る政。過去の亡霊に縛られ前に進むことが出来なかった政だが、紫夏が差しのべた手は政を闇から強く引き上げ、その手に救われた政は正気を取り戻す。最後の関門を抜けた一同は秦国への道を急ぐが、ついに趙国の騎馬隊に追いつかれてしまった。戦いながらの逃走は熾烈を極め、敵の猛攻に次々と仲間が倒れていく中、紫夏は決意の表情を浮かべる。
・再生時間: 25 分・初放送日: 2013年8月3日



10. 砕けた愛

始皇5年、秦国は魏国の地、山陽一帯を領土とすべく、大軍を興して魏国へ侵攻させる。その中で、飛信隊は秦国総大将の蒙ゴウ率いる本軍に組み込まれ、この戦で大功を狙う信は気合十分で行進するのだ。その頃王宮では、後宮の権を握る実力者たちが政の元へと来訪し、これで助力を得られると、大臣たちは大いに盛り上がる。しかし、ある夜、宮女の向は政の敵であるはずの呂不韋と仲睦まじく歩く太后の姿を偶然目撃してしまう。
・再生時間: 25 分・初放送日: 2013年8月10日



11. 揃い踏み

王宮内の勢力争いにおいて、実の子である政に協力したかと思われた太后だったが、実は政の宿敵・呂不韋と裏で繋がっていた。二人の密会の現場を目撃してしまった宮女の向は身を潜めるも、気配に気づいた宦官の手により深手を負ってしまう。王宮内に異変が起き始めているその頃戦場では、魏国に侵攻中の秦国軍の中にいる信、王賁、蒙恬の三人の若き将が、それぞれ大きな武功を目指し、ついに最初の城、高狼へと到着する。
・再生時間: 25 分・初放送日: 2013年8月17日



12. 高狼城攻略

宮女、向の命がけの証言により呂不韋と太后の不義を知った政陣営は、一気に敵陣営を打ち砕くべくその事実を触れ回る。その効果は即座に現れ、呂不韋陣営を大きく揺るがすこととなる。一方、高狼城を攻める秦国軍は、敵の巧みな防御術の前に苦戦を強いられていた。幾日たっても戦局は動かず、徐々に士気が下がっていく秦国軍。強固な城壁を前に飛信隊も手が出せずにいたが、そんな中、玉鳳隊が単独前へと出る。
・再生時間: 25 分・初放送日: 2013年8月24日



13. 俺の戦り方

井闌車を用い、高狼城の城壁の上へと攻め込んだ王賁。その勢いのまま玉鳳隊は城門を奪うが、開いた扉から城内へと攻め込んだのは蒙恬の楽華隊だった。そして楽華隊による電光石火の早業で秦国軍は城を陥落させる。ところが、その奪い取った城では秦国軍兵士による魏国の民への凌辱行為が行われ始めていた。戦がきれいごとだけではないと知りつつ、そのあまりに悲惨な状況を目にした信は激高し、相手が秦兵にも関わらず剣を向ける。
・再生時間: 25 分・初放送日: 2013年8月31日



14. その男、廉頗

かつて趙国三大天の一人として天下を恐れさせ、秦国六大将軍とも互角の戦いを繰り広げた廉頗大将軍。しかし、時の趙国王の命に背いた事で国を追われ、魏国へと亡命することとなった廉頗は、それから一度も軍を率いることはなかった。しかしこの度、魏国王の命により国に攻め入ってきた秦国軍を討つべく再び戦場に立つことになったのである。そして大戦を前に、廉頗とともに死線を潜り抜けてきた四天王の一人、輪虎が密かに動き出す。
・再生時間: 25 分・初放送日: 2013年9月7日



15. 武将の空気

秦国軍は魏国侵攻後、三つ目の城となる近利関も落とし、その戦いの中で飛信隊も敵将を討つ武功を上げる。しかし、喜びに沸いていたのも束の間、廉頗四天王、輪虎の暗躍によって秦国軍の千人将が次々と斬られていく。事の深刻さを感じた秦国軍は警備を強化するも輪虎を捕えることはできなかった。そして次の日、近利関を出立した秦国軍に再び輪虎が襲い掛かる。その殺気に対峙した者たちは怯んでしまうが、信は真っ向から斬りかかる。
・再生時間: 25 分・初放送日: 2013年9月14日



16. 真夜中の大将軍

魏国に名だたる武将はおらず、亡命した廉頗も軍を率いることはないと考えられていた。しかし、その廉頗が出陣した事が秦国軍に伝えられると、思わぬ大人物の登場に一同は焦りを隠せないでいた。しかし、総大将の蒙ゴウは柔和な笑みを浮かべたまま動じる様子はない。だが実は、蒙ゴウは若き頃、幾度となく廉頗と戦い一度も勝ったことがないという過去を持っていた。その夜、不思議な癖を持つ蒙ゴウは、老人歩兵に化け陣内をこっそり徘徊する。
・再生時間: 25 分・初放送日: 2013年9月21日



17. 開戦前夜

輪虎の手により多数の千人将を失った秦国軍は、急遽、現在の三百人将の中から二名を千人将へと昇格させるという。一同が注目する中、選ばれたのは玉鳳隊の王賁と楽華隊の蒙恬だった。その結果に信は悔しさを隠せないが、どうすることもできなかった。ところが総大将、蒙ゴウの推挙により、信も臨時ではあるが千人将へと昇格を果たすこととなる。そして、新しく加わった仲間とともに千人隊となった飛信隊は、信の檄で心を一つにする。
・再生時間: 25 分・初放送日: 2013年9月28日



18. 激突!

決戦の地、流尹平野へと到着した両軍。此度の戦で蒙ゴウ軍の副将を務める二人の武将、桓騎と王翦、この二人を率いた蒙ゴウは穏やかな中にも決意を秘め、長年の敵である廉頗に挑む。対する廉頗もともに熾烈な戦場を戦い抜いてきた四天王を従え、激突の刻を待つ。その顔には余裕の笑みを浮かべ自信と闘志が満ち溢れていた。そして両軍の陣形が整うと、今、ついにその第一陣が激突する。
・再生時間: 25 分・初放送日: 2013年10月6日



19. 玄峰の奇策

戦の序盤、勢いで勝っていた秦国軍だが、時とともに第一陣として突撃した急造の千人隊は統率がとれず敵に押し込まれていく。それは玉鳳隊も同様であり、その隙を狙った輪虎が王賁に襲い掛かる。王賁は怯むことなく輪虎に果敢に打ち込むが捕えることはできない。第一陣の苦戦を見た秦国軍は第二陣を送り込むも、やはり急造の千人隊は次々と崩されてしまう。しかし、その中で飛信隊だけは怒涛の攻撃をみせる。
・再生時間: 25 分・初放送日: 2013年10月13日



20. 飛信隊逆襲

飛信隊の活躍により一時は勢いを取り戻したかに見えた秦国軍。しかし魏国の第二陣を率いる廉頗四天王の一人、玄峰の策により辺り一面が煙に覆われると、突然のことに混乱する秦国軍は敵の弓兵に為す術もなく、さらに煙の中から現れた装甲戦車に蹂躙されていく。そんな中で唯一飛信隊は敵の策を見抜いて逆に攪乱し、さらにこの状況を打開すべく強行突破で敵本陣へと迫る。だが、玄峰はその反撃に気づきながらも悠然と待ち構えていた。
・再生時間: 25 分・初放送日: 2013年10月20日



21. 盗賊対軍略家

敵の策に翻弄される秦国軍の中で反撃に出た飛信隊と玉鳳隊だったが、秦国軍を壊滅させた玄峰は早々と退却してしまい、秦国軍は大敗を喫してしまった。一方その頃、秦国軍の副将・桓騎が廉頗四天王の一人、介子坊と交戦していたが、桓騎の奇襲攻撃に正攻法を得意とする介子坊は苦しめられ、やむなく玄峰と将を交代することに。玄峰は隠されていた桓騎本陣を言い当て潰しにかかる。ところが、そんな玄峰の本陣に桓騎が姿を現した。
・再生時間: 25 分・初放送日: 2013年10月27日



22. 蒙恬の提案

秦国軍副将の桓騎が敵将の玄峰を討ち取ったという報告が秦国軍に届いてきた。その報告を聞いた信は桓騎に続き敵将、輪虎を討ち取ろうと改めて闘志を燃やす。しかし、蒙恬は今の戦い方では到底太刀打ち出来ないと語る。なぜなら輪虎はかつて秦国六大将軍の一人、王騎に一太刀浴びせたこともある強者であり、此度の戦ではまだ本気を出していないというのだ。その輪虎を倒すため、蒙恬は信と王賁にある提案をする。
・再生時間: 25 分・初放送日: 2013年11月3日



23. 三隊共闘

魏国軍の猛攻の中、秦国中央軍は守備に徹した戦いを進めるが、その中で蒙恬率いる楽華隊が独断で遊軍と化し、単独、前へと出る。その動きに敵も味方も驚く中、信と王賁だけは戦況を見つめたまま合図を待つ。これこそが三隊で輪虎を討つために、前日、蒙恬から提案された作戦であったのだ。そのまま楽華隊は輪虎本陣に突撃するが、その前には屈強な輪虎兵が立ちはだかった。
・再生時間: 25 分・初放送日: 2013年11月10日



24. 越えるべき壁

狙い通り輪虎兵を次々と討ち取っていく楽華隊。そして、蒙恬の合図を受け取った飛信隊と玉鳳隊が輪虎本陣へと攻め入った。だが、輪虎は動じる事無く、逆に輪虎の猛攻に王賁は反撃する事が出来ず、信もまた深手を負ってしまう。一方、左軍では敵に押し込まれ本陣が後退する中、唯一、壁はその場に留まって奮戦していた。ところがそこへ、本陣とともに退いていたはずの秦国軍副将、王翦が現れる。
・再生時間: 25 分・初放送日: 2013年11月17日



25. 裏の裏

王翦将軍の命により五千の兵を率いる将となった壁は、その軍を率いて廉頗四天王の一人・姜燕の迎撃に向かう。敵を討つのに絶好の地形に姜燕軍を追い込んだ壁。その圧倒的有利な状況で姜燕を討ち取ろうとするも、しかし新たな敵軍の出現によって逆に窮地に追い込まれてしまう。実はこれまでの優位は、全て姜燕の罠だったのだ。絶体絶命の壁! しかし、そんな中突如現れたのは、壁に燕姜の迎撃を命じたはずの王翦その人であった。
・再生時間: 25 分・初放送日: 2013年11月24日



26. 将の器

姜燕軍を追い詰めた王翦軍だったが、その行動を読んでいた廉頗が自軍を率いて姿を現した。伝説の男である廉頗の登場に士気が上がった魏国軍は、凄まじい力で襲い掛かる。その状況を見ていた王翦は、しかしあっさりと自軍の砦に撤退してしまうのだ。その頃、輪虎との死闘を繰り広げる信は輪虎に痛烈な一撃を撃ち込むも、討ち取る事はできずに退却を余儀なくされていた。だが、各々は死力を尽くす決戦が近づいている事を感じていた。
・再生時間: 25 分・初放送日: 2013年12月1日



27. 決着の刻

流尹平野での戦いが始まって六日目、前日の輪虎との死闘で受けた傷が嘘のように回復した信は決戦の刻を待っていた。しかし、この日の飛信隊は後方支援として待機することを命令される。不満がる信だが、実は輪虎に当たりやすいようにと栄備将軍が配慮していたのだ。将軍からの檄を受け取った信は改めて闘志を燃やす。戦いが始まり、その日も守備に徹した戦いを行っていた秦国軍であったが、そこに輪虎が攻撃を仕掛けてくる。
・再生時間: 25 分
・初放送日: 2013年12月8日



28. 最後の策

蒙ゴウ本陣を守る秦国軍の陣形を「輪動」という特殊な戦術で輪虎が突破してくる。その圧倒的な破壊力を止めたのは、隊を分離して突撃してきた飛信隊だった。そして信は、再び対峙した輪虎に一騎打ちを挑む。一方、蒙ゴウ本陣の背後では王翦から相手を変えた廉頗が自軍を率いて目の前まで迫ってきていた。廉頗の登場にうろたえる側近たちだが、蒙ゴウは動じることなく、対廉頗用に長年練り上げて来た迎撃布陣で立ち向かう。
・再生時間: 25 分
・初放送日: 2013年12月15日



29. 一瞬

信と輪虎の一騎打ちは両者一歩も譲らぬ打ち合いが続き、その激しさに周りの者は手が出せずにいた。前日の戦いで左腕を負傷していた輪虎だが、それを全く感じさせない戦い方で、深々と信の足に剣を突き立てる。しかし、信はその傷の深さにも関わらず驚異的な精神力で立ち上がるのだ。一方、蒙ゴウは廉頗を仕留めるべく迎撃布陣に誘い込むが悉くかわされてしまう。そして、本陣まで残りわずかとなった道を廉頗が駆け上がってくる。
・再生時間: 25 分
・初放送日: 2013年12月22日



30. 大事な仲間

信は自分への注意がそれた一瞬の隙を付いて輪虎を斬り伏せた。その一刀に手ごたえを感じるも輪虎は再び立ち上がる。ボロボロになりながらも輪虎は廉頗のために負けるわけにはいかないと語るのだ。同じ頃、飛信隊の負傷兵と共に持ち場で待機していた羌カイの前に凄まじい破壊力を持った巨体の騎馬隊が突撃してきていた。羌カイは自身も深い傷を負っていながらも、飛信隊副将として仲間を守るため敵軍の前に出る。
・再生時間: 25 分
・初放送日: 2013年12月29日



31. 蒙ゴウ、退かず

信と輪虎の一騎打ちは激戦の末、信の勝利に終わる。激闘を終えた信は休む間もなく、敵軍が迫る秦国本陣へと急ぐ。その本陣では、砦に仕掛けたいくつもの罠をかわし、ついに敵将・廉頗が頂上へと攻め込んで来ていた。圧倒的な威圧感を放つ廉頗を前に兵士たちは恐怖で動けなくなる中、ただ一人、蒙ゴウは前へと進み出る。40年間の熱き想いを武器に、蒙ゴウは廉頗に一騎打ちを挑むのだ。
・再生時間: 25 分
・初放送日: 2014年1月5日



32. 色あせぬ時代

廉頗に一騎打ちを挑んだ蒙ゴウだが、廉頗の圧倒的な武力の前にその矛は届かず、重傷を負わされてしまう。そこに駆け込んできた信も二人の一騎打ちを前に手が出せずにいた。しかし、その戦いの最中、廉頗が大将軍・王騎を侮蔑するような発言をすると、信は怒声を上げ真っ向から廉頗に立ち向かう。そこに敵将・介子坊も現れ戦場は混戦状態に。一方、魏国本陣には行方を眩ませていた桓騎軍が攻め込み、魏国総大将・白亀西を捕えていた。
・再生時間: 25 分
・初放送日: 2014年1月12日



33. 勝利…そして

桓騎が魏国軍総大将・白亀西を討ち取った報せに気付くと、介子坊は戦を五分に持ち込むべく秦国軍総大将・蒙ゴウを討ち取ろうとする。しかし、戦が詰んでいることを感じた廉頗は介子坊を制し、蒙ゴウに和睦を申し入れるのだった。この瞬間、秦国軍の勝利が決まったのだ。改めて廉頗と向かい合う信は、そこで大将軍の条件を突きつけられる。全てに決着が着いた後、飛信隊離脱を決意していた羌カイは、新たな旅立ちへと向かう。
・再生時間: 25 分
・初放送日: 2014年1月19日



34. 軍師の到着

山陽での戦いに勝利を収めた後、王宮で華やかな論功行賞が執り行われた。そして、この戦で武功を上げた信は正式に千人将に昇格したのだ。新生飛信隊は勢いをそのままに新たな戦場へと繰り出すが、今まで作戦立案を行っていた羌カイが抜けた事で連戦連敗を重ねてしまう。それを見かねた蒙恬の紹介により、飛信隊に軍師が新たに加入する事となったが、今まで戦場を共にしていないよそ者の加入に信は大きな拒絶反応を起こしていた。
・再生時間: 25 分
・初放送日: 2014年1月26日



35. 試練と覚悟

連戦連敗を重ね、千人将降格の危機にまで追い込まれた信を助けるべく、飛信隊に軍師としてやってきたのはなんと河了貂であった。しかし、隊内の者には新参者の指示には従えないと拒絶されてしまう。だが、そうなることを十分に知っていた貂は怯む事なく彼らと向き合い、戦場に留まる覚悟を語る。信は貂の決意を真剣に受け止めながらも戦いへの口出しは認めなかった。しかし、その後も苦戦する飛信隊の中で、ついに貂が指揮をとる。
・再生時間: 25 分
・初放送日: 2014年2月2日



36. 上を行く

飛信隊の指揮を任された河了貂は怒涛の如く迫る魏国軍をかわし、飛信隊の立て直しを図った。この急激な立て直しに違和感を感じた敵軍師は飛信隊軍師の力量を測る策を仕掛け、それに気付いた貂は迎え撃つ構えを見せる。そして、貂の指示により飛信隊は圧倒的優勢の状況を作り出し、混乱した敵先鋒隊を一気に葬り去る。敵軍師は慌てることなく次なる一手を打ち出すが、それすらも上回る貂の作戦により飛信隊はついに勝利を収めた。
・再生時間: 25 分
・初放送日: 2014年2月9日



37. 遠雷

河了貂の活躍により、本来の力を取り戻した飛信隊は次々と敵を撃破し、秦国軍は新たな土地の平定に成功した。そして、ここに「山陽東郡宣言」つまり秦国による領土拡大の宣戦布告が行われたのだ。この秦国の動きを見た李牧は大軍を興し、燕軍との戦に動き出す。一方、王宮では呂不韋が相国という地位に上り詰め、さらなる権力を握っていた。この呂陣営の勢力拡大に対抗すべく、政はある場所へと向かう。
・再生時間: 25 分
・初放送日: 2014年2月16日



38. 謀略の舞台

かつて王宮内で反乱を起こし幽閉されていた成キョウと対峙した政は、一派を解放する代わりに打倒・呂不韋への助力を要求する。そして成?は冷笑を浮かべながら、その取り引きに応じたのだ。一方飛信隊は新たな命令で秦国の東の前線基地・東金城へと向かう途中、韓軍に攻め込まれている徐の国を救出する。そのため、当初の行軍予定の道とは別の道で東金城へと向かっていたが、その最中、密かに暗躍する李牧を偶然発見する。
・再生時間: 25 分
・初放送日: 2014年2月23日



39. 新たなる伝説

猛威を揮う呂不韋陣営に対し、王弟・成キョウと手を組んだ政陣営はその力により勢力を盛り返し、思惑通り、王宮内での発言権を持つ左丞相に昌文君を任命させる。しかし、これは中国統一への一歩に過ぎず、政の戦いはさらに激しさを増す事が予兆される。一方、李牧と相対した信は剣を交えた直接対決を行うことになるが、その場では事なきを得る。しかし、未来の大将軍を目指す若き将たちの前には大きな嵐が吹き荒れようとしているのだ!
・再生時間: 25 分
・初放送日: 2014年3月2日





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