2019年02月24日
十把一絡げズ 第67回 「御恩と奉公」
こんにちは、酒保です。
今回は御恩と奉公をテーマにしていきましょう。
御恩とは、鎌倉将軍が御家人に土地を与えたり、先祖から伝わる土地の所有を認めること。
奉公とは、御家人が将軍に忠誠を誓って戦うこと。
ここで大切なのは、御恩とは「褒美」ではあるけれど、「お金」或いは「宝」ではないということです。
あくまで「土地」を媒介とした褒美なんですね。ここを間違えるとテストでもを食らいますよ。
なぜ土地を媒介とするのか、というと土地があればすべてがそろうからです。
ここでいう土地は、土地と人民がセットとなっていますので、そこからは毎年収入があります。
そして、そこには税を徴収するための仕事(地頭)やそこを納めるための軍事力(守護)が必要となるため、役職もあります。
また、先祖代々の土地を認めてもらうことで、よそ者に取られて不本意な統治を受けることもなくなるわけで、土地をもらうことには大きな利があったと見れるでしょう。
ただ、昔学習したことをうろ覚えで書いているところもあります。
今回のテーマとしては、前半のみで中学の歴史としては完全となります。それ以降の話は今回裏付けが取れなかったので、半分字数稼ぎです。
とはいえ、こういった歴史の「なぜ」「どうして」を考えることには大きな意味があります。
「なぜ」「どうして」と思うことを自分で調査することが、歴史に限らずすべての学習を面白くする唯一の方法です。
皆さんも、ぜひ不思議に思ったことに仮説を立てて、調べてみるという勉強を試してみてください。
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