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2022年04月08日

二人目の出産赤ちゃん

妊娠後期、日本から私の母親が手伝いに来てくれました。日本での仕事を数週間休んでくれたのです。妊娠35週目で、先生から残りの妊娠生活は家で過ごしなさいと退院を許され家に帰ってきました。先生曰く、家に帰ってもすぐ出産になると思うと言われていたのですが、36週になっても何の兆候もありませんでした。母親が日本に帰国する日にちが近づいていました。最終検診の時に母親が帰国することを先生に伝えると、先生はこんなことを言いました。

「あらそうなの!?じゃぁお母さんが帰る前に赤ちゃん見せたいね?明日(37週目)出産しましょうか?」


えっ?しましょうか?ってそんなコントロールなんかできませんけど?と思っていたら、

「赤ちゃんは十分成長しているので、今産まれてきても何も問題はないでしょう。人口破膜をしましょう」

と言うのです。先生が赤ちゃんが入っている膜を破いてくれるそうで、そうするとほとんどの場合、数時間以内に陣痛が来るそうです。その話を母親と旦那に伝え、了解を得て出産をすることにしました。


出産当日、昼11時頃に分娩室がある棟に来るように言われていたので、娘を私の母親に頼み、旦那と一緒に予定通り向かうと部屋に通されました。そして青い手術服のような物に着替えるように言われました。洋服は全て脱ぐように言われ、その手術服に着替えてベッドの上に座りました。

私は無痛分娩を希望していました。Epiduralと言い、脊椎の中の 硬膜外腔というスペースに細い管(硬膜外カテーテル)を挿入し、そこから局所麻酔薬を注入する方法です。背中のどこら辺かがよくわかりませんが背中に針を刺し、麻酔薬を注入する準備が出来ました。その薬を使うことから、食事を取らないようにと言われました。せっかく部屋まで病院食が運ばれてきていたのですが、しかもよりによっていつもの美味しくなさそうなごはんではなく、意外と美味しそうなごはんだったのにもったいない涙ぽろり食べれない私の横で、じゃぁ僕が食べるよ!と呑気に病院食を楽しむ我が夫。普通にムカつきました笑 


そうこうしているうちに、午後1時頃、人口破水をさせるために先生が病室に入ってきました。1分もしないうちにすぐに袋が破かれ、ぬるま湯のような水が出てくるのを感じました。先生が言った通り、破水させてから2時間以内に陣痛が来ました。陣痛の進みが思ったより早く、午後3時くらいから陣痛がやんわりきたな〜と思ったら、4時頃にはもう結構な痛みになっていました。麻酔医がEpiduralを使いますと声をかけて、私の首の後ろあたりから薬を入れました。背中を通して薬が流れていくのを感じました。数分も経たないうちに陣痛の痛みはほとんどなくなり、麻酔薬の威力に驚きました。ただ、薬が効いて痛みはないのですが、お腹の張はきちんと感じられ、陣痛の波がハッキリ自覚できるのです。これはすごい!
麻酔薬を入れて1時間ほど、また痛みを感じ始めました。麻酔医が、もう一回お薬入れますねー!と言いながら第2弾の麻酔薬注入。それに加え、痛みを感じないように、頭をぼーっとさせるためにという理由でガスを吸わされました。口と鼻を全てカバーされました。ここまでしないと消えない痛み、陣痛と言うものに耐えられる女性の体は本当にすごいなと心から思いました。

先生が、赤ちゃんの頭が出てきたよ!と言いながら私に手持ち鏡を手渡してきました。自分で赤ちゃんの頭を見ろと言うことでしたが、私は自分の赤ちゃんとは言え、血だらけで、しかも自分の股を見る勇気がなくお断りしました。旦那は念願の立ち合い出産をし、赤ちゃんの頭が見えたところから、出産する最後まで全てを見ていました。



そしてついに出産。夕方5時半〜6時くらいだったと思います。産声を上げて元気な男の子が産まれました。旦那がへその緒をはさみで切ってくれたのですが、思った以上にすごく固かったそうです。そのくらい強いへその緒で母親の母体と赤ちゃんがつながっているのですね八分音符


赤ちゃんが無事に生まれたのは良かったのですが、この後まさかの吐き気との闘いでした。日本で出産した時は、産んですぐはベッドから動くなと2時間ほど休ませてもらってから部屋に移動したのですが、オーストラリアの病院では、産んだらすぐに別部屋に移動してね〜と言われます。えっ?もういいの?と思い、わかりましたーと言いながら起き上がろうとした瞬間、ものすごい吐き気に見舞われ、あー無理!!!起きれない!と叫びました。起きたら吐く!!と看護師さんに言うと、じゃぁ一旦横になってと言われ、様子を見ることにしました。先生曰く、麻酔が強すぎたのだということでした。麻酔自体は2回注入しているし、その後ガスまでも使用しているので、体がついて行けなかったようです。その後2時間くらいその場で休ませてもらってから起き上がることが出来、別部屋に移動しました。


無痛分娩を考えている方がいらっしゃいましたら、この産後の副作用的なものも視野に入れていたらいいかもしれませんね!!



こうして無事、私の母親が日本に帰国する前に出産を終えることが出来、息子と対面させることが出来ました黄ハート











posted by Mookie at 21:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 子育て
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