くり子です。
今回の本は『嵯峨野花譜』。
価格:1,500円 |
大覚寺の修行僧・胤舜が花を活けながら自分の境遇を知り成長していく連作短編集。
水野忠邦が主要な人物として出てくるのだが、胤舜との関係についてはフィクションなのか実話なのか気になるところ。
日本史を選択していなかったため、水野忠邦については名前くらいしか知らないのだけど、バックボーンが詳しく書かれており、興味深く読み進めた。
生け花や人物に対して、しっとりとして丁寧な描写をしてあり、淡々と話が進むのだが飽きることなく最後まで楽しめる。
タグ:本
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