谷田部 紫の日々思う事

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最近時々しか聞かなくなりましたが、数年前は「コスパ」単語をよく目にしていた記憶があります。

数年前に、「コスパ」という言葉を多用する人たちが私の周りにそこそこいたため、どういう物やサービスを利用しているのかを調べてみたら、『ただ安いだけのもの』を利用している層が一定数いたことに驚きました。

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個人的に「コスパ」は『コストパフォーマンス』の意味ですので、「価格を抑える」という点では間違いではないとは思うのですが、『どういうところを抑えておくべきでどういう場所には出費を惜しむべきではない』と考えるべきかが、彼らの考えからは見えてきませんでした…（汗）

勿論、安さにこだわるのも重要だと思うのですが、『どのようにして安くされているのか』をみている人が思ったよりも多くない印象を受けました。

ただ、日常的な物…夏の冷感スプレーや食材の組み合わせ等では『安さ』も重要になってくるとは私も思います。

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ただし、個人的に『コスパ』という感覚のために極端に出費を抑えてほしくないのは『一歩間違えば命にかかわるもの』だと思っています。

かつて死亡事故等で問題になった格安ツアーバスは、その安さによって乗務員の労働体制にしわ寄せが行った結果大問題に…ということもあったりします。（給与面だけではなく、安さの追求のし過ぎによる会社の純利益による投資の鈍化など）

…かつて私が教わった言葉に『価格の安さがそのまま自分の命の安さにつながる事がある』という言葉があります。

この言葉以前に私は、『命を預けるもの（例：交通機関）』に関しては、出せるときは極力出費を惜しまない。惜しんでも安全が確保されるなら別の手段も視野に入れて動く。それもできないなら行動は見送る。というように数段構えで行動するようにしております。（ただし、私自身も常にできているかと聞かれれば疑問符ですが、一応の努力はしているつもりです）

皆さんも、安さを追求する時は『どこまで安くしても安心が買えるか』も視野に入れた検討をしてみてほしいと思います。

特に『命を預けるとき』は…

読んでいただき、ありがとうございました☆

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