こんにちは。
くり子です。
今日、実家の新聞購読中止の手続きをしました。
父は若いころからずっとカープファンです。
それなのに購読新聞は地元紙ではありません。
なので、スポーツ欄は、カープが勝っても小さな記事で、紙面のほとんどは巨人のニュースばかりです。
「お父さん、何でこの新聞なの?」と聞くと、
「一番最初に勧誘に来た新聞販売店だから
」と。
「この新聞を止めて、地元紙をとったらいいんじゃない?」と提案してみると、
「おお!それが良いな〜。
」と。
善は急げ!で、すぐに販売店に電話しました。
「新聞の購読を5月末まででやめたい。」と。
すると「私にストップを受ける権限が無いので、上のものに伝えておきます」とのことでした。
しばらくすると販売店の代表の人がやってきました。
父は言い負かされるタイプなのでくり子が対応します。
販売店の人が「なぜ止められるのですか?」と。
「いや〜。うちはカープファンじゃけえ、紙面が面白う無いわけよ。分かるよね?」とバリバリの広島弁で答えると、彼は洗剤を出しながら
「実はここだけの話、カープ戦のチケットが手に入ったんです。それをお譲りするので・・・あと商品券なんかも・・・」と。
「いや、『カープ戦のチケット』言うても1回だけじゃろ?新聞は毎日見るもんじゃけえ、面白うない日が毎日続くのもね〜。」と断りました。
すると、彼も粘ります。
「新聞を継続していただけると、毎年チケットお渡しできますよ」と。
「それでも、年に1回よね。
・・・まあそれでもこの先、有力選手がおらんなって、カープが面白うなくなって、巨人ファンになることがあったら・・・お宅にまたお世話になるわ。」
と断りました。
販売店の彼も粘るので、10分ぐらいは勧誘され続けていました。
彼もアウェイの地で大変だと思うのですが、かといって、ここは譲れませんでした。
その様子を台所からこっそり見ていた父は、
「どうな?勝ったんか?ご苦労さん。
いや〜くり子が居るときに販売店の人が来てくれて良かったわ〜
」と。
さ〜て、次はどこの新聞を購読しましょうか?