2019年01月05日
十把一絡げズ 第34回 「遣唐使」
こんにちは、酒保です。
今回は遣唐使についてやっていきましょう。
遣唐使は聖徳太子が始めた遣隋使の流れをくむ取り組みです。
内容も同じように、中国の進んだ文化や制度を学ぶことを目的としています。
この時期の中国は日本よりはるかに高度な文化・制度を持っていたため、それを学ぶことで日本をよくしていこうという考えでした。
しかし、この取り組みは唐の衰退を以て終わりを告げることとなります。
平安時代に入り、菅原道真が遣唐使制度を廃止するのです。
理由はいろいろあるようですが、時代が平安になり、日本の文化・制度も成熟してくると危険を冒してまで唐に人材を派遣する必要がなくなった、というのが最も大きな理由のようです。
実際、この後の日本は、これまで学んできたものを日本流に改変させ、独自に発展させていきます。
遣唐使を廃止したことは、これまでずっと続いてきた中国の後追いをやめたことに大きく影響を与えているのです。
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