万屋代行

【東京喰種トーキョーグール】第3話 白鳩
人間とグール両方の道を模索することになった金木は、芳村店長のすすめで「あんていく」で働くことに。グールの生き方を学ぶ中で、金木は何を思うのか。

冒頭
笛口医師の元へアオギリの樹のヤモリが現れる。
先日なくしたものをまた作るように笛口に依頼する。

あらやだ笛口さんの旦那さんってお医者様でしたのね。
それにしてもオリジナル要素がどう原作に絡むのか気になります。

コーヒーの淹れ方を芳村から教わる金木。

「あんていく」は20区のグールが集う場所であり、人間のお客も訪れる。
金木はグールは世間から身を隠すべきだと芳村に言う。
芳村「人間は我々グールにとっては生きた教本なんだ。それにね、私は好きなんだよ人がね」
これはやっぱり店長の過去からくる言葉ですよね。

「あんていく」で働くことになった金木の様子を見に訪れるヒデ。
どんだけ友達思いなんだ。
トウカちゃんは猫かぶりさすがです。

ヒデにグールだという事をばれないようにしろと金木に釘を刺すトウカ。
もしばれてしまった時は殺すと彼女は断言する。

直後、雨に濡れた親子が店を訪れる。
笛口リョーコと娘のヒナミだ。
リョーコは深刻な声で芳村を呼ぶ。
不安な表情を浮かべるヒナミ
そんな目で見られらたら内蔵の一つや二つあげたくなりますわ、ぐへへ。

これから笛口親子を世話するというトウカの言葉に、質問をぶつける金木。
トウカ「ニャーニャーうっさいんだよ!! なんにもできねえくせにっ」
ニャア!!

トウカは箱持ちの話を知っているかと金木に問う。

CCGでは今後のグールの動きに関しての対策会議が行われていた。
11区、組織、戦争。
やはりアオギリ編までいくのですね。

亜門はジェイソンが大食いと接触した形跡とその物的証拠（ペンチ）を提示する。
どうやらこのペンチのようなものは、クインケ鋼でできている模様。
要はグールの体を傷つけることができる金属ですかね。

真戸と亜門はその線から20区を担当することになる。
真戸さん声合ってますわ。

駆逐系中年です。

一方「あんていく」では、芳村から人間の食事を食べる訓練を教わる金木。
前回西尾先輩がタイ焼き（馬の糞）を食べてたシーンの補足ですね。

金木「パンは無味無臭のスポンジみたいだし、チーズなんか乳臭い粘土みたいな質感で」
激まずグルメリポーターの金木さん。

空腹を紛らわすため訳あり角砂糖をもらう金木。
人肉を加工して食べれるんだったら、もう少しレパートリーがあってもいいかもですね。

そして金木は食料調達に四方（ヨモ）という男と行ってきてほしいと芳村に頼まれる。

食料調達の内容を知らされないままヨモと目的地に到着する金木。
そこは山道の深い崖で、金木は不注意から落ちてしまう。
ヨモさんもっと早く言ってあげてください。
赫子を出しなんとか無事に崖下に降りた金木。
しかし、金木はそこで人間の死体を発見する。

それは自殺死体であり、「あんていく」は自殺者をターゲットにして食料調達を行っていたようだ。
合掌なんだろうけど、いただきますにも見えます。

ジェイソンの手掛かりを追う真戸と亜門。
グールには容赦ありませんね。

芳村からマスクを作れといわれた金木。
次の日トウカに案内され、マスク製作をしているウタの元を訪れる。
女子高生とデートですよ、デート!!クレープ食べに行こう、藤宮さん!!
ありがとうございます!!ありがとうございます!!

見た目はハードだが、ソフトな対応のウタさん、ヒアリングもちゃんとしてます。
赫眼は常に発動状態なのが、むしろ似合う。

ウタ「君はあれだね、同世代より年上のお姉さんに可愛がられそう」
可愛がられ過ぎて、殺されかけました。

トウカについてどう思うかについて金木は「怖い」と答える。
草食系（ある意味違う）の印象としては、やっぱりそう映りますよね。

しかし、ウタは人間社会で必死に生きているトウカを「努力家」だという。
グールが人と関わる理由を考え始まる金木。

帰り道。
金木は意を決し、トウカにヒナミに何があったのか問う。
自分にも何かできないかという金木の気持ちに押されたのか、トウカはヒナミの事情を話す。

父親と離れて暮らす事になったことで、ヒナミは不安になっているらしい。

話を変え、金木は先ほどのマスクを何に使うのかトウカに聞く。
白鳩・・・グール捜査官と戦闘になった際に、自分達の素姓がばれないようにするため、マスクを被るという。

あくる日
金木はヒナミの様子を伺いに部屋の扉を開ける。
するとそこには人肉を食すヒナミがいた。
お食事中失礼!!ランスロウの指よければ1本いかがです？

あまりの光景に驚く金木は、その場から逃げるように立ち去る。
女の子は食べる所を見られたくないのだと金木に教示する同僚の古間（作中最強クラスの男？）。

金木は謝罪ついでにコーヒーをヒナミに持っていく。
コーヒーを置いてすぐさま立ち去ろうとする金木をヒナミが呼びとめる。

ヒナミ「あの・・・お兄さんってどっちなんですか？」
どちらかというと紳士かな。

人間ともグールとも違う匂いから疑問に思ったのだろう。
金木は自分の事情を話す。

気まずそうにするヒナミ。
話を変えようと金木はヒナミが書いていたイラストを褒める。

金木「あ、かわいいイラストだね。何の動物？」
ヒナミ「お、お父さん…」
お父さんもしかしてふなっしーと同じ妖精さんなのかな。

金木はお父さんという言葉に何かを感じ取り、ヒナミを励ます。
そして今度はヒナミが持っている本に目がいく。

それは金木が好きな小説家高槻泉の短編集「虹のモノクロ」の本だった。
オタク特有の食い付きを見せる金木。

金木「ヒナミちゃんはどの話が好きなの？」
ヒナミ「え、えと・・・こよとき・・・あめ？」
漢字が読めないヒナミちゃんどっかのネコサンダー並に可愛いです。

学校に通っていないヒナミに、時々字を教えてあげようかと提案する金木。
ヒナミはそのことに大変喜ぶ。
ヒナミ「お兄ちゃん、ありがとう!! 」
原作より可愛いなヒナミちゃん。

一方真戸達は街のグールを餌に情報を集めていた。
なんでグールすぐ死んでしまうん？

すっかり元気を取り戻したヒナミ。
「あんていく」もどこか明るくなったように感じる。

だがそこに赤いスーツを着た男が現れる。
花マン!!変態花マンがキマシター!!変態役に宮野さんすっごく似合ってます。

おまけ
鳥が怖く逃げるトウカちゃんを追いかけるヒナミちゃんの後を追いかけたいランスロウ。

今週は登場人物が一気に増えましたね。
しかし、物語に負荷のかからないオリジナル要素と進行ができてて比較的丁寧な作りか思います。
この状態を維持しつつ最終回までいってほしいです。

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