谷田部 紫の日々思う事

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最近新聞やネット記事などで『◯◯体験を開催した(例えば結婚式体験や旅行体験など)』という記事を見かけることがあります。

『若者の◯◯離れ』というのはもう10年以上前くらいから聞かれるようになりましたが、世間でも多くの方が言うように、実際趣味の多様化によって今までメジャーだった娯楽を楽しむ人は少なくなったとは私も思います。

ですが体験イベントを開催したからといって、必ずしも効果があるかと言われれば、私はその結果に疑問しか感じられません。

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主な根拠としましては、我々のような若い世代にとって、かつてのバブル期のような『金は天下の回りもの』だった時代は体験したことのないものだからです。

なのでいちどお金を支払ってしまうと、その方が支払ったお金と同じ額を回収するのにはとてつもない苦労が必要…と認識している人も多いので、『財布の紐は固いまま』…という人が今は大多数を占めているものだと思っています。

そういう人に対して『◯◯体験をを開催してみます(開催してみました)』という試みは成功するのか…その効果に対しては大いに疑問に感じています。

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自身の経済力の観点から、特定の趣味を辞めてしまう・始めることすら諦めてしまう人が多いと感じる昨今。
(私もそういう人をたくさん見てきましたし、私自身にも経験があります)

政府や企業などの各団体による『体験活動の展開』だけではなく、一番重要なのは経済を活性化させて趣味や楽しみ・娯楽を諦めてしまう人がひとりでも少なくなるようにするのが、今の社会に求められることなのではないでしょうか？

…少なくとも私はそう思っています。

読んでいただき、ありがとうございました☆

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