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2019年12月27日

年末に里芋を炊いて思い出したことなど。

こんにちは。
くり子です。

昨日は里芋を煮ました。
沢山頂いたからです。
頂いたのは父で、高校の同級生から貰ったようです。
「煮物にするのは面倒なので、味噌汁にでも入れるわ〜。」と言っていたのですが、開けてみたら沢山あり、味噌汁でははけそうにないので、煮物にすることにしました。

・・・・・・・・・・・・・

年末、母は毎年おせち料理を作っていました。
大勢の人で賑わう青空市場に家族全員で買い物に出かけ、ありったけの食材を仕入れてきます。
大根や人参、白菜などの野菜は新聞紙に包んで玄関先に保存します。(昔から、雪こそあまり降らないですが、冷蔵庫ほどに寒かったですからね)半身で買ってきた鰤は適当な大きさにカットし、刺身用と焼魚用に分け、1回分ずつに小分けしてラップで包み冷蔵庫と冷凍庫に保存します。
そして、おせちづくりを始めます。
一日中ガスを使って料理するので、センサーが異常感知してガスが止まったこともあります。(以後は、ときどきガスを使わない時間を設けながら料理していました)
まずは干し椎茸や昆布を戻し、エビを茹で、それらから出た出汁を用いて、椎茸・昆布・蒟蒻・高野豆腐・金時人参・蓮根・慈姑・牛蒡などを順番に煮しめていきます。そして最後に里芋を炊いていました。出汁が濁るからだそうです。

最後に、最初につくった澄ましのだし汁でおつゆを作って、年末の年越しそば用と、お雑煮用にします。
台所では、母とくり子が二人で料理していました。
父と兄はどうしていたんだろう・・・。
父は多分年賀状を書いていたかな。いつも31日の深夜にポスト(郵便局)に持って行っていたから・・・。
兄は・・・多分TVでも見ていたんじゃないかな。時々、(手が離せなかったり、汚れていたりする)母に「玄関から大根持って来て。」とか「冷蔵庫にこれ仕舞って。」「この大根に塩振りかけて。」とか頼まれていたような。
そして、料理しながら散々味ききさせられていたくり子は、お正月にはおせち料理をそんなに食べたくなかったです。(笑)

そうやって母に教えてもらったおせち料理ですが、くり子一人では作ったことがありません。
嫁に出てからも、年末にはおせち料理づくりの手伝いに実家に行っていましたが、しょせんお手伝いです。

さて、このおせち料理(煮物)の工程の最後に出てきた里芋の煮物。
昨日は、前をすっとばして、里芋だけ煮ました。
米のとぎ汁で下茹でして。(そんなことを母はやっていなかったが、料理を扱ったTVドラマでやっていたので)
出汁は椎茸でも昆布でも海老でもなく、市販の簡易なだしパックを利用させてもらいました。

問題は・・・、父と旦那様はあまり里芋が好きではないこと。
父は嫌いだと認めませんが、常に残っているので。
この煮物もくり子がほとんど食べることになりそうです。
ああ、また太ってしまふ。

さて、おせち料理の思い出を記したところで、今年のブログはおしまいにしようと思います。
(気が向いたら書くかもしれませんが)
一年間、愛読ありがとうございました。
皆さま、どうぞ良いお年をお迎えくださいませ。



タグ:思い出
posted by くり子 at 07:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 思い出
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くり子
晴耕雨読を目指す女性。 最近すっかり「手ぬぐい・モンペ」に馴染んでしまったため、 危機感をおぼえ、モンペの下にジーンズ着用。 更に危ない人物になりつつある。
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