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shu
今までに世界37ヶ国を旅しました。 見たモノ、感じたモノを綴ります。 僕のコトバを読んでくれる方、 メルマガの配信登録をお願いいたします: http://www.geocities.jp/shumatts_jp/kotoba/
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2007年03月30日
●間違いだらけの慣用表現
慣用表現を間違いないよう、気を付けたいものです。 1.「口をつむる」 2.「二の舞を踏む」 3.「的を得た意見」 4.「謙虚さを念頭に入れて行動する」 5.「去年の雪辱を晴らした」 さて一体、いくつの間違いがあるでしょうか? 答えは、”全部”です。 1.「口をつぐむ」が正解です。 漢字で「噤む」と書きます。硬く閉ざして、意識的に何も喋らない、 というニュアンスがあります。 2.「二の舞を演じる」が正解です。 「舞」は演じるのであって、「踏む」のではありません。 ちなみに「二の舞」とは、舞楽(*)で、「安摩(あま)の舞」のあと、 その舞をまねて、二人の男女が面白おかしく、舞う舞いのことで、そこから、 前の人と同じ失敗を繰り返すことを「二の舞を演じる」というように なった、とのことです。 3.「的を射る意見」が正解です。 「的」は矢で射(い)るものです。 4.「謙虚さを念頭に置いて行動する」が正解です。 「念頭」とは、「心の中」を表す言葉で、いわゆる髪の毛のある頭 そのものではありません。したがって、「心の中(念頭)に置く」 となります。 5.「去年の雪辱を果たした」が正解です。 「雪辱」とは以前に受けた「辱(はじ)」除き去ることです。 したがって、「晴らす」のではなく「果たす」のです。 * 舞楽⇒ http://www.kyoto-ap.ne.jp/gagaku/bugaku/bu-top.htm 以上は、「日本語診察室」という、新聞のコラムで 勉強しました。 「正確に知る」ことの大切さを思い知りました。 毎日配信する僕のメルマガにも、文章の間違いが 沢山あるに違いないと思うと、恥かしいかぎりです。 お気づきの点がありましたら、どうぞメールにて、 ご指摘いただけますよう、お願い申し上げます。 では。 メルマガ「1日1分1語」、編集後記の転載です: http://www.geocities.jp/shumatts_jp/kotoba/ 写真は、文章と直接関係ありません。 ↓↓↓↓

Posted by shu at 10:52 | 日本語診断 | この記事のURL
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