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仕事ができれば出世する。
当たり前のことですが、聖徳太子の時代は違いました。
豪族の家柄で役職が決まり、個人の能力や功績は無関係。
“できるけれども身分は低い”者には、まったく将来のない、やる気の出ないしくみでした。
そこで、聖徳太子は家柄にとらわれず、才能や功績のある人を役人に取り立てる制度を、603年に定めました。
それが、冠位十二階です。
これで、人材登用の道が開かれました。
なぜ十二階なのかというと、位が12に分かれていたからです。
そして、位に合わせて、冠(かんむり)の色も分けていました。
今日の毒言
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覚えたつもりというあいまいな記憶は、数日後には、ほぼ忘れていることでしょう。
ヘタをすると、その日のうちに、脳みそから抜け落ちているかもしれません。
しっかり覚えてこそ、テストで答案を書くことができます。
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タグ:冠位十二階