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2019年12月31日

歴史24・冠位十二階(かんいじゅうにかい)

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 仕事ができれば出世する。

 当たり前のことですが、聖徳太子の時代は違いました。

 豪族の家柄で役職が決まり、個人の能力や功績は無関係。

 “できるけれども身分は低い”者には、まったく将来のない、やる気の出ないしくみでした。

 そこで、聖徳太子は家柄にとらわれず、才能や功績のある人を役人に取り立てる制度を、603年に定めました。

 それが、冠位十二階です。

 これで、人材登用の道が開かれました。

 なぜ十二階なのかというと、位が12に分かれていたからです。

 そして、位に合わせて、冠(かんむり)の色も分けていました。

今日の毒言

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 覚えたつもりというあいまいな記憶は、数日後には、ほぼ忘れていることでしょう。

 ヘタをすると、その日のうちに、脳みそから抜け落ちているかもしれません。

 しっかり覚えてこそ、テストで答案を書くことができます。

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タグ:冠位十二階
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コロ丸
塾講師・文筆業をしています。 塾では、小・中学生を教えています。イラストは素人なので、ヘタなのは勘弁してください。 『簡単中学歴史』、『勉強嫌いの勉強法』、『受験勉強の戦略』を電子書籍で出しています。
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