2018年12月16日
十把一絡げズ 第29回 「壬申の乱」
こんにちは、酒保です。
今回は壬申の乱です。
壬申の乱は、中大兄皇子こと「天智天皇」が崩御された後、皇位をめぐって起こった争いです。
日本書紀によれば、天智天皇はもともと弟の大海人皇子を次の天皇として皇太子に指名していたが、のちに息子の大友皇子を太政大臣に指名して、こちらを後継者にする動きもできてたそうです。
それにより、大海人皇子は一旦大友皇子を推薦し、出家しました。つまりはお坊さんになったというわけです。
しかし、天智天皇が崩御されると、大海人皇子は挙兵して、京へと向かいました。
細かい戦争記録は省きますが、その戦いにより、大友皇子は自害。
大海人皇子は天武天皇として、天皇の座につきました。
日本の歴史において、後継者争いは、教科書に載っているだけで2回あります。
この壬申の乱と室町時代の応仁の乱です。
どちらも、弟と息子が争ったものです。今回のテーマでもある壬申の乱は天皇の座を弟と息子が争って弟が勝ちました。応仁の乱では室町将軍の座を弟と息子が争って息子が勝ちます。
とはいえ、中学社会の領域では「皇位をかけた跡継ぎ争い」であることと「天武天皇が勝って皇位についた」ということ以外は覚える必要はありません。
それ以上は趣味で覚えればよいことなので、興味を持ったらぜひ詳しく調べてみてください。
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