2014年10月04日
台風19号発生、過去の19号は「りんご台風」の呼び名も
日本列島は台風18号が近づき、
台風被害の警戒のさなか、
南海上に台風19号が発生しています。
過去の台風19号の中で、
「 りんご 」台風と言ったら・・・、
思い出しませんか?
≪気象庁アメダスより≫
台風18号は
沖縄県大東島地方に接近しており、
速度を落としてますので、
進路を変え始めています。
今後、西よりの方向から、
北〜東寄りへと向きを変え、
太平洋沿岸を沿うように
東北東進するものと思われます。
台風19号は、
この台風18号のたどった進路を、
沿うように進んでおり、
台風を取り巻く気圧配置や、
偏西風の動きが、
現在とあまり変わらなければ、
台風18号と酷似した勢力と
動きをするかもしれません。
気象庁は、
大きな被害が出た台風に、
命名をすることがあります。
古くは、
「洞爺丸台風」
「伊勢湾台風」
「宮古島台風」など・・・、
誰しもが、知っている名前だと思います。
気象庁としては、
この台風は「命名」しませんでしたが、
23年前の1991年(平成3年)の、
台風19号は別名「りんご台風」と
呼ばれることがあります。
≪気象庁アメダスより≫
長崎県をかすめ、
日本海を高速で通過した、
この台風、りんごの収穫が迫っていた、
東北地方を右に見ながらのルート・・・、
台風の進行方向右半円は、
風が強くなりますから、
この地域は暴風が吹き、
東北地方、とりわけ青森県津軽地方の、
りんごが落果し、大きな被害が出ました。
この出来事により、
東北地方では別名「りんご台風」と、
呼ばれている所以です。
台風は空気の渦巻きです。
風の動きは低気圧の1種ですので、
反時計回りに回っています。
ですので、
進行方向の右半円は、
台風自身の風と台風を移動させる周りの風が
同じ方向に吹くため風が強くなります。
進行方向の左半円は、
台風自身の風が逆になるので、
右半円に比べると
風速がいくぶん小さくなります。
このことから
右半円のことを、
「危険半円」
左半円のことを、
「可航半円」
と呼んでいます。
今回の台風18号、
勢力が強いまま接近するので、
仮に危険半円の範囲外だったとしても、
元の風の強さが強いので、
暴風には警戒が必要です。
天気が荒れる前に、
万が一のため、
防災用品の点検補充は、
お早めになさってください。
電池、水、保存食など、
点検し、必要なものは今のうちに、
補充を!
「防災セット」の検索結果を楽天市場で確認する
今日現在、東シナ海にある台風18号の予想進路が
りんご台風に酷似しているのが気になります。
東北・北海道では雨もそうですが
今回は「風」にも十分気を付けたいですね!
ご覧いただきありがとうございました。
台風被害の警戒のさなか、
南海上に台風19号が発生しています。
過去の台風19号の中で、
「 りんご 」台風と言ったら・・・、
思い出しませんか?
台風18号と台風19号現在と進路予想
≪気象庁アメダスより≫
台風18号は
沖縄県大東島地方に接近しており、
速度を落としてますので、
進路を変え始めています。
今後、西よりの方向から、
北〜東寄りへと向きを変え、
太平洋沿岸を沿うように
東北東進するものと思われます。
台風19号は、
この台風18号のたどった進路を、
沿うように進んでおり、
台風を取り巻く気圧配置や、
偏西風の動きが、
現在とあまり変わらなければ、
台風18号と酷似した勢力と
動きをするかもしれません。
台風と気象庁と命名
気象庁は、
大きな被害が出た台風に、
命名をすることがあります。
古くは、
「洞爺丸台風」
「伊勢湾台風」
「宮古島台風」など・・・、
誰しもが、知っている名前だと思います。
台風19号とりんご
気象庁としては、
この台風は「命名」しませんでしたが、
23年前の1991年(平成3年)の、
台風19号は別名「りんご台風」と
呼ばれることがあります。
≪気象庁アメダスより≫
長崎県をかすめ、
日本海を高速で通過した、
この台風、りんごの収穫が迫っていた、
東北地方を右に見ながらのルート・・・、
台風の進行方向右半円は、
風が強くなりますから、
この地域は暴風が吹き、
東北地方、とりわけ青森県津軽地方の、
りんごが落果し、大きな被害が出ました。
この出来事により、
東北地方では別名「りんご台風」と、
呼ばれている所以です。
平成3年(1991年)台風第19号
9月25日〜9月28日
長崎県に上陸。
全国各地で猛烈な風による死者多数。
各地で倒木。
りんごなど農業被害甚大。
高潮害・塩風害顕著。
≪気象庁アメダスより≫
「危険半円」と「可航半円」
台風は空気の渦巻きです。
風の動きは低気圧の1種ですので、
反時計回りに回っています。
ですので、
進行方向の右半円は、
台風自身の風と台風を移動させる周りの風が
同じ方向に吹くため風が強くなります。
進行方向の左半円は、
台風自身の風が逆になるので、
右半円に比べると
風速がいくぶん小さくなります。
このことから
右半円のことを、
「危険半円」
左半円のことを、
「可航半円」
と呼んでいます。
「危険半円」でなくても警戒を
今回の台風18号、
勢力が強いまま接近するので、
仮に危険半円の範囲外だったとしても、
元の風の強さが強いので、
暴風には警戒が必要です。
万が一のため防災用品の点検補充はお早めに!
天気が荒れる前に、
万が一のため、
防災用品の点検補充は、
お早めになさってください。
電池、水、保存食など、
点検し、必要なものは今のうちに、
補充を!
「防災セット」の検索結果を楽天市場で確認する
2017年9月16日追記
2017年台風18号が似ている経路を・・・
2017年台風18号が似ている経路を・・・
今日現在、東シナ海にある台風18号の予想進路が
りんご台風に酷似しているのが気になります。
東北・北海道では雨もそうですが
今回は「風」にも十分気を付けたいですね!
ご覧いただきありがとうございました。
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