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posted by fanblog

ちゃんと今回はアニメに戻って自分が好きな作品をちょいちょいと上げていこうかなと思います。
今回紹介するアニメは機動戦士ガンダムF91



監督はもちろん富野監督。

逆シャアのかなり後の世界を描いている。

やっぱり世界は地球連邦が支配しているw
新たに出てきるのが、貴族純血主義のコスモバピロニア。彼らがコロニーに対して侵略をし始めたというのが物語の始まりだ。

とても残念なのが、当初の予定でいけば、映画の後、テレビシリーズが始めまる予定で企画された作品だったということ。

おそらく企画の途中でTVドラマの件が立ち消えた為、どうにか映画で完結しようという意識が見られる。


しかし、一番重要なテーマが解決されていない。

この作品は貴族主義という考えを如何に打破していくかという話だったはずだ。

貴族の腐敗を描きたかったはずなのだが、時間の関係でそれが出来なかった。

その為、貴族主義のいい面のみ描かれてしまったまま放置という点にある。

また、人間関係の構築が映画の為、あまりにも早すぎて展開に疑問を持ってしまうこともある。

かなり残念な点ではあるが、おそらくテレビシリーズになってしまうと、黒富野というか、人間の業が凝縮されて一般的な物にならなかった可能性ある(ファンとしてはそれも好きなのだか)

もちろんこの作品でも富野監督の親子に対するコンプレックスが詰まっていて、ヒーローとヒロイン、それぞれの親はひどく描かれている。

ターンエーの癒しを読んで分かったが、監督は親というものを信じていない。親の堕落をかなり織り込んでしまっている。

おそらくおれは自分の原体験によるものだろう。

富野監督の手癖で作られた物語といってもいいだろう。

富野ファンにおいては大変うれしいものであるが、これが多くの人に理解し、見られるというのは難しいかもしれない。

しかし、様々なSF描写には驚くばかりだ。やはり今までに無い画面設計に挑戦している。しかもそれが恐ろしくかっこいいのだ。

戦闘シーンはどうやら、ガンダム0083のスタッフがやっているだけあって、スピード感と迫力がすさまじく、映像の快楽になっている。

富野監督の映画の中でいけば、逆シャアとF91がオリジナルというか、総集編では無い映画の企画であるのだが、両方共面白い。特に逆シャアは評価が低すぎる。

できれば、富野監督が死ぬ前に映画のみの単体の企画を立ててもらいたいものである。

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