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2018年10月09日

祓えない呪い「あなたに憑いているのは 祓えるようなものでは無い。よく今まで生きてきたね」【怖い話】




私の家って
幽霊とかみえたりするっぽくて、
私がはじめてみたのは小学生の頃。


じっちゃんの家(山奥の村的なところ)に
夏休み帰ってたの。


じっちゃんの家は結構でかくて、
柿の木を植えていたのね。

そこに全身真っ青な服を着て
帽子を深くかぶってる人がたってたの。


郵便の人かなって思って、
郵便の人に近寄ろうとしたら じっちゃんが

「見るな」

って言って私の目を手で塞いだのね。

訳がわからないままじっちゃんの家に入って
一日外に出してくれなかったの。


後から聞いた話で、悪い霊らしく
私を連れていこうとしてたんだって。


それから何度も見えるようになって、
修学旅行先とか学校の通学途中とか塾帰りとか
よく霊と遭遇してたの。


地元にいるうちは私の友達とかが
よく助けてくれたの。


前あったのが、友達に

「○○!(名前)」

って呼ばれて腕をひかれたの。

そしたら私の目の前スレスレで
トラックが突っ込んできたの。

「なんでいきなり歩き出したの!」

って怒られたんだけど、

私は確かに立ち止まってたし動いてなかったの。

友達とも学校の話だってしてたのに、
それを言ったら 私は一人でいたみたいで
いきなり赤信号を歩き出したって言われたの。


私の周りで良くないことが起きてる!

ってその時感じたのね。

↑までが中学の時。


高校にあがると同時に、
私トラックにはねられたのね。

両足ぐちゃぐちゃになって入院。

事故をした時に見たのはさ、黒髪の女性なの。

ぼんやりとした意識の中鮮明に覚えてる。


退院してからもその女の人に
つけられているみたいで

事故にあったり、
目の前に物が落ちてきたり
怖かったのは実家に一人で留守番してたとき
いきなりキッチンから炎があがったかこと。

火を付けっぱなしにしてたわけでもないし、

火のつくようなものも周りにおいてなかったの。

でも勢いよく炎が燃え上がって
火傷をおったことがあるな。


親も霊感があった人だから、
私の異常事態に気づいたみたいで お寺に行ったの。

でも、祓ってはくれなかった。


「○○さん。酷な事を言うようですが、
 あなたについているのは
 あなたの家を恨んでいる女の呪いだ。

 祓えるようなものでは無い。
 よく今まで生きてきたね。」

ってどこのお寺の人にも言われたの。


呪いが私になぜ来たのかはわからないけど、
私が死んだら家族の誰かにいくらしい。

数珠やお守りを持っても割れたり、
壊れたりして効果なし。


今19だけど長生きしそうにないらしい。


最近体のあちこちが
悪くなってきてるみたいで、
今この文を親に書いてもらってる。

もう、しゃべることも体を動かすこともきつい。

死を待つだけになってしまったの。

霊感強いって得じゃない。

多分その女の人は私が見えるって分かって
とり憑いたんだろうな。


唯一の愛娘なのに、娘の命を奪われそうなのです。

人生で一番恐ろしい話ですよ。





posted by kowaihanashi6515 at 23:45 | TrackBack(0) | 洒落怖
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